二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- FAIARYTAIL 「悪霊憑き」 オリキャラ募集中
- 日時: 2013/10/27 17:28
- 名前: 有栖 (ID: bpc70dxM)
はい。
初めましての方は初めまして。(こちらの方が多いかな?
こんにちはの方は今回もよろしくです。
他にも、DグレとかDグレとかリボーンとかやってるけど、また作ってしまいました。
(とはいっても上記の3つ、更新停止中)
なんかね、ネタがなくなると違う物をつくりたくなる衝動にかられるみたい。
こんな感じの私ですが、読んでくれるととてもありがたいです。
注意書き
・キャラ崩壊があるかも知れません。なるべく気を付けます。
・更新が不定期です。すみません。
・コメ、いつでも受け付けてます。てか下さい!
・半原作沿いでいきたいと思います。たまに設定無視。
・主人公視点だったりレギュラーキャラ視点だったり作者視点だったりいろいろ変わったりするかもです。
こんな感じです。また何かあったら増やして行こうと思うのでよろしくお願いします。
なお、キャラ紹介は、自分、下手なのでやりません。
文章中で紹介していきたいと思います。
前置きが長くなりましたが、これでもう終わりにします。
ノエルの“悪霊”としてのオリキャラを募集しています
別に“悪霊”として、ではなくてもいいですがその場合だと出せる確率が低くなります
オリキャラ応募用紙>>13
応募してくれたお客様
レティナさん >>14
Dr.クロさん >>21.>>24
流夢さん >>28
ショコラ・リィ・サイエンリルさん >>31
黎さん >>34
茅さん >>57
*目次*
第1難解 〜仲間を信じる問題〜不正解
第1問「君は、何?」>>1-2
第2問「ギルドって何?」>>3-4
第3問「マスターって何?」>>5
第4問「闇ギルドって何?」>>6-9
第5問「魔風壁って何?」>>10-12
第6問「評議会って何?」>>18-20
第7問「S級って何?」>>26 >>30 >>36
第8問「デリオラって何?」>>41-42 >>46
第9問「ファントムって何?」>>47 >>49 >>51
第10問「“ハートフィリア財閥”って何?」 >>55 >>59
第11問「煉獄砕破って何?」 >>60 >>63-64
第12問「楽園の塔って何?」 >>65 >>67-68
第13問「生贄って何?」>>69-70
第14問「楽園ゲームって何?」>>71-73
第15問「信じるって何?」>>74-76
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- Re: FAIARYTAIL 「悪霊憑き」 ( No.1 )
- 日時: 2012/03/23 21:41
- 名前: 有栖 (ID: PCp3bZQ1)
〜君は何?〜
「うわぁぁぁぁぁああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
「なっ!なんだよ!?こいつ!!」
人気のない裏路地でおじさんは、殺されてしまった。
目の前で殺されてしまった。
大切な人をまた1人、殺されてしまった。
なんで殺したの?
違う!
私が殺したんだ!
私の不注意で。
身代りになっておじさんは殺されてしまったんだ!
まただ、また私は・・・
「見てないで、殺してよ。あいつらを、殺してよ。」
「何言ってんだ?こいつ」
「いいから早く始末しようぜ、このおっさん」
「どうして、君達はいつも見てるばかりで助けてくれないの。」
「そうだな」
黒い人達がおじさんに銃みたいなものを向けている。
もう、動けないのにもっと暴行しようとしてる。
「やめて。」
「その人にそれ以上、傷を増やさないで」
「さっきからごちゃごちゃうるせぇなぁ?お前から先に殺ってやろうか?」
「黒い人達に呪いを Curse 」
勝手に口が動いた。
まるで、なにかに憑かれているようなそんな感じだった。
- Re: FAIARYTAIL 「悪霊憑き」 ( No.2 )
- 日時: 2012/03/23 22:07
- 名前: 有栖 (ID: PCp3bZQ1)
「うわぁぁ!」
「おっおい!?どうし・・・うぐッ!!」
そういった瞬間、次々と黒い人達が倒れて行った。
次々と。 そう、次々と。
それは、快感だった。
気持ちがいい。
とっても。とてつもなく気分がいい。
「今までの復讐を。君たちに復讐を」
”殺し”は、とても気持ちがよかった。
こんなにも気持ちがいいものとは思わなかった。思えなかった。
次々と死んでゆく、倒れ行く人達を見て、すごくおもしろかった。
そこらどこらで、赤い液体が飛んだ。
空が赤かった。
月も。人間も、地面も、みんな。赤かった。
「駄・・目・・・・だ・・・」
まだ、生きていた。
おじさんが生きていた。
「見て。敵をうった。私は、頑張ったよ? 私を褒めて」
「殺・・・して・・は・・・・い・・・・な・・・・」
「ねぇ、この真っ赤な世界はとても素敵だよ。これで、おじさんを傷つける奴は誰もいない。」
「ら・・・・n」
+++
誰かが、叫ぶ声が聞こえた
「なんだ?」
私はすぐに、その声がする方へ走る。
声をたよりに探していると、血が飛んでいるのが見えた。
何事かと、そこへ向かうと血の海になっていた。
何人もの人が倒れている。おそらく全員闇ギルド。
その死体の真ん中に1人の幼い少女が立っていた。
まっすぐになショートストレートな紅い髪に赤い瞳。
それが本当の色なのか分からないほどに血に濡れている。
少女は、狂ったように笑っていた。
「何をしてるんだ!?」
「君は、何?君も黒い人?」
「黒い人?なんだそれは」
声が、さっき叫んでた人の声と似ていた。
まさか同一人物か?
「この人達と同類?」
悲しい声で、悲しい瞳で少女は言った。
「私の大切な人を殺そうとしてる人?」
「私は…」
「あぁ、そうなんだね。同じ人なんだね」
まだ何もいってないのに、自己解決されてしまった。
すると、いきなり巨大な魔力と微量の殺気が感じられた。
魔力の暴走か!?
すぐに、鎧を換装させ、戦闘体制に入った。
- Re: FAIARYTAIL 「悪霊憑き」 ( No.3 )
- 日時: 2012/03/24 20:18
- 名前: 有栖 (ID: PCp3bZQ1)
〜ギルドって何?〜
深い深い闇の中から目覚めたように光がまぶしかった。
ここはどこだろう?
私は、なんでここにいるんだっけ。
目覚めた場所は、誰かの部屋みたいな所。
その部屋のベットに私は横たわっている。
ほのかに、甘い香りがする。シャンプーの匂い…。
ここへくるまでの道のりを確かめようと、記憶をかき集める。
確か、おじさんと一緒にどこかへ出掛けようとして、えっと
そしたら、変な人達にぶつかっちゃって路地裏に連れてかれてそれでえっと…
「目が覚めたか?」
女の人の声だ。
かき集めるのを一旦やめて声がした方向へ顔を向けると、そこには赤でもなくピンクでもない。
いうなればスカーレットみたいな色の髪でよろい?をまとったお姉さんが見えた。
あ、今思えば私と同じ髪の色だ。
あれ?でもおじさんのお友達でこんなに奇麗なお姉さんなんていたっけ?
私の髪と同じ色なら覚えてるはずなのに…
「おじさんは…」
「誰のことだ?」
あれ? あれ? あれ?
おじさんの事知らないなら、なんで私ここにいるんだろ?
そうだ。
路地裏に連れて行かれて黒い人におじさんは殺されたんだ。
お腹からありえないほどの赤いえきたいをだして死んでしまった。
なのに、どうして私はここにいるの?
どうして?
ばっとベットからおきあがる。
「う」
でも、体のところどころが痛くて上手く起きあがれない。
「まだ起きあがらない方がいい。予想以上に傷つけてしまったからな」
「なんで、私はここにいるの!?」
はやくおじさんの所へ戻らなきゃ。
「お、落ちつけ」
「元の場所に戻してよ!」
「あそこにいっても、何もないぞ?」
「ある!私の大切な人がいるの!」
本当は、自分でいきたいのに足とかがいたくていけそうにない。
それにここがどこなのかも分かんない。
はやく、はやくいきたいのに
「もう、あそこには誰もいない」
「いる!絶対にいる!」
もういい。自分でなんとかするもん。
すごくいたいけど。体中ズキズキするけど。
体中がズキズキするのをガマンして立ち上がる。
ドアがある方へ歩こうとした時にお姉さんにつかまれた。
「やめて!放して!私にかまわないで!」
「君を拾った以上、それは出来ない」
「やめて、私に近づかないで、もぅ、おじさん以外に誰も信じたくないの」
「なぜ?」
「駄目なの、私に近づいてきた人みんな、死んじゃうの。私が信じた人は、みんな殺されちゃうの。
だから、お姉さんも殺されちゃう…」
急に、後ろに引っ張られる。
そう思ったら、お姉さんに抱かれていた。
「私は、殺されない」
よろいのせいで少し痛かったけど、でもぬくもりがある。
「本当に…?本当に死なない?」
「あぁ、死なない。約束しよう。だから、信じないなんて悲しいこといわないでくれ」
「うん」
「絶対に死なないでね」
「あぁ」
- Re: FAIARYTAIL 「悪霊憑き」 ( No.4 )
- 日時: 2012/07/06 22:11
- 名前: 有栖 (ID: vDb5uiaj)
それから、数日後。
傷の手当てもしてもらって、すっかり走れ回れるようにまで回復した私は、どこへいこうか迷っている。
両目が赤いせいで、皆に嫌われて行くあてがなかったのだ。
でも、いつまでもエルザお姉ちゃんのお世話になるわけにはいかない。
エルザお姉ちゃんは、この呼び方嫌ってるけどでも年上に呼び捨ても嫌だから無理いってエルザお姉ちゃんで通してる。
そういえば、最近エルザお姉ちゃんに新しい名前を貰ったんだ。
別に、前の名前を忘れたわけじゃないんだ。
今までで3回くらい名前を付けてもらってる。それ全て覚えてる。
だから、これで4っつ目の名前。
嬉しいの。名前を付けてもらえることが。
こんな私に、名前を付けてもらえることが。
「ノ、ノエル。これからどうするんだ?」
エルザお姉ちゃんは、私の名前を呼ぶ時にいつも戸惑う事がある。
どうやら、自分で付けた名前で呼ぶのがはずかしいんだって。
私は、いい名前だと思うのにな。
「分かんない。これから行くあてもないし。別に1人じゃないから寂しくはないんだけど…。」
そう、いつでも1人ではない。
いつも、私の周りに誰かがいるの。でも、その姿は、誰も見えてない。
私だけ、特別に見えてる。皆がそんな私のことを“呪われてる子”とか“悪霊憑き”って呼ばれる。
だけど、私だけに見えているそれは、誰も私とお話してくれない。
「……ギルドに、入らないか?」
「…ギルド? ギルドって何?」
「魔道士が集まるところだ。」
魔道士?
それって、魔法を使う人の事をいうんでしょ。私、知ってるよ。
「でも、私。魔力なんて持ってないよ?」
「いや、お前は持ってる。強力な魔力を。」
「???」
エルザお姉ちゃんの言っている事が良くわからないよ。
私は、魔力なんて持ってないのに。
「ただ、強力すぎて自分で気付けないんだろうな。」
「??」
「すまない。難しい話をしたな。」
「うん。」
「では、これから、ノエルが正しく魔法を使えるように頼んでみるか?」
「ん?」
誰に頼むの?
それに、なんか魔力があるって事で話が進められているような気がする。
「心配ない。私より魔力に詳しい人だ。」
「………うん。」
ちょっと心配だけど、エルザお姉ちゃんがそこまでいうなら、一緒に行こう。
「エルザお姉ちゃんも、ずっと一緒だよね?」
「そうだな、一緒だ」
「わぁ。ありがとう!」
エルザお姉ちゃんと一緒なら何も怖くない。
そう、信じれる人と一緒なら。何も。
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