二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- バカとテストと召喚獣~限りなくAに近くて限りなくAに遠い男~
- 日時: 2012/07/04 23:45
- 名前: ツクモ (ID: PXn4LtCH)
宮崎直人は頭が良いわけでも悪いわけでもなく普通の成績だった。文月学園に入学し、クラス振り分け試験でクラスを決めること、Aクラスの設備の良さ、Fクラスの設備の悪さを知り、できる限りAクラスに近づけるよう猛勉強した。教師達は徐々に伸びていく成績を見てとても良い印象を持ち注目していた。一方、生徒は学年主席の霧島翔子をはじめとする成績上位者達に注目しているため直人は全く注目されていなかった。そしてクラス振り分け試験当日となった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
クラス振り分け試験
…この試験によって自分が1年間過ごすクラスの設備が決まる。成績が良ければ良いほど設備が良くなっていく。その為か殆どの生徒は少しでも良い結果を出せるよう、この試験は絶対に失敗しないようにと意気込んでいる。自分もそうだ。目標は1番設備の良いAクラス。その為にこの1年頑張ってきた。
…この試験に遅刻は許されない。遅刻した場合、試験は受けれず問答無用で設備が最低のFクラスになっている。その為か、遅れそうな生徒は急いで試験教室に向かっている。自分もそう、急いでいる。走っている。焦っている。他の人から見れば寝坊等で遅刻しそうだから急いで走っているように見えるだろう。…違う。確かに試験まで時間がない。だけど別に遅刻しそうだから急いでいる訳ではない。
「どうしてこうなった…」
…自分は教室から逃げているんだ。
~数日前~
「宮崎、今日はここまでだ」
「ありがとうございました」
クラス振り分け試験のため、前から補習担当の西村先生にお願いして放課後に勉強を教えてもらっている。「おい、あいつ自分から鉄人の補習を受けにきてるぞ?どうして「よし、プリント追加だ」ギャー!?」なんて声が聞こえるけど、西村先生の教えは分かりやすいから別に苦ではないし、鉄人じゃなく哲人のほうがしっくりくるのは自分だけ?
「宮崎、このちょうしならAクラスの可能性もありえるな」
「本当ですか!!」
やった!!ついにAクラスの道が見えてきた。油断はできないけど、これはうれしい。今まで頑張ったかいがあったなあ。
『宮崎直人君、船越先生がお呼びです。』
…ん?船越先生から?なんだろう?振り分け試験が近いし課題のプリントでも渡すのかな?
『屋上へ向かってください』
屋上?何でそんな所で?まあ、とりあえず向かってみるか。
~屋上へ移動中~
えーっと、船越先生は…あ、いた。
「船越先生、何でしょうか?」
「あ、宮崎君…///」
…何故顔を赤らめてるんだ?船越先生?
「宮崎君、実は私…宮崎君のことが好きなの!!」
…は?
「何を言ってるんですか!?すみませんがお断りします!!」
「一生懸命頑張っている宮崎君の姿を見て心奪われたの!!」
「聞いてない!?言いましたよね、お断りします!!」
なんなんだこの状況!!
「そうよね…」
お…伝わったか?
「急に告白しても答えはすぐには出ないわよね?」
伝わってない!?
「もし付き合っても良いなら、今度の振り分け試験の時に私のところまで来て!!それじゃあ!!」
「先生!?」
…行っちゃった。まあ、振り分け試験で船越先生と会わなければいいか。
~振り分け試験当日~
早起きして遅刻はなし、鞄も確認…忘れ物もなし!!少し早く来すぎたか…教科書でも見とこう。
~試験開始10分前~
先生まだ来ない、遅いなあ。…ちょっとトイレ行っておこう。
~試験開始7分前~
スッキリした♪♪
ガラガラ(←扉を開く音)
船越先生満面の笑みでお出迎え
ガラガラビシャン!!(←思い切り扉を閉める音)
ドウシテフナコシセンセイガココニイルンダ?
「どうしたの?入らないの?…あなた///」
脱兎の如く逃げろ!!
~現在に戻る~
まずい、このままじゃあ試験が受けれない…他の教室を見ると先生がテストの準備をしてる。これじゃあ助けを求めれない。西村先生も試験監督…そうだ、あそこなら!!
「失礼します!!」
「本当に失礼なガキンチョだね。ノックくらいしたらどうだい?」
ここは学園長室。先生がダメなら学園長に頼めば良い!!
「すみません…学園長…急いで…まして…」
「確かに急いでいるみたいだね。でもいいのかい?もう試験が始まるよ?」
「…え?」
キーンコーンカーンコーン(←チャイムの音)
…こうして自分のFクラスいきが確定した。
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- Re: バカとテストと召 ( No.6 )
- 日時: 2012/07/06 03:49
- 名前: 夏音 (ID: /OJeLYZk)
ども。再び読ましていただきました。
ほかのクラスの設定を書くとはいい発想ですね
ちなみに書いてる小説は(紙ほか/マンガ,書籍など)で、『俺と仲間とキングダム』という小説です
駄目文だけど読んでくれたら嬉しいです
それでは
- Re: バカとテストと召喚獣~限りなくAに近くて限りなくAに遠い男~ ( No.7 )
- 日時: 2012/07/07 23:05
- 名前: ツクモ (ID: 4SWfsvrw)
い・・・いきなり罵倒なんて、この人とは面識ないはずなのに自分何かしたっけ?
「えっと・・・自分罵倒されるくらい君に変なことしたっけ?たぶん初めて会ったと思うんだけど?」
「ん?ああ、すまん。てっきりあのバカが来たと思ってな。あの罵倒はそいつのためだ。気にしないでくれ。」
バカ?たぶんその人も会ったことがないよね?いったい誰が・・・ん?この人の容姿ってもしかして・・・
「ねえ、君ってもしかして坂本雄二君?」
「ああ、確かにそうだがなんで俺の名前を知っているんだ?」
「やっぱり、じゃあ君が霧し・・・ムグゥ!?」
いきなり手で口を塞いで廊下に連れていかれた!?なんで!?
「お前、なんで俺と翔子の関係を知っているんだ!?」
大声で喋っているようで実は小声で喋っている。器用だな
「1年のとき同じクラスで知り合っただよ。それで仲良くなってからはいつも君の話しをするようになってね・・・ほぼ毎日・・・」
「なんか・・・すまん・・・」
「ところで、どうして廊下で、しかも小声で話すの?別に教室で話しても良かったんじゃない?」
「教室で他の奴らに聞かれると命が無くなる可能性があるからな」
「いや、命が無くなるっていうのは大袈裟じゃない?せめてからかわれるかもしれないけど」
「他のクラスの男子が同じ女子と話をしていたんだが、それを見ていたFクラスの男子のほとんどがその男子に殺気を出していたんだ」
・・・は?
「もし俺と翔子が幼馴染みだってことがバレたら嫉妬によって俺が殺されるかもしれない・・・」
じょ、女子と話すだけで殺される可能性があるなんて・・・凄く理不尽な理由で殺意が芽生えるクラスメイトに対して、改めてFクラスで上手くやっていく気持ちがなくなってしまった。
- Re: バカとテストと召喚獣~限りなくAに近くて限りなくAに遠い男~ ( No.8 )
- 日時: 2012/07/10 23:17
- 名前: ツクモ (ID: 4SWfsvrw)
お知らせ
このバカとテストと召喚獣の二次小説なんですが、勝手ながらアットノベルの方で投稿させてもらいます。理由として、色々な二次小説を作ろうと思っており、やはり投稿小説を管理し、探す手間を省きたかったからです。よろしければ、またそちらで読んでもらいたいです。
- Re: バカとテストと召 ( No.9 )
- 日時: 2012/07/11 03:38
- 名前: 夏音 (ID: /OJeLYZk)
ども、非常に残念な知らせでした。が、ツクモさんが書く小説を見ようと思います。
僕はまだこちらで執筆するので、ぜひ読んでください!
- Re: バカとテストと召喚獣~限りなくAに近くて限りなくAに遠い男~ ( No.10 )
- 日時: 2012/07/11 18:51
- 名前: ツクモ (ID: PXn4LtCH)
夏音さん、ありがとうございます!!アットノベルでも頑張ります!!…と言いたかったのですが、お気に入り小説…当時の自分は全く気づいていませんでした…ここでも(ちょっと意味が違うけど)管理できるじゃないですか!?…取り乱してすみません…更新やめますとか言いながらこんなこと言うのもなんですが、勝手ながら更新を再開しようと思います。ただ、問題があり、このバカテスを同じ内容で2つのサイト(カキコとアットノベル)に投稿してもいいのでしょうか?せっかく作った作品なので色んな人に読んでもらいたいで両方のサイトで投稿しますが、もし何らかの問題が出たら投稿をやめようと思います。お騒がせしてすみませんでした…そして、これからもこの作品をよろしくお願いします!!
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