二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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君と僕。 〜空と海と山〜
日時: 2012/03/04 21:10
名前: 睦月 (ID: ad5ZdhUW)

KBです。

いや…まだ完結していないのがあるんですけど…。

書きたいので書いちゃいます。

最後までいけないかもしれませんがよろしくお願いします。

あと、マンガは1〜4巻までしか見ていないので、もしかしたら話が似ているものがあるかもしれません。

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Re: 君と僕。 〜空と海と山〜 ( No.1 )
日時: 2012/03/04 22:16
名前: 睦月 (ID: ad5ZdhUW)

プロローグ   〜山〜

「なんかさぁ…オレ達って…」

「どうかした?」

「青春っていう名の青春をしてないよねっ!」

——冬のある日の帰る時、千鶴がそんなことを言い出した。

「そうですけど…それがどうかしたんですか?」

「いやいやいや。それがどうかしたんですか?じゃなくてさぁ…」

「つまり千鶴は恋愛をしたいと?」

「また合コンごっこか?あれは二度としねえぞ。」

祐希はマンガから目を離さずにそう言い、要は後ろを振り向くこと無くそう言った。オレはただ無言で千鶴をみつめた。

「冷た〜い。そんなんじゃオレ…泣いちゃう。」

「勝手に泣いてろっての。」

「うっ…。じゃあさぁ、山にキャンプに行こうっ!」

「ハ?」

「いいでしょ?山って行ったこと無いし!」

山…?この寒い時期に?それはまた大胆な…。

「マンガとアニメが無いと生きていけません。」

「っていうか遊ぶ暇があるんなら勉強しろよ。」

「でもいいですね。山に行くっていうのも。」

「甘やかしちゃダメだって。そんなんだから千鶴は成長しないんだよ?ねぇ。」

祐希がオレの方を向く。なぜか言葉がうまくでない。

「…まぁそうだけど…。」

「春ちゃん行きたいの!?じゃあ私も行く。」

「じゃあって何だよ!メリーのくせに!」

「なっ!?」

……。なんか…ノリで行っちゃいそう。





Re: 君と僕。 〜空と海と山〜 ( No.2 )
日時: 2012/03/06 19:07
名前: 睦月 (ID: sB2BNYQJ)


〜山〜 by悠太

「じゃあ多数決でどうだ?それなら文句も何もねぇだろ」

「おっ。いいねぇ、さっすが要っち。」

多数決…。どっちにしよう?

「じゃあ…行きたくない人〜。」

——手を挙げたのは祐希と要。…とオレ。

「じゃあ行きたい人〜。」

——手を挙げたのは春と千鶴と…(以下省略)

「…えっと、3対3…ですね。」

というより…

「6人なんだからそうなる可能性大だったね。」

「はぁ。じゃあもう1回やる…」

「待ちたまえ諸君。」

「?」

要の言葉を千鶴が遮った。その顔はとても満足そう…?

「手の数は3対4だから山行くこと決定だよね。」

「ハァ?何言い出すんだよ。」

Re: 君と僕。 〜空と海と山〜 ( No.3 )
日時: 2012/03/10 06:26
名前: 睦月 (ID: .JbKK/Zg)


〜山〜 by作者
「ふふん。要っちたちは重大なミスを犯しているのだ。」

「何だそれ。」

「オレは両手を挙げていたから3対4なのだよ!!」

「……。」

「……。」

——全員沈黙。呆れて言葉が出ないってやつ。あ…。千鶴はとっても満足してるっぽいけど…。

「それってアリなの?」

悠希が千鶴に訊く。

「当たりま…」

「えなわけねぇだろっ!!」

要のパンチが千鶴の腹に決まり、千鶴が腹を抱えてしゃがみこんだ。

「ツウ〜〜〜〜!!痛い!マジで痛いよ!?」

「ああ。そりゃそうだろうな。お前を殺すつもりでやった。」

「そっ…それはさすがにダメですよっ!千鶴君を殺しちゃうなんて!」

「大丈夫。千鶴が死んでもオレ達が忘れなければきっと…」

「まぁそうだね。オレ達の心の中で生き続けるもんね。」

「そっ…そうなんですか?」

「うん。だから春ちゃんは毎日墓参りに行けばいいの。」

「そうですよね。墓参りに行きます!!」

勝手に千鶴が死んだ設定になって盛り上がる祐希と悠太と春。

「勝手に殺すな〜〜!」

Re: 君と僕。 〜空と海と山〜 ( No.4 )
日時: 2012/05/19 17:02
名前: 睦月 (ID: pm796894)

「うっせーよ。」

「ひどっ!かなめっちまでおれを虐めるの!?」

「あのね、要は今お母さんが自分に夢中じゃないから八つ当たりしてるの。」

祐希はこそっと千鶴に伝える。が、要はしっかりそれを聞いていて…

「八つ当たりじゃねぇし、夢中でもねぇよ!」

「まぁまぁ、図星だからって怒らないの。」

「図星じゃねぇよ!」

悠太と祐希が要をはやし立てる。そして口げんかは悪化し?

「ま…まぁまぁ、要くん落ち着いてください。」

そこを春が止める。

「……。」

それを横目で見ながら千鶴はひたすら形態を動かし…。

「よっしゃ〜!」

と叫んだ。

「え…?な、何ですか?」

「どうしたの?」

「また何か変なことしてんじゃねぇだろうな。」

「ふふふふふふ。もう、予約したからね!」

「「「「「は?」」」」」

「だ〜か〜ら、山に行く旅行の予約をしたの!」

「「「「「ハァ!?」」」」」


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