二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- ポケスペ〜炎天パラメータ〜 ※更新停止
- 日時: 2015/01/11 18:32
- 名前: 周波数3.3 (ID: zfcOpvSu)
どうも、周波数3.3と申します。
小説を続けられるかかなり心配ですが、頑張ります、多分。
ポケスペの二次小説、この炎天パラメータはオリキャラが主人公で、捏造や適当な部分も多々あります。
なので、そういったことが苦手、嫌いという方はブラウザバーック!!
恋愛要素はあったりなかったり。
しいていうならレッド、ゴールド寄りです。本キャラのCPはルサ以外はあんまりない感じです。薄っすらとありますが。
…でもホウエン組でないかも。
私は原作を8巻までしかもっていないので、変になることがありますが、そこは広い心で受け止めてあげてくださいm(_ _)m
では、次はキャラ設定と短めの第一話です。プロローグはないです。
目次
キャラ紹介&第一話 >>1
第二話 >>2
第三話 >>3
第四話 >>4
第五話 >>9
第六話前半 >>12
第六話後半 >>13
第七話 >>14
第八話 >>18
第九話 >>23 >>24
第十話 >>36
番外編
キャラを知る30の質問 >>27
オリキャラにしつこく迫る30の質問 >>28
神様のようなお客様
・愛川 姫奈様
・minitenten様
・月牙様
・ガリュ様
・咲耶様
・緋賀アリス様
・ARISA様
お知らせ
- Re: ポケスペ〜炎天パラメータ〜 ( No.8 )
- 日時: 2012/03/27 21:45
- 名前: 周波数3.3 (ID: cA.2PgLu)
コメありがとね。
ん、別にいいだろ、名前変えたって。
え、えっと・・・、どこまでが本気ですか?
”で、でも・・・”のあたりから嘘ですか?
・・・、ちょっぴり傷ついたよ周波数さんの心にぐさっときたよ。
毎日更新を目指してるから、頑張ってみてくれるとうれしいな、なー。
>>みにてんてん
- Re: ポケスペ〜炎天パラメータ〜 ( No.9 )
- 日時: 2012/04/02 16:29
- 名前: 周波数3.3 (ID: cA.2PgLu)
第五話
「んー、折角の旅なんだから、強くなる以外の目的も欲しいよね……。
……っと、なんだあれ」
西の町、ニビシティ。旅にでてみたが、目的が"強くなる"だけではなにか物足りないというもの。なんかいい目的……、と考えているアケビの目についたのは、1枚のポスター。
「"挑戦者歓迎! ニビシティジムリーダー・タケシが受けてたつ!! "
……ふうん、明日の12時ねぇ……。面白そ、いいんじゃん。私も挑戦してみようかな。
今日はポケモンセンターに泊まって……、ついでに皆の体力回復させとくかな」
あんまり弱ってはいないんだけどね。さてさて、お昼は何食べようかな……。カレーでも食べるか、ダジャレになるからカツカレーはやめとこ。
そして翌日(結局昨日はハンバーグ定食を食べました)
11時30分までアケビはだらだらと……、いや、ジム戦に向けての戦略を練っていた。
いざジムに行くべく、ニビシティを歩いていれば所々からぴりぴりとした雰囲気。殺気とかそういう恐ろしいのじゃなくて、闘志みたいな。いよいよか……、なんて気を引き締めた時、女の子の泣き声が微かに聞こえてくる(ここでぴきーん、とアケビの紳士レーダーg(( )。
どうやら近くの公園で7、8歳ぐらいの女の子が泣いているよう。
「どうしたの? お嬢ちゃん」
「ふぇっく……、うぅ……、おねえ、ちゃん……? あの、ね、ヒナのニャーちゃんがね、……ひっく、いなくなっちゃったぁ……」
「それは大変だ、ねえ、ヒナちゃん? そのニャーちゃんは、もしかしてニャースのこと? 」
「うん……、しっぽにね、赤い大きなリボンがついてるの……。……おねえちゃん、ニャーちゃん探してくれるの? 」
「もちろんだよ、お姉ちゃんがニャーちゃんを探してあげるから、ヒナちゃんはあそこのベンチで座って待ってて? ……この子と一緒に」
例え小さな女の子でも、いや。小さな女の子だからこそ断るなんて選択肢は頭の中にない。……何でこんなに泣いている女の子を周りの大人は見捨てておくんだよ。
見て見ぬ振りの大人達に怒りを覚えながらも、それを表に出さないように笑顔でノイズをボールから出す。ちゃんと見ておいてね、と耳打ち(耳がどこか知らないけど)。
「ニャーちゃーん! どこにいるんだー? ……ったく、見つかんないなー。……仕方ね、クオン、デイン、ツバキ。お前達は鼻が利くだろう? 一緒に尻尾に赤い大きなリボンついたニャース、探してくれるかな? 」
出したのは手持ちの中でも特に信頼している中の3匹。それに、この子達は鼻が利くんだ、匂いは嗅ぎ分けられるだろう。
きっと見つけてあげるからね、ヒナちゃん、ニャーちゃん。
そして約2時間後。
ニビシティの入口付近を探していると、デインが駆け寄ってくる。様子からして、見つけたみたい。
「案内、お願いね」
優しくそう伝えれば、私が振り落とされない程度の速さに加減して走ってくれる。そうしてついた場所は、私がいた場所よりかなり離れた民家。よくみると、民家の木の上にぷるぷると子犬のように震えたニャース。尻尾には赤い大きなリボン、間違いない。
気付けば、民家の人も出てきている。…そりゃあ、大型のポケモンが3匹も集まれば気付くか。
「……よっしゃ、此処は根性の見せ所か。すいません、ちょっと登らせてもらいますね」
「あ、あぁ……。気をつけなさいよ? 」
ひょいっ、ひょいっと木を登っていく。木登りなんて、ちっさい時に何回もしたったっつーの。
幸いにもあんまり高いところにいなかったから、簡単に辿り着けた。そーっとニャースに手を延ばし、がっちりと抱きかかえる。暴れなくてよかった……、なんて安堵しているのも束の間。いきなりニャースが手の甲を引っ掻いてくる。なんだよ、そんなに思いっきり引っ掻かなくても……!
痛みで体制を崩しそうになるけど、なんとか持ちこたえて、無事木から降りる。
「ご迷惑、おかけしました。……クオン、デイン、戻って。今度はツバキが乗せてくれる? 全速力で大丈夫だから」
民家の人に一言謝罪してツバキに跨る。あー、ヒナちゃん泣いてないかな、とか思いながら。
「ヒナちゃん、遅くなってごめんね。……ほら、ニャーちゃんだよ」
「わぁ……! ニャーちゃん、どこいってたの? ヒナ、心配したよ……。
お姉ちゃん、ありがとね! 」
「いえいえ、これからはちゃんと見ておくんだよ?
ノイズもご苦労様、ツバキもね。戻って、ゆっくりお休み」
2匹をボールに戻す。ヒナちゃんは手を振りながら去って行った。うーん、あの笑顔は反則だなぁ。可愛すぎるだろ、ヒナちゃんマジ天使。
……ん? 何か重大な事忘れt…………。
「あぁああぁあ! やっば、ジム戦! くぅ……、今は1時30分かー……。絶対にもう終わってる……。最後のバトルくらいはやってるかな、一応見にいこー……」
やってしまった、ニャース探しでジム戦忘れてた! なんてベタな!
うー……、別にヒナちゃんの所為じゃないんだよー。この馬鹿なお姉ちゃんの所為だよー。ついでにいうと時間を12時に設定したジム側の所為だぜー……。
「すいませーん、もうジム戦終わりましたよねー……」
ジムに移動して、なんか上半身裸の男の人に聞く。ん?何故に上半身裸?まさか変のつくアレじゃないよな?
「……どうした、お前、挑戦者か? 」
「はあ、まあ一応そうなんですけどね……。用事で時間をオーバーしちゃいまして……。それで、もうジム戦は終わったんですよね? 」
「残念ながらな。……だが、一人くらいなら受けて立つぞ。まだ少し足りないと思っていたところだからな」
「…………、は? 貴方、もしかして、」
「ああ、オレがニビジムのジムリーダー、タケシだ。お前の挑戦、受けてたとう」
「は、はあ。ありがとうございます(なんだろこのベタな展開……。まぁいいけど)」
あとがき
変なところで終わるな、と?すいません、終わりどころがわかりませんでした。そしてベタな展開すぐる。
- Re: ポケスペ〜炎天パラメータ〜 ( No.10 )
- 日時: 2012/03/28 19:41
- 名前: 月牙 ◆nadZQ.XKhM (ID: mz4TuiXV)
リク依頼から飛んできました(そっちには書きこんでません)
想像以上に文章がしっかりしていて面白かったです、続きも読ませてもらおうかと思います。
- Re: ポケスペ〜炎天パラメータ〜 ( No.11 )
- 日時: 2012/03/28 21:06
- 名前: 周波数3.3 (ID: cA.2PgLu)
コメントしてくださりありがとうございました!
文章がしっかりしてて、その上面白いなんて……、最高の褒め言葉をありがとうございますm(_ _)m
続きも読んでくださるということで、自分なりにクオリティが下がらないよう、頑張らせていただきます^^
>>月牙さん
- Re: ポケスペ〜炎天パラメータ〜 ( No.12 )
- 日時: 2012/04/02 16:32
- 名前: 周波数3.3 (ID: cA.2PgLu)
第六話
「準備はいいか? 」
「はい、いつでも始めていただいて結構です」
カーンッッ
ああもう、せっかちだなぁ。私が言った途端にゴング鳴らさなくてもいいじゃないか。少しムスッとした表情で、ボールを軽く投げ、ポケモンを出す。
「先手必勝、だよね。シラナミ! みずのはどう! 」
「ゴローン、よけてそのままハクリューにころがるだ」
シラナミと呼ばれたハクリューがみずのはどうをくりだすも、相手はいとも簡単によける。ちっ、よけられた。ゴローンの素早さはあまり高くないけど、転がる速さとなれば話は別。今よけても、完全によけきれなくて攻撃を受けるのがオチ。なら……
「今だ、まもる! 」
「っ、ゴローン、そのまま戻って来い! このゴローンのスピードを前にして冷静に判断できるとは、中々やるな。だが……!
このがんせきふうじ、耐えられるものなら耐えてみろ! 」
タケシの表情に笑みが浮かぶ。バトルを楽しむのは多いに結構。だけどこっちはかなり必死なんだけどなぁ……! この状況で冷静なわけないだろ。ああそうだよ、意地張ってるよ! クールに見せたいんだよ!!
心の中で一人漫才やってる場合じゃない。ゴローンのがんせきふうじは容赦なくシラナミを襲う。最初の何個かは尻尾で弾き返したけれど、段々スピードが追いつかなくて、シラナミの周りはあっという間に岩石で固められてしまう。
とどめだ、とでもいうように上から一際大きな岩石が、シラナミを押しつぶそうと落ちてきた時。最初にシラナミが弾き返した岩石が地面に落ちて、砂埃は舞い、落下音が響いた。当然、視界は悪くなり、音が聞こえにくくなる。
(それでも……! これが決まれば勝てるんだっ……)
どうやらアケビには策があるらしい。けれど、この砂埃と鈍い落下音の中、シラナミに伝わるかどうか。
それでも、やってみないと後悔する。やらないよりは、やった方がいいに決まってる!
「(頼む、届いてくれ……) シラナミ、_______! 」
ありったけの力を声に込めた。数秒遅れて、再びなにか大きな音がする。はたしてそれはシラナミにがんせきふうじが決まった音なのか、シラナミの繰り出した攻撃の音なのか、それは酷い砂埃の所為でわからない。どちらの攻撃のものか、それは定かではないが、砕けた岩石がこちらまで飛んできて、頬を掠める。少し痛い気がする、でも今は対して気にはならない。
暫くして、砂埃が段々となくなり、視界が明るくなる。そこには、
「「(きっと大丈夫/きっと大丈夫だ
だって私の自慢のハクリューなんだから! /なぜなら、オレの自慢のゴローンだからだ! )」」
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