二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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ぬらりひょんの孫 〜緋色に染まった桜〜
日時: 2012/08/23 19:26
名前: ブルー (ID: tkwGoBUC)

登場人物

名前 夜桜 澪

読み ヨザクラ レイ

歳 13

性格 いつも無口無表情。滅多に感情を出さない。

容姿 白髪で一つに下の方で束ねている。瞳の色は緋色。戦闘装束は黒を強調した長袖の黒い衣に帯が赤 で黒いズボンで鬼のような仮面を付けている。
私服の時には、黄緑の左にスリッドが付いているワンピースを履いている。足に護身用のクナイを持っている。
備考
家族を妖怪に殺されたため復讐で妖怪を殺しまわっている。彼女の愛用している忍刀は『血桜』という。
口癖で「・・・皆の敵・・・。」という。
彼女は桜を見る度に「ごめんね・・・。」と言っている。理由は物語で。
住んでいる所は、『木蓮神社』で、巫女をやっている。

武器
 忍刀  名所『血桜』

能力
妖怪の血を浴びさせる度に攻撃力が増加する。

設定
【夜桜家】

陰陽師や妖怪から、暗殺依頼が入れば依頼遂行をする。闇で暗躍する傭兵一族。
しかし、本家に妖怪の奇襲を受け、家族が全員死亡。
生き残りが澪だけ。
現在、澪が一人で任務遂行を行っている。
陰陽術を心得ている。

プロローグ>>01

第一章>>01   
第二章>>05
第三章>>06
第四章>>07
第五章>>15
第六章>>16
第七章>>17
第八章>>18
第九章>>22
第十章>>34
第十一章>>35
第十二章>>41
第十三章>>46
第十四章>>49
第十五章>>50
第十六章>>51
第十七章>>53
第十八章>>66
第十九章>>70
第二十章>>71
第二十一章>>75
第二十二章>>78
   

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Re: ぬらりひょんの孫 〜緋色に染まった桜〜 ( No.49 )
日時: 2012/05/27 19:05
名前: ブルー (ID: NPMu05CX)  

第十四章 夢

澪は不思議な世界で目が覚めた。
「ここは…。」
何処か見覚えのある、屋敷が見えてきた。
(あれ…本家…?)
「それで、父様に見せたい友達がいるの!!」
女の子の声が聞こえた…。振り返ると澪は驚愕した。だって…そこには自分が居たのだから…。
「何で…!」
自分と同じ白髪に緋色の瞳。
「今宵の闇に羽ばたけ!!黒王!!」
(私はこの頃は…式神のこと友達…と言ってたんだ。)
父様は笑っていた…。
頭を撫でられているあの頃の自分も笑っていた…。



ナンデ…ワラッテイルノ。


ワカラナイ…


トウサマ、シンデシマッテイルノニ…


トウサマノエガオヲコワシタノハ "妖怪"

"皆の敵…"

Re: ぬらりひょんの孫 〜緋色に染まった桜〜 ( No.50 )
日時: 2012/05/28 22:54
名前: ブルー (ID: GrtLFIxW)  

第十五章 緋色


次に澪に映し出された映像は…自分を苦しめている物なのかもしれない。


サクラガチッテル…


モモイロダ…


誰かの笑い声が聞こえる。

自分だ…、それと父様と母様…本家の皆…。


え…


妖怪が何千匹といた…。


あれ…私…?
そこには、狂った自分が妖怪の群れに向かっていた…

周りには桜が咲いてる…


そして…一瞬で自分が血で染まった…


いや…緋色に…


アレ…サクラガヒイロダ…


ナンデ?


ワタシガソメチャッタノ…?


アハハハハハッッ!!!!


狂った自分…


ワタシガ…ケガシタ…


ダイスキナサクラヲ"ケガレタ "アイツラノチデ…


チレナクナッタ…サクラ…


"ごめんね"

Re: ぬらりひょんの孫 〜緋色に染まった桜〜 ( No.51 )
日時: 2012/06/15 23:07
名前: ブルー (ID: tkwGoBUC)

第十六章   


「ん・・・?」
澪は目を覚ました。
ふと、顔が濡れていることに気付く。
手鏡で見ると、目から涙が流れていた。
「何・・・これ・・・?」
分からなそうに呟く。
そして、寝間着を脱ぎ、先頭装束の衣に着替えた。
そして、鏡の前に立つ。
(私は傭兵・・・。)
時計の短い針が九を指していた。
澪は、部屋を出て、木蓮の元へ向かった。
いざ、任務場所へ・・・
「行ってらっしゃい。」
木蓮様の声がする。
「行ってきます。」
無表情な声。
任務場所では、四国妖怪の袖モギに出会い、殺し損ねた。
邪魔が入った、玉章という妖怪に。
「君が傭兵だね。」
仮面越しに感じる妖気は冷たかった。
(こいつ、強い。)
刃を交えただけで伝わってきた。
「え・・・」
玉章の刃が澪の体を貫いた。
「次は、君の大切な人の畏れを奪ってあげるよ。」
(木蓮様・・・。)
そして、四国の妖怪は消えていった。
澪は地面に倒れたまま、辛うじての意識で札を取り出すと詠唱した。
「来い・・・白姫。」
蝶が現れると澪の刀傷に止まり、傷を治療してくれた。
しかし、澪の意識は沈んでいった。

Re: ぬらりひょんの孫 〜緋色に染まった桜〜 ( No.52 )
日時: 2012/06/10 22:58
名前: 雛林檎 (ID: y0qltvGJ)

一体なにが……!?
って、見たら(読んだら)大体分かるか。
悲しいぃ〜!

Re: ぬらりひょんの孫 〜緋色に染まった桜〜 ( No.53 )
日時: 2012/06/24 09:27
名前: ブルー (ID: ffzF7wsd)  

第十七章 雪山殺し
澪の沈んでいた意識が徐々に起き上がって来た。
「…」
空を見上げると、満月が見えた。
「綺麗…。」
白姫の治療は、まだ終わって居なかったが、だいぶ楽になった。
「夜桜!!」
自分を呼ぶ声が聞こえ、驚いて頭を反対方向に動かすと、奴良 リクオと及川 氷麗の姿があった。
仮面は右目の部分が欠けてしまっていた。
「奴良君…、及川さん。」
リクオは澪に近付くと、私の有り様を見て驚いた。
「どうした!?」
澪は何事もなかったような顔で「殺られた。」と一言。「本家で休んでいけよ。」
「却下する…。」
リクオは一瞬、氷麗に顔を向けると氷麗は解釈した。「…?」
「なら、"強制"な。」
リクオが妖艶な微笑みをするので、澪は驚くと、氷麗が澪に向かって…放ったのだ。
「呪いの吹雪、雪山殺し!!!!」
「寒…。」
そして、澪の意識は、再び沈んでいった。
いや、もっと…深くに。


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