二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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ハートの国のアリス〜黒ウサギと血祭りパーティー〜
日時: 2012/05/19 16:49
名前: ペールラ (ID: rcIQsSyG)

さぁさぁ、いらっしゃい。


「・・・・?」


こちらですよ。お嬢さん。


「だ、誰!?」


ギィィイ・・・


『いらっしゃいませ、銃弾飛び交うワンダーランドへ。』




ハート(心)を奪われたら、帰れない。

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Re: ハートの国のアリス〜黒ウサギと血祭りパーティー〜 ( No.38 )
日時: 2012/07/13 22:00
名前: ペールラ (ID: 9nM5qdCg)

16ページ「白虎の憂鬱」


タ「くあぁぁあぁ・・・。」


目の前を通り過ぎる顔なし。
俺をゴミのように見るガキ。

正直、今はどうでもいい感じだ。



タ「寝たい・・。」



とりあえず、寝る場所を探してた。
ねみぃし。


確かにアンドリューは好きだが、時に離れたくもなる。



キラキラ光る太陽。
若干曇っている青空。


この時間帯はどうも性に合わない。


タ「・・がぉ・・。」


小さく鳴いてみても誰も反応しない。



「あれ・・?もしかして、タイガー・・?」


振り向くと、小さな女が立っていた。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



ア「はぁ・・暇ね・・。」


だらだらとする事なしに街をぶらぶら。

キラキラ光る日差しがまぶしい。


別に帽子屋にいてもいいけど、外の空気が吸いたくて外に出た。



ア「こうゆう時に限って、誰とも会わないのよね・・。」


はぁ、と落としていた視線をあげると、どこかで見たことある背中が・・。




「あれ・・?もしかして、タイガー?」


その名前に反応して、白い耳が動くと同時に向いた整った顔。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



タ「なんだ、おめーか。何やってるんだ?」
ア「あ、レディに向かってそれは失礼だと思うけど?」

タ「うっ・・;」


タ「と、とりあえず。何やってんだ?」
ア「する事ないから、外をぶらぶら。」

タ「ふーん・・?迷ってもしらねぇぞ。」

ア「自分でどうにかするわ。」
タ「・・おめぇってさ、たまに男らしいところあるよな・・。」


ア「・・・・。」←しょげてる。
タ「あ゛ー!悪かったな!;」



タ「はぁ・・なんか食うか?」
ア「ケーキ。」



タ「・・・・。」



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


目の前の棚に並ぶ小さくて可愛いケーキの数々。

ア「うわぁ・・可愛い!」
タ「そうか?所詮、食いもんだろ?」

ギロッと睨むと、タイガーはちょっと困った顔でそっぽ向いた。

ア「どうしよー・・。」

好きなの選べ、と言うと席を探して座ったままぼーっとしている。

目のとまった、白いふわふわしてそうなケーキ。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


ア「お待たせ!」
タ「いいのか?それだけで。」


皿にのせられた3つのケーキ。

ア「えぇ。はらってくれるのはタイガーだから・・;」

別にいいんだけど。とまた外を向いた。


ア「あ、そうだ。これ。」


さっきの白いケーキを指さす。


タ「・・それが?」
ア「あげるって言ってるの。」
タ「・・・いいのか?」
ア「えぇ^^」

もう一本フォークを持ってくると、皿を寄せてざっくりと半分に切ると、片方が豪快に食べる。


タ「・・・うまい。」

わずかに笑う。
あぁ、優しい人なんだな・・。

頬が緩んでいるのに気がつくと、私も食べ始めた。







あとがき
ケーキむっちゃむちゃ。
最新おくれました!

Re: ハートの国のアリス〜黒ウサギと血祭りパーティー〜 ( No.39 )
日時: 2012/07/23 14:34
名前: ペールラ (ID: 9nM5qdCg)

17ページ「こっちくんな。」



赤い空。

まるで誰かさんの目を移したみたいな。

そう、目の前で銃をこちらに向けてるウサギの目みたいに。




ボ「なんで、俺にそんなもん向けるの?」

アン「・・・・。」


静かに見つめる赤い目。




ボ「・・恋人だろ?」

そんなことを言っても、銃の狙いはぶれない。

アン「・・・・その言葉、嫌いです。」
ボ「・・恋人って言葉が?」


アン「いえ、恋という単語が。」


あぁ、そうか。
わからないのか。



アン「・・・情けとして、最後に一言どうぞ。」


ボ「・・・・・怖いのか?」


お前は、



アン「なっ・・何がですか。」



怖いのか?


「愛」ってモノが。



ボ「怖いんだろ?恋が。」
アン「・・んなわけないでしょう。」


じゃあ、さっきの動揺は?

わずかに銃の方向がぶれたのはなぜ?
今、泣きそうな顔になってるのはなんで?



ボ「大丈夫だって。怖くない。」

アン「・・・・ぅっ・・・。」


あ、泣いちゃった。


涙をぬぐってあげようとして、手を伸ばしたら抱きついてきた。


アン「うわぁぁん!」
ボ「!?」


え、なに。てか



ちっちゃっ!




こいつこんなにちっちゃかったっけ!?


ボ「よ、よしよし。」





しばらくそのままの体勢だったけど、仲良く手をつないで帰りました。








あとがき
よくわからんです。でも、仲良くなったのは確かです。
最新遅れました!

Re: ハートの国のアリス〜黒ウサギと血祭りパーティー〜 ( No.40 )
日時: 2012/07/26 22:00
名前: ペールラ (ID: lqUtiDzA)

お知らせ

すみません。
しばらく小説が、が書けなくなりました。
理由は、今親のケータイだからです。
しかも、使い慣れていないのでこれだけ
の文章も、正直きついです。
本当にすみません。

Re: ハートの国のアリス〜黒ウサギと血祭りパーティー〜 ( No.41 )
日時: 2012/08/01 19:01
名前: ペールラ (ID: 9nM5qdCg)

18ページ「夜」

ア「ね、お願い!泊まって!」


仕事で来たはずなのに、まさかここでとせんぼとは・・。

アン「・・・;」


どうしましょう・・。
後ろのブラッド様もニヤニヤしやがってますし・・。

アン「はぁ、わかりました。」

もうあきらめましょう。
諦めが肝心、とも言う時がありますし。


アン「ブラッド様、構いませんか?」
ブ「あぁ、構わん。(2828)」

笑うなこのヤロー。






・・・・・・・・・・・・おーふーろー・・・・・・・・・・・・・・

ア「ごめんなさいね?我儘いって・・。」
アン「いえ、構いません。」

にしても、なかなか入り心地の良い風呂ですね。

アン「にしても・・。」


むこうのキャッキャしてる方に目をやる。


アン「なんで、普通に男が入ってきてるんでしょうか?」

そう、なぜか入ってきてる男ども。

エリ「ん?ここは混浴だが?」
アン「いやいやいや、普通に言わないでください。」

ブ「何を言っている、ロマンじゃないか。」
アン「なにがロマンだ。」

それは男のロマンです。
ちなみに私は体にちゃんとタオルを巻いています。


ダ「おねーさん!」
ディ「あそぼー!」

ア「え?ちょ・・;」

アン「・・・・。」

何でしょう、少し空しいような・・。

ブ「アンドリュー。」
アン「なんです。」
ブ「こっちに来て、酒に付合ってくれ。」
アン「・・・。」

あー・・あのジジクサイところに行かなきゃいけないんですか。
と、いっても私も結構ババァですけどね・・。

エリ「ホラ、飲もうぜ!」

アン「しょうがないですね・・。」
立ちあがって、差し出しているカップを手に取る。

ブ「それでいい。」
アン「何がいいですか・・。」

カップに注がれる透明な水のような酒。
それを口につける。

アン「ふむ・・なかなか。」
ブ「だろう?」
エリ「これ、ブラッドのオススメなんだぜ!」

ほう、と返事をしながらブラッド様にお酒を注ぐ。



ブ「今夜はなかなか面白くなりそうだ。」







あとがき
帰ってきましたー!疲れましたよ、ホント・・。
このあと、酔い潰れましたとさww

Re: ハートの国のアリス〜黒ウサギと血祭りパーティー〜 ( No.42 )
日時: 2012/08/13 19:33
名前: ペールラ (ID: 9nM5qdCg)

19ページ「お酒と眠り」


ア「う〜ん・・///」←酔いつぶれ。

アリ「大丈夫?アンドリューさん。」


私の膝で真っ赤な顔で目を回しているアンドリューさん。
意外にお酒に弱いのね・・。

アリ「もぉ・・ブラッドが無理やり飲ませるから・・。」
ブ「まぁいいだろう。アンドリューのこうゆう表情は見れたのだから。」←元凶。

アリ「まぁそうだけど・・。」

でも、どうするのよ。
完全に酔いつぶれてるわよ・・。

ブ「お嬢さん。アンドリューの着替えをお願いできないかな?」

アリ「え?あぁ、そっか・・。」

そうよね・・女性だもの。
私が着替えさせないと・・。

アリ「じゃあ、皆一回、ここから出て行ってくれる?」


そう言うと、ぞろぞろと皆が出て行く。

全員が出て行ったのを確認すると、
アリ「さて・・と。」

一言失礼します、と言った後、タオルに手をかける。


そっと取ると体が露わになる。


アリ「・・・・。」


凄い、白くてわずかにピンク帯びているきれいなはだ・・。
女の私もつばを飲むくらいだ。


今アンドリューさんが寝ていてくれてよかったわ・・。

服などを探し、着させ終わる。
意外に大変なのね・・。

扉を開けてOKの合図をした。


ブ「ありがとう、お嬢さん。」
アリ「このくらいお安い御用よ。」

ブ「では、エリオット。アンドリューを運んでくれ。」

エリ「はいよ。」

そう言うと、アンドリューさんを軽々とお姫様だっこして出て行く。

アリ「起きてなくてよかったわね・・。」
ブ「知ったら、エリオットに殴りかかりそうだな・・。」




そんな想像をしながら部屋に移動した。






あとがき
短めスイマセン。最新遅れてすいません!
最近、ディシディアデュオデs((ryファイナルファンタジー012にはまってます。いつか本家やりたいです。
次回!アンドリューがでません!(多分。)


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