二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- D.gray-man -繋ぐ夜空-
- 日時: 2012/06/20 16:55
- 名前: 快李 (ID: qs8LIt7f)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode=view&no=23642
初めまして またはこんにちは!快李です。
D.gray-man -日と月- の続編、繋ぐ夜空です。日と月をあまり見てない人は、↑からどうぞ。
簡潔に流れを言うので、長くて読みたくない人は言ってください。
******************************************
・荒らしはご退出お願いします
・主人公はアレンじゃないです
・キャラ崩壊有り
・亀更新
・誤字脱字あり
・日と月の続編です
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〜他の作品〜
・D.gray-man -消えた扉-
・D.gray-man -存在の証-
———————*目次*———————
第01夜...>>11 談話室...>>16
第02夜...>>19 談話室...>>20
第03夜...>>24
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- Re: D.gray-man -繋ぐ夜空- ( No.87 )
- 日時: 2012/11/25 14:50
- 名前: 快李 (ID: pVoFPF2t)
おお、ありがとー
新キャラ登場なぅv
- Re: D.gray-man -繋ぐ夜空- ( No.88 )
- 日時: 2012/11/26 19:26
- 名前: 快李 (ID: pVoFPF2t)
第二十夜 -僕等の存在-
幸太said
由「お母さん・・・」
・・・親の夢か
俺は親の顔は見たことないよ
羨ましいっていうかなんか・・・
優しかったのかな・・・?母さんと父さん
天「ゴメンなさいね。少し歩くのが早かったでしょうか・・・」
幸「いえ。・・・天体が親の姿と重なっただけだと思うよ。俺達、親がいなくて・・・」
天「・・・そうですか。もう、お亡くなりになられたんですね」
幸「はい」
その言葉はまるで
俺たちの親を知っているかのようだった
やっぱり、似ている
うまれてきたときの感覚に
風が窓の外から入ってきて
同時に月光が天体の眼を照らした
その目は、とてもとても無知だった
なんという色なんだろう
いや
黒い瞳に
数々の色の点が入っている
黒眼や白眼は関係ない
まるで宇宙だ
幸「・・・アンタ、本当に何者なんだ?」
天「私は・・・貴方達を創った者です」
幸「創った・・・!?」
卦尹said
すぐ目の前には、ティキ
その後ろにはこっちを見てる千年公
神「ちっ」
シェ「僕のロードォォォォォ!何やってんの、ワイズリー!卦尹、ロードから離れろぉぉぉぉ!!」
親バカシェリルさんの大激怒
てか、俺は・・・?なにこの差
ヒドクね?何気にヒドくね?
ワ「ワタシは武闘派ではないのだ・・・」
いやぁ・・・
シェリルがウザい
これで帰ったら俺殺される・・・
ア「神田!キミ、動けたんですか!?というか卦尹、その格好・・・」
トクサに肩を貸してる
助けたのかぁ・・・
つまらんな
神「悪いかよ」
表情も変えず
シレッと言葉を返す神田
口に咥えたままのロードと俺
いい加減離せクソやろう
ア「悪かない・・・ですが、だったらなんで今まで固まってたのか、大変気になります」
神「脳天、潰されて起きたら、ココにいたんだ。状況理解すんのに、時間かかったんだよ。コイツのせいでな」
卦「え、俺じゃないし。ワイズリーだし・・・」
場所が悪いから一旦部屋から撤退にかかる
このままだと、モロに人質を巻き込んじゃうだろうからな
出口に向かって走りながら、ロードの首のリボンを毟り取る神田
おい、ロードにそんな事したらシェリルがキレルってもんじゃないぞ
怒られるの、側にいたオレだぞ!?
ロ「ギャー、何すんの、エッチ!!」
神「るせぇ、テメエの兄弟が髪紐壊しやがったんだ。リボンよこせ」
ア「追剥する為に捕まえたんかい」
ト「とにかく一度退いて態勢を立てなおすんです…っ」
普段の姿からは考えられない声を出すロード
いいね、たまにはこの姿も
でも男の唾液を付けられても嬉しく・・・いや、女子も死んでも嫌だが
だいたいな・・・アレン、いつからツッコミ担当になった
お前ボケだろ。いや、ボケでもなかったけど・・・
- Re: D.gray-man -繋ぐ夜空- ( No.89 )
- 日時: 2012/11/26 19:45
- 名前: 快李 (ID: pVoFPF2t)
第二十一夜 -生と死-
卦尹said
さて
逃げる俺等の背後で突然バリバリ盛り上がってきた
巨大な導管群そして、キレてるシェリル
その怒りは、アレンに?それとも神田に?
導管は巨大ミミズのように
あっという間に出口を塞いだ
こんな時方舟のゲートでと思うが
アレンも咄嗟だと難しいかな
何せ、こっちには3人も奏者がいるし
邪魔されちゃうかも
シェ「下等生物め、本当に状況を理解しているのか?特に14番目。二度と教団には帰さないって言ったよね?」
いつになく怪しい顔で不気味に微笑むシェリル
ダメだぞパパ、子供の前だぞ、パパ
ロードが怖がるぞ
なわけないけど
シェリルはアルマの手足を導管で巻きつけ
導管の山の上に高々と晒してみせる
アルマを背後に置き
ノア達を従えて
両手を広げて
アレンに呼びかける千年公
千「アレン・ウォーカー。キミが進んで教団を捨てられるようにしてあげマショウ。今日はキミの退団パーティでス」
ア「誰ですか、あれ・・・」
卦「コイツ等サードの第一母胎だ。アルマ=カルマ。神田ユウと同じ人造使徒の被験体だった男」
アレンが思わず神田の横顔を見た
被験体
そんな事は聞かされていないだろうな
確かに神田の再生能力は人間離れしている
・・・だが
だが、神田はアルマを見ながらにべもなく言い放つ
神「誰だそいつは」
愕然
スゲェ
千年公の眼が点
千「・・・・・・今、何て言いマシタ?」
神「誰だそいつは」
千年公も困惑
神田がアルマを覚えていてくれないと
楽しいパーティが始まんないからな
ワイズリーが必死でアルマを指差してるが・・・
神「誰だそいつは」
千「ワイズリーくん?卦尹くん?」
卦「いや、俺覗いてない」
ワ「のの〜〜?な、なんで私を睨むのだ〜〜。ん?いや・・・ちょっとまて!」
ワイズリーは神田の言葉の本当の意味に気付いた
魔眼を持っているものしかわからない
俺は今ロードの能力使ってるからわからないが
バ「か、神田の奴。まさかアルマが変わり果てていてわからんのか!?」
ズ「そんなことはない。あの子がアルマを判らんはずはない・・・」
忘れる訳がない
記憶から消えてしまう事もない
神田が自分のたった一人の仲間であり・・・ともだちの事を
神田の肩にしがみつきながら抗議する
ロ「何言ってんのさ、もぉ〜〜〜!」
卦「アルマさ、アルマ。9年前お前が殺した、あの失敗作の・・・・」
口が神田の大きな掌に塞がれた
その力の強さと神田の冷たい暗い表情にから
今、自分が神田の逆鱗に触れているという事に気付いた
でもさ・・・死ぬからやめてくれ
神「あいつは死んだ」
- Re: D.gray-man -繋ぐ夜空- ( No.90 )
- 日時: 2012/11/27 18:46
- 名前: 快李 (ID: pVoFPF2t)
第二十二夜 -闇の訪れ-
卦尹said
死んだ、か
アイツ、生きてるかな?
まぁそんな思い出なんてほっとくか
卦「でも、生きてたんだよ」
顔を潰されたまま
ぬいぐるみの俺は語りかける
神田の業火に向かって
風を送る
卦「あんな姿になっても生きていたのに、教団が隠したんだよ」
神「潰されてぇのか・・・」
こんな楽しいこと止められない
人形がどんな風に踊るか見たくて
見たくて、見たくて、見たくて
ノアの血が騒ぐんだ
見たい、見たい、見たい
ロ「キミにアルマの罪を被せて、奴らは隠してた聖戦を言い訳にしてぇ。9年もねぇ〜〜〜」
俺達はノア
無敵で超人
俺等が神に選ばれた本当の使徒
だから、こんなに強くて、傷もつけられない
悪い事大好き
やりたい事を好きにやって、何が悪いの?
同じ悪い事やって、それを敵から指摘されて、罪悪感感じてるなんておっかしい
だから、俺の中のノアは止めない
人形をクルクル振舞わすように
望んでもいない心が、言葉を放つ
卦「挙句の果てにAKUMAの卵核埋め込まれて、今じゃアルマは教団に貪られる生き人形だ」
それは神田の知らなかった事だ
目覚めて、状況を飲み込んでも
誰も与えてはくれなかった情報
殺した筈のアルマが水槽の中で、何故あんな姿で成長していたのか
何故、サード計画が始まったのか
神田は臍を噛む
自分はそれをアルマに結びつけて考えようとはしなかった
終った事だと思っていた
被験者になったサードを見ても、自分と同じと思い
彼らについて深く知ろうともしなかった
全てに関心を示さず
AKUMAを倒し、伯爵を倒せば、それで事は終る
男は人生に一つ事を成せばいい
心の奥底の穴も、それで塞がると思っていた
闇に吹きすさぶ風の音も聞かずに済むのだと
それ以外の事はどうでもいい
物事は突き詰めれば単純
自分の人生はそうでなければならないと思っていた
でもそうではなかった
考えもしなかった結果がこれだ
世界との交流をシャットダウンし
耳を塞ぎ
己だけ見つめてきた結果がこれだ
こんな俺の言葉一つにガタガタにされている
終った事と片付けてしまったせいで
アルマをまともに見られない
認める事も出来ず
過去と向き合う事も出来やしな・・・
怒りの余りか
神田が俺とロードの頭を握り潰す
だが、綿が弾け飛んだ頭はまだ彼を嘲笑う
ロ「どうしたのぉ。アルマに会えて嬉しくなかった?」
卦「もしかして、お前にアルマを斬らせた女・・・。あの人のことが関係あるのか?」
神田の心が真っ白に弾ける
蒼い業火が頭を、体を灼いている
こいつを黙らせなければ
この悪霊を浄化してしまわなければ
闇が彼を飲み込んでしまう前に
神田は六幻を抜刀し、俺をロードの上に置き
俺の胴体にかざす
無力な人形なのに
彼を翻弄するおぞましい塊に
ロードに突き立てられる寸前
六幻の刃は止まった
アレンの左手が六幻の刃を掴んでいた
だが、神田は止まらない
無表情な夜叉は悪霊を見据えたまま
突き立てる動作を繰り返す
そうだ、それが正しいんだ
ア「落ち着いて、神田・・・!こんな攻撃がロードと卦尹に効かないのは知ってるでしょう」
卦「どうした?やれよ」
ア「挑発に乗っちゃダメだ!こいつらはキミで何かを企んでいる!!僕らは捕まってるみんなを助けなきゃ。そのことだけを考え・・・・・・」
だが、アレンの説得は神田には少しも聞こえてない
しかし、遊びを中断されて怒ったロードはキレる
もっと神田で遊んでいたかったんだろうな
ロ「いいよぉだ。アルマだってゆうことが信じられないならぁ〜〜〜。アルマ自身に信じさせてもらえ〜〜〜」
同時に俺の下に巨大なワイズリーの魔眼の紋章が浮かび上がる
え・・・俺も入ってんだけど。ちょいまて
どけロード!!俺までユウの・・・
ワ「くっ、はじめに云ったであろう、神田ユウ。おぬしの脳、アルマ=カルマの目覚めに使わせてもらう!!」
卦「おい、ワイズリー・・・待て!!」
アレンと神田の額にワイズリーと同じ紋章が浮かび上がり
放電現象が2人を包む
神田も怒りから自分を取り戻したがもう遅い
ト「見てはいけません、ウォーカー!!」
ズ「神田ぁーーーーーー!!」
トクサとズゥ爺様の叫びも届かない
光が炸裂し、そして闇が訪れる
- Re: D.gray-man -繋ぐ夜空- ( No.91 )
- 日時: 2012/11/27 19:00
- 名前: 快李 (ID: pVoFPF2t)
第二十三夜 -懐かしいあの日の元へ-
卦尹said
・・・神田の過去を観るはずだ
なのにロードやアレンもいない
どういうこった
いや・・・見たことがある
ここは・・・
??「月・・・月」
月「ああ、天体?何?てか、何その服だせぇ・・・笑えるんだけど」
天「袴男子に言われたくありません。お母さんにむかってそれはなんですか」
月「母さんって言われたってねえ・・・。」
天「あなたがたも人間としてもうすぐ産まれますよ」
懐かしい
俺が生まれる前・・・
ああ、そうか
ワイズリーのやつ
気をきかせてくれたのか
月「・・・俺はお兄ちゃんで、太陽と星は双子か・・・。火星達はいなくなってさみしいな」
天「あの子達なら、水星がいますからね。・・・みんな惑星は兄妹なのですよ」
月「はぁ。・・・産まれたら、記憶が消えるんだろ?ココの」
天「そうですね。ここは惑星のスタート地点。・・・立派に仕事をしてくださいね」
月「へいへい」
??「月!!星がイジメてくるよぅ・・・」
星「いや、イジメてないし!!違う!!俺、ただながれ星に先に願っただけで・・・」
太「だって!!」
月「いや、くだらなすぎだろ」
・・・ココは、惑星が産まれる場所
俺達は人間として生まれる前に
惑星として生まれていた
天体という女が、俺たち惑星や銀河を創った
月「そろそろ時間だ。二人共、また後でな」
太「うん・・・必ずだ・・・よ・・・」
星「コイツいなくなったぐらいで泣くなよ・・・」
月「ヒドイな。・・・天体、じゃあな」
天「ええ。・・・それでは」
・・・終わるの早いな
ワイズリーが技解くまで暇だし
・・・うん?
??「・・・お兄ちゃん?」
卦「・・・何でいんの?お前等・・・」
目の前には、急に瞬間移動してきたかのような
キョトンとした顔をしてる三人組
天体、太陽、星だった
幸「兄貴・・・!ここどこだし!?」
卦「ここか?天国だ」
幸「そうか、俺死んだのか・・・いやいや。ちょっと待て!」
卦「いい加減それやめない?お前のノリツッコミなんて誰もみないからさ・・・」
天「・・・元気そうで何よりですよ、月」
卦「・・・そっちも。コイツ等に全部話した?」
天「先程」
あぁあぁあ・・・
俺は俺で色々あったのにな
由「お兄ちゃん。・・・ココに入る前、ノアが沢山いたんだけど・・・何があったの?」
卦「・・・アルマ=カルマのパーティーだ」
由「誰?それ」
卦「ハァ・・・」
今までのことを全部話すのか・・・
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