二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- ようこそ、薄桜鬼の皆さん
- 日時: 2012/07/08 18:21
- 名前: 桜舞姫 (ID: O72/xQMk)
こんにちは&初めまして、桜舞姫です。
色々掛け持ち中ですが、書きたくなったので書きます。
この小説は、薄桜鬼のトリップ小説です。ちなみに恋愛要素はなしで、
土方love千鶴、という形ですのでご了承を。
まぁ、ボケ話になると思いますが。
では、お楽しみください。
目次 >>2
- Re: ようこそ、薄桜鬼の皆さん ( No.9 )
- 日時: 2012/07/24 18:09
- 名前: 桜舞姫 (ID: O72/xQMk)
№2 行き倒れはしたくない
丁度良い位の日差しが照りつける大通りから外れ、私はどんどん
裏路地へ入って行く。こういう所の方が涼しいし、人も少ない
から堂々と歩けるんだよね。朝っぱらから騒ぐチンピラもいないし。
「いや、まさかこんな所にホームレスとかいないよね。つぅか
見た事な………アレ、おかしいな。幻覚ぅ!?」
ハイ、いました。えー、何でしょうかコレ。道の端に袴を来た
可憐な少女(…だと思う)が半うつ伏せに倒れているんですが。
つぅかさ、見た事あるんだけど。この袴。この小太刀。
「いや、まさか、ねぇ。」
そぉっと起こしてみると…
「うっそ、ちょ、マジでかァァァァ!!!?」
ハッ!ヤバい近所迷惑だ。つかこの女の子。
……私はその子を肩に乗せて、近くの廃ビルの中に寝かせる。
これでしばらく、誰にも見つからないはずだ。
「はっ、はぁ……!!」
私はダッシュで家に駆け戻った。
- Re: ようこそ、薄桜鬼の皆さん ( No.10 )
- 日時: 2012/08/01 11:56
- 名前: 桜舞姫 (ID: O72/xQMk)
№3 事件はどこかで起きている
急いで家に駆け戻った私は半息切れ状態。毎日散歩して体を動かして
いなかったら、後5分位は遅く家についただろうな。
「はぁ…よい、しょ!」
日常用の鞄から、鍵を取りだす。え?そりゃ勿論、車のです。
で、車に乗って元の現場へ。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
この女の子。もう間違いない。夢じゃない。だってさっき頬っぺた
5回以上抓ったもの。
「……何で、千鶴が此処に?」
…トリップてマジであるんだ。これからは幽霊も信じる事にしよう。
て、そんな場合じゃない!千鶴を車に乗せて、と。
「…家しか、ないよね?」
とりあえず、千鶴は私の家に置く事にした。何か気絶しちゃってるし。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜〜〜〜〜〜〜
で、家について新たなトラブル発生。いや、何かさ、
身体があったかいと思ってたんだよね。でもまさか
「…マジで発熱してるとは…。」
…千鶴ちゃん、ただ今お風邪を召してます。
「う、けほ、こほッ…!!」
道理で顔赤いよ、気絶してるよ!!だって熱があるん
だもの!38度3分だもの!!
「……どうしよう。病院でいいのかな?」
………はい、勿論ダメです。
- Re: ようこそ、薄桜鬼の皆さん ( No.11 )
- 日時: 2012/08/02 16:41
- 名前: 桜舞姫 (ID: O72/xQMk)
№4 友人は時に神にも匹敵する
とりあえず、大切なのは状況整理だ。私は千鶴に冷えピたつけたり
氷枕したり布団かけたりしながら考えた。
…千鶴がいるってことは、土方さん達もいる可能性が高い。
しかも千鶴が袴ってことは、物語はあまり進んでいない?いや、
分からないけどさ。コレでも一応2回以上はゲーム全クリアしてるし。
「誰か探しに行かないと。」
そうなると当然この家を千鶴だけにしてしまう。こういうときは…
…持つべき者は友!!
「………あ、もしもしユキ?ね、今暇?あ、暇。実はね、私の妹が
熱出しちゃってさ。うん、16才なんだけど。え?…そうよ、
実はいたのよッ!!…今夏休みでさ、遊びに来てるの。
いろいろ買ってくるから、ちょっと見ててくんない?一人に
したくなくて。……マジ!?ありがとッ!!」
いろいろウソついたのは心苦しいけど、薄桜鬼について全然知らないの
ユキくらいだもんな。
後で大好きなアイスでも奢るとしよう。
ピンポーン!
「あ、ハイハイっと。」
妹とウソをついた千鶴を友人に任せ、私は街にいるであろう他の
薄桜鬼のメンバーを捜しに出た。
「ん?彩からメール?」
『ねぇ沙羅!さっそくだけどこの写真見て!!さっきさ、薄桜鬼の
コスプレしてる人見つけたの!!沙羅の家からメッチャ近い
河原の辺りだよ。行ったらまだいたりして?』
送られてきた写真は私の家の裏の河原だった。そしてそこには……
コスプレとは思えないリアルな服や髪をした土方、斎藤、原田さんの
姿が。
「…やっぱりこれからは、奇跡を信じよう…。」
日が照る暑い中、私は河原へと走った。
- Re: ようこそ、薄桜鬼の皆さん ( No.12 )
- 日時: 2012/08/09 18:06
- 名前: 桜舞姫 (ID: O72/xQMk)
№5 たまには夢を信じてみよう
……此処は一体どこなんだ?斎藤と原田もわからねぇみてぇだし。
「副長。我々は何故ここに…」
「んなの土方さんに聞いたってわからねぇよ。目が覚めてから
数分立つと思うが、土方さんが分かってたらこの状況はねぇよ。」
言外に褒めてくれるのはありがたいが、俺でも手の施しようがねぇ。
あの時、一体俺達に何が起こったんだ……?
【終・土方目線】
「写真だと確か…マジか。」
いたよ、マジでいたよモノホンが。じゃなくて本物が。あのちょっと
薄汚れた感じの服とか少しボロそうな足袋とかもう間違いなく。
皆まだ洋装をしていない。ここが秋葉原とかだったら相当目立つ。
「あのー、すいませーん!!?」
「っ!??」
うわ、声のかけ方が悪かったか。土方さんと斎藤さんに思い切り
睨まれた。
「え、えと。は、初めまして羽水沙羅と申します…
み、皆さんの…えと…。」
説明したいんだけど怖いよ土方さんんんん!!
リアルで睨まれるのは怖いよォォォォ!!!
…リアルでデレを見るのはいいけど。
「まぁま土方さん。そんなに睨んでやるなって。」
「しかしだな、原田…」
「あんたは何者だ??」
いや、何者と申されましても。つかさっき名乗った
んだけど?
でもこうやって会話してるってことは…現実。
「あ、私は羽水沙羅です。皆さんは…新選組の方
ですよね?」
「お、俺らの事知ってんのか?」
勿論知ってる…左之さんでかいな!いや、でかいな!
さすが身長180センチ!!
一君は小さいけど。つかこの3人が並ぶと丁度よく
大中小になるんだよね。
「おい、どうなんだ?」
「え、あはい!知ってますよ!」
とりあえず此処に長居するのはよくなさそう。
もう8時半くらいだから、そろそろ人も出て来ると
思うし。
「とりあえず、私の家に来て下さい!」
「お前の…?」
「副長、ここはとりあえず…」
で、疑わしそう土方さんを原田さんがなだめ、
一君が促す形で、私の家へ。
- Re: ようこそ、薄桜鬼の皆さん ( No.13 )
- 日時: 2012/08/05 22:55
- 名前: カノン (ID: onX1rF7w)
やっほ!久しぶりだね!
私の小説にコメしてくれてありがと!
いつの間にこんなに書いたんだ・・・・
しかも神文!
よし、桜舞姫の文才を分けてくだs((殴
・・・がんばれ!またくるねぇ!