二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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お庭番望月蒼司朗参る!〜異界の青龍とピヨ四神たち〜
日時: 2012/06/28 19:49
名前: 彩兎 (ID: KLW9wIul)


これは、ビーズログ文庫で絶賛大人気の『お庭番望月蒼司朗参る!』の二次創作です。


まだ設定がまちまちなので今日はここまで。

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Re: お庭番望月蒼司朗参る!〜異界の青龍とピヨ四神たち〜 ( No.3 )
日時: 2012/07/08 19:53
名前: 彩兎 (ID: 0DBGOBwu)



いやいやいや書きますよ!?だけど書く時間がな・・・何でもありません。(汗)



じゃ、異界の青龍の設定。


ピウ

名前は蒼司朗が命名。
蟲が出てくる時空の綻びから迷い込んだ龍。
青い鱗に緑色の瞳を持つ。
ぴゅいぴゅい鳴く。
セイと仲がいい。
いろいろと能力補正がある。


セクト

青い髪に緑色の瞳を持つ、蒼司朗よりも小柄な少年。
見た目小学6年生くらい。
肩幅が少し広い水色のポンチョを着ている。
目元にうっすらと鱗らしきものがある。
蒼司朗のことを『マスター』と呼ぶ。


セクトの二人称

篠原→『白のご学友』

実親→『黒の先輩』

奏→『青の後輩』

薫子→『赤の姫』

真純→『お嬢』

小此木→『小此木』or『神官長』

左近→『御頭』

清志朗→『兄様』


主に出てくるキャラもこんなんですね。蒼司朗はもちろん『マスター』呼び。






その他キャラ。



異界の朱雀

ティル

赤の髪に金の瞳を持つ美青年。
片手に玉串を常備。


異界の白虎

コルル

白銀の髪に闇色の瞳を持つ美少女。
袖の中に鍵爪を隠し持っている。


異界の玄武

アルーラ

黒髪に灰色の瞳を持つ美少年。
翡翠色の蛇がからみついた黒曜石でできた杖を持っている。



四人の会話

ティル「セクトは方向音痴だから、僕らが見ていないとダメなんだよね(ため息)」

コルル「そうそう、一番四人の中で年齢が若いし」

アルーラ「いっつも、セクトは俺の杖がないと絶対に迷子になるんだよ!!」

セクト「そ・・・そんなことないですよ!!(涙目)」

ギャーギャー・・・




蒼司朗「・・・アハハ☆」
「ピ」
「ミギャゥ・・・」
「キュイ」
「「(??)」」








異界の四神は、いつもこんな感じです。

Re: お庭番望月蒼司朗参る!〜異界の青龍とピヨ四神たち〜 ( No.4 )
日時: 2012/07/09 20:50
名前: 彩兎 (ID: 4VtwR.3S)


☆one!



黄昏色の空が薄暗い、不気味としか言いようのない森を覆い尽くす。
明らかに、植物の色ではなさそうな、赤い色の針葉樹林の森林。
聞こえる鳥の声も、普通の鳥のさえずりより機械音のようなものが混じっているようにも聞こえる。

きゅい、きゅい。

毒々しいさえずりの中に、一つだけ、清楚で涼やかな動物の鳴き声があった。

きゅい、きゅい、きゅぅ。

愛らしい鳴き声は、どこか心細く感じる。
まるで、迷子になった子供が母親を求めて甘い声で呼び求めるように。

きゅい、きゅ・・・きゅぅ!?

がさっ!!と茂みを揺らして現れたのは、サファイアのように透明な鱗を持つ、一匹の龍。
茂みは、龍がかき分けて小さく穴が開いていた。
どうやら、茂みの手前にある小枝に躓いて転んだらしい。

きゅ、きゅう・・・。

ぷるぷると小さな頭を振り、こびりついた土を落とす。
ぱちぱちと翠玉のような円らな瞳を瞬かせ、きょとん、と小首をかしげる。

龍の視線の先には、小さな小さな穴。
ぽっかりと土に彫られた穴ではない。

——空と地面の間、に空いている穴だ。

糸のように白い細いモノが綻びて、中は奇妙な紫色と青色やらで渦巻いている。

きゅ、きゅっ、きゅきゅ!!

警告するように、ぐぐっと威嚇をする龍。
そして、誰かに知らせないと、とでも言うようにきょろきょろとあたりを見回すが。

・・・きゅぅぅぅ。

目当ての者はいなかったらしく、しょぼんと小さな耳を誑す。
薄い膜の羽も、心なしかしょぼん状態だ。



——突然、龍の周りに竜巻が生まれた。


きゅ!?

当然、龍も驚いて飛び退ろうとするが、竜巻の風に小さな短い脚をとられつんのめる。
ちょうど、龍を攫えるくらいの大きさの竜巻は、ごうごうと唸り声をあげながら、まっすぐにあの穴へと向かっている。


『——嫌だ!!』


きゅうううううっ!!


なすすべもなく、もがけばもがくほど体力を消耗していく。
穴は、龍の小さな体を呑み込むと、綻びはどこへやら、そこには、跡形もなくなっていた。





















さて、龍はどこへ行ったのでしょう。

Re: お庭番望月蒼司朗参る!〜異界の青龍とピヨ四神たち〜 ( No.5 )
日時: 2012/07/12 16:43
名前: 真珠 (ID: CM0t8LjG)

あ、やっと書いたんだ。
まあ、頑張ってねー(超棒読み)

Re: お庭番望月蒼司朗参る!〜異界の青龍とピヨ四神たち〜 ( No.6 )
日時: 2012/07/12 18:11
名前: ジル (ID: m5kxUCPo)

し、真珠・・・・?
なぜ棒読み?
   (さらに超)


彩兎メッチャ面白いよ!
続きファイト!

Re: お庭番望月蒼司朗参る!〜異界の青龍とピヨ四神たち〜 ( No.7 )
日時: 2012/07/14 09:45
名前: 彩兎 (ID: 0zrQTctf)


☆two!!



帝都城、奥庭。
そこは、四神に認められた、お庭番しか入れない場所である。
10年近く庭は放置され、荒れ放題だったが、蒼司朗が新しく剪定したため、くらべものにもならないくらいきれいになっていた。
まあ、それと同時に四神たちもぴよぴよして『赤ちゃん返り』してしまったが。

そんな、奥庭に、小さな時空の歪みがでた。
うにうにと蠢く、赤・蒼・紫などの色が混ざった不気味な色は、ペッと何かを吐き出すかのように何かを出して、そのまま消えて行ってしまった。

ぽて、と落ちて。
ころころと転がって。
こて・・・とうつ伏せに倒れて。

・・・しーん・・・


『・・・きゅ、いてて・・・』

うぐうぐと、ふわふわの芝生に覆われたそこで、もごもごとぴゅいぴゅい鳴く、小さな小さな龍。
かぽ、と顔を上げて、ぺいぺいと顔についた泥を払う。

『・・・ぴゅ?ここどこ?』

きょろきょろとあたりを見渡すが、そこは龍にとって見覚えのないところ。
そもそも。


『・・・こんな、きれいな場所、あったんだ』

ほう・・・と見惚れるように庭を見渡す。
パタパタと薄い羽で、一番高そうな木の上へちょこんと座る。

『・・・きれーだなー』

少し黄昏たように、はぁ、とため息をつく。
と、その時。

「さぁって!今日も張り切っていくぞー!」
「みぎゃー!」
「ぴちゅちゅ!」
「きゅおー!」
「「(♡)」」


元気な声と、それに続く動物の雄叫びが聞こえた。














ハイパー短い。


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