二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 琴里「神無月、あんたクビね」神無月「………えっと、はい?」
- 日時: 2012/07/27 11:25
- 名前: roki-siesta (ID: 13s.kbX8)
デート・ア・ライブ二次創作ss
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- Re: 琴里「神無月、あんたクビね」神無月「………えっと、はい?」 ( No.1 )
- 日時: 2012/07/27 11:34
- 名前: roki-siesta (ID: 13s.kbX8)
里「だから、そのままの意味よ。クビ」
神無月「ちょ、ちょっと待って下さい司令ッ!ど、どうしてそのような事に…」
琴里「そりゃ、不景気でラタトスクの予算が減ったのよ。あんたたちの給料を減らしでもしないとこのフラクシナスは潰れるわ」
神無月「な、ならば、給料カットでもいいじゃないですか!?」
琴里「いえ。それでは駄目なの。何だかんだ言って末端にだってそれ相応の給料を与えている今、それくらいでは問題は解決しないわ。カットしても足りないのよ」
神無月「だったら末端を……」
琴里「あんた、さっき言った事、覚えてる?足りないの。わかる?それに、末端までクビにしたら、ラタトスク艦内に不満が溜まるわ。ここは、今この艦内で私に次ぐ権力者を切る。それは艦内の不満を、「あぁ、仕方ないな」と思わせることが重要なのよ。理解した?神無月」
神無月「そうですか……私は、不要だった、のですか……」
琴里「勿論、神無月の腕は認めているわ。だけど、仕方ないのよ。副司令、副艦長……その肩書きは、今後令音に担って貰うわ。問題はないでしょう?」
神無月「私は一体これからどうやって生きていけばいいんですか?」
琴里「住居は、精霊用のマンションの一室貸すわよ。まだあそこには十香と四糸乃しかいないし。部屋は有り余ってるわ。仕事は自分で探しなさい。あんたは性癖以外はかなりイケてるんだから」
神無月「そ、そうですか……では、お部屋、お借りしますね。ありがとうございます」
琴里「一応、リストラという形ではなく、自主退職という形にしておくから、手当ては出るでしょう。お金がなくなるまでに、次の仕事でも探しなさい」
神無月「では、司令……今まで、ありがとうございました……!!」オジギ
琴里「ごめんね……ごめんね神無月……」
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ー
神無月「とは、言ったものの……」
神無月「ここから、どうしましょうか……」
神無月「行く当てもありませんし……」
神無月「ひとまずは、マンションへの引っ越しを済ませましょう!他にすることもないですし」
まんしょん!
神無月「引っ越ししても、私あまり私物持っていないんですよね。ずっと艦内にいましたし」
神無月「あるのは……生活用具と<聖琴里勲章>くらいでしょうか」
説明しよう!聖琴里勲章とは、五河琴里の写真で作った缶バッチである!
神無月「服、買わないといけませんね。いままで軍服や支給の服を着ていたことが多かったせいで、私服持っていないですし」
神無月「と、なれば、現在の所持金を確認!一応、貯金もありますけどそれはもしもの時にしか使いません。計画的に進めるべきですッ!」グッ
神無月「…………2864円」サァァァッ
神無月「これでは服買えないじゃないですか!自炊したとして1週間くらいしかもちません!」バチーン
神無月「はぁ……はぁ……財布を投げるのはいけませんよね……」
ピーンポーン
神無月「私に来客ですか?知り合いは殆どいないはずなのですが……」
???「いるんでしょ!?ここにいると聞きました副司令!」ガンガンガン
神無月「ちょ、ちょっと扉を叩かないで下さい!いるのはわかっていますから!」
神無月「どちら様でしょうか」ガチャ、ゴン
???「ッ!?つぅー……何してるんですか副司令!扉くらい気を付けて開けてください!」
神無月「は、はぁ……で、どうしたんですか?中津川。まだ勤務中なのではないですか?」
中津川「まったく……副司令?自分の置かれている立場を思い出して下さい。私も副司令と同じです。要はリストラされてしまいました」
神無月「やはり私だけではありませんでしたか……まぁ、とりあえず、中に入って下さい。立ち話というのもなんでしょうし」
中津川「そうさせてもらいましょうかね」
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神無月「………と、言うことは、私や中津川の他にも数人、解雇されていると。そういうことですね?私の様にこのマンションに入居した者はいないのですか?」
中津川「恐らく……副司令だけかと思いますよ。ほら、一応副司令なんですし。呼び出しには早く応じてくれたほうが都合がいいじゃないですか」
神無月「そういうことですか……えぇ。簡単にですが、わかりました。でも、ここにきたのはそんなことを伝える為だけではないですよね?目的を話して頂けますか?」
中津川「………さすが、あの司令の下にいただけのことはありますね副司令。では、本題に入ります」
神無月「お仕事を頂けると、嬉しいのですが」
中津川「やはり副司令もそう思っていましたか!?そうです私たち、元フラクシナス構成員で、小さなカフェでも始めようと思い立ちまして!」
中津川「私たち、構成員をクビになった身になっても、司令に尽くしたいのですよ!」
中津川「店舗はもう見つけてあります。後は人員を集めるだけなんです!副司令、参加、していただけますね?」
神無月「……構いませんけど……資金等はどうするのですか?店舗展開にはかなりの予算が必要になると思いますが……」
中津川「そこは問題ありません。幹本に調達させました」グッ
神無月「幹本のプライベートの暮らしには私も疑問を覚えていた事はありますけ……負担にはならないでしょうか」
中津川「大丈夫ですッ!その代わりに、私も沢山の嫁を失ってしまいましたが……」
神無月「凄く身を削ってますねそれ!?そんなのに私が参加してもいいのですか!?」
中津川「いえいえ。参加してくださいよ。副司令がクビになったと聞いて始めた事なんですから」
神無月「そ、それはそれで嫌な言い方ですよね……」
中津川「フラクシナス構成員で指折りの美型ですよ?クルーにするには、もってこいの人材じゃないですか。副司令は性癖以外は完璧なんですから」
神無月「それ、司令にも言われましたよ……皆さんそう思っていたのですね……」
中津川「と、に、か、く!もう決まっている事なので、契約書にサインを頂けると嬉しいのですが」
神無月「当てもありませんし、構わないのですが……こうもあっさり職に就けていいものなんでしょうか?」
中津川「そんなの後で考えればいいでしょう!私たちはフラクシナス構成員ですよ?訓練は積んでありますし、この能力を無視するのは勿体無いじゃないですか」
神無月「いいですけど……」カキカキ
神無月「あ、司令に尽くしたいというのは、つまりどういう事なのですか?」
中津川「ふっ……まぁ、任せておいて下さいよ。ちゃんと考えてありますから」
神無月「では、これでよろしいですね?ありがとうございました、中津川。仕事が無くて困っていた所だったので」
中津川「では、これが制服です。仕事場は夜刀神十香の作戦の時に使った店を買い取りました。Fー08・オペレーション『天宮の休日』で村雨解析官が使用した店です。勤務は明日午前8時からで、よろしいですね?」
神無月「えらくいい場所を買いましたね……私は構いません。では、後日、落ち合いましょう」
ーーーーーーーーーーーーー
よるだよ!
神無月「はぁ……仕事は見つかりましたが……なんとまぁ、餌を持ってこられたから食べたみたいな感じですよね……」
神無月「制服、ですか……と言ってもこれ、殆どスーツですよね。男性用なら、こんなものしか無いのはわかりきっていますが」
神無月「ここにいても話になりません。というかお腹空きました。夕食でも食べましょう」
神無月「近所にスーパーなんてありましたっけ……」
- Re: 琴里「神無月、あんたクビね」神無月「………えっと、はい?」 ( No.2 )
- 日時: 2012/07/28 08:50
- 名前: roki-siesta (ID: N.hBywMC)
神無月「ふーんふふーんふふふーん♪」
神無月「パスタが安かったなんて少しラッキーですよね。クビになったのだから幸先はいいわけではないですけど……」
神無月「トマト缶と鰯で軽く作りますか……」
神無月「あ、あぁ……調味料が一切ないですね……困りました」
???「あ、あれ?神無月さんですか?」
神無月「……あ、士道くん。こんなところで何をしてるんですか?」
士道「いやいや、俺はいつもここで買い物してるんですけど。神無月さんこそ、何やってるんですか?いつの艦内にいるのに」
神無月「あ、そうです。思い出しました」
士道「何をですか?」
神無月「隣に引っ越してきた神無月恭平と申します。以後、お見知り置きを」
士道「」
士道「ちょ、ちょーっと待って下さい?話が読めないんですけど」
神無月「要は、士道くんの隣に越してきたのですが」
士道「えっと……何故に?」
神無月「詳しい事情は面倒なので省きますが……簡単には、クビになりまして」ニッコリ
士道「全然笑える話じゃねぇ!?ってかクビってどうして!?神無月さん一応副司令じゃなかったんですか!?」
神無月「他の構成員も、リストラされているのですよ……今把握しているのは、中津川だけですが」
士道「ご時世つれぇ……」
神無月「司令直々の命令でしたので。私はそれに従うまでですよ。仕事も見つかりましたし」
士道「それで、夕食を作るための材料を買いにきた、と……」
神無月「そういうことです。……ところで、士道くん?よろしければ、調味料を貸して頂けないでしょうか?今から調達するには所持金が足りないもので……」
士道「どんだけ困ってるんですか!?今の所持金は!?」
神無月「2864円で、パスタが180円、トマト缶が100円、鰯が150円なので……」
士道「2434円て!?お金足りるんですか!?」
神無月「足りないんですよね。一食でこれなので……あ、まぁ一日でこれなら10日程なら……」
士道「いいです!もうしばらくウチにご飯食べに来て下さい!給料日に幾らか貰えればいいのでッ!」
神無月「で、でもそれでは……」
士道「ウチは十香のお弁当も一緒に作ってるんですから、一人増えたくらいで変わりませんから。お隣さんが餓死したなんてニュース聞きたくないですし」
神無月「あぁ、士道くん!貴方はそんなにも優しい人だったのですね!?司令の兄として相応しいです!今後も司令をよろしくお願いします!」
士道「今後も何も、琴里の心配よりも自分の心配をしてくださいよ」
神無月「あ」
士道「どうしたんですか?」
神無月「(゜ロ゜)」
士道「言語を使用して下さい」
神無月「………では、司令と同じ晩御飯を、私は食べるのですよね?」
士道「ま、まぁ、そうですけど」
神無月「私は、司令と同じ食卓を囲むのですよね?」
士道「そうなりますね」
神無月「すっごぉく気まずくなるじゃないですかぁ!」
士道「………そこですか?」
神無月「主に司令がッ!」
士道「ってそっちかよ!?」
神無月「だって、士道くん、考えてみて下さい。今日クビにした人と一緒にご飯ですよ?」
神無月「わかりやすく言うと、絶交って言ったその日の夜にばったり会っちゃうくらいに気まずいです」
士道「その例えは一体なんなんだ!?」
神無月「わかりやすかったでしょう?」
士道「わかりやすかったですけど……」
神無月「では、構わないじゃないですか。士道くんは私に大人しく調味料を貸せばいいのですッ!ほら、私がこんなに困っていますよ?」
士道「人に借りるのになんと上から目線なことか……」
神無月「にんにくがあればなお、嬉しいです」
士道「あ、すみません。この前にんにくは使っちゃって無いんです」
神無月「(゜ロ゜)」
士道「その顔好きですね!」
神無月「………………」テクテク
士道「えっと……神無月さん?」
神無月「………………」テクテク
士道「あ、帰ってきた。何か手に持ってる」
神無月「………………ふぅ」ゴトッ
士道「なんで無言でにんにくを取ってきて無言で俺の買い物かごの中に入れたんですか!?」
神無月「えっ?だって、今、丁度にんにくを切らしていたとお聞きしましたが」
士道「図々し過ぎるわ!どんだけ俺ににんにく借りたいんだよ!?」
神無月「にんにくがないとトマトと鰯のスパゲッティは出来ないんですよ?」
士道「だからどうしたッ!?」
神無月「………士道くんはそんなにも薄情者だったのですね……司令から、「士道は、人絶望に対しては妙に敏感」と聞いていたのですが……私の絶望には反応していただけなくて……」
神無月「ま、まさか士道くんのその<絶望感知>は女性にしか適応されないのですか!?」
神無月「稀代の救世プレイボーイの名は伊達じゃなかったのですね!!」
神無月「そして男には一切の興味を示さない女たらしだったのですね!?」
士道「なんか物凄い言われようだ!?」
神無月「はぁ……しかたありますん……」
士道「仕方ねぇのか仕方あるのかどっちだよ!?」
神無月「どちらとも言えるし、どちらとも言えない。その結果は士道くんのにんにくによります……」
士道「いやどんだけにんにく欲しいんだよ」
神無月「……………」スッ
士道「今度は何をするつもりですか?」
神無月「私ににんにくを貸して下さい!」orz ドゲザー
士道「美しすぎる……なんて土下座だ……」
神無月「お願いします士道くんッ!私にッ!私ににんにくをッ!貸してッ!下さいッ!」
士道「大声を出さないで下さい!目立つじゃないですか!」
神無月「お願いしますッ!にんにくをッ!にんにくをぉぉぉぉぉぉ!」
士道「もういいですからッ!にんにく買いますからッ!」
神無月「ほ、本当ですか!?」パァァァッ
士道「素直な人だなおい……この人、性癖以外なら完璧なんじゃないのか……?」
神無月「すみません。士道くん、それ言われるの三回目ですよ」
士道「そ、そうですか………」
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神無月「と、言うわけで初めての五河家に訪問しました」
士道「……半ば無理矢理だった気がするけどな……」
神無月「士道くん?何か言いましたか?」
士道「い、いやぁーなんでもないですよー今何時ですか?」
神無月「……おかしな士道くんです。えっと、今の時間ですね?現在丁度午後5時です。司令が一時帰宅するのは6時半なので、それまでに仕上げてしまいましょう」
士道「なんでそんなこと知っt……あぁ、職場が一緒だからか」
神無月「そりゃ、上司の行動時間くらい皆把握していますよ。特に<フラクシナス>構成員は」
士道「多分そこが特別なだけじゃないですかね……」
神無月「そんなことはどうでもいいんです。士道くん、キッチンお借りしますね」
士道「はいはいどーぞー………はぁ……こっから飯作んなきゃなんだよなぁ……」
神無月「食事ですか?私が人数分作っても構いませんが」ジュゥゥゥ
士道「いやいやいや!食材は神無月さんが買ってきたものでしょう!?負担をかけるわけには……」
神無月「いいえ。今晩は私に振る舞わせて下さい。まぁ、その、引越し蕎麦みたいな物だと思って気楽に」トントントン
士道「そ、うですか?わかりましたよ……ありがとうございます」
神無月「いえいえ。私にキッチンと調味料とにんにくを貸して下さったお礼とでも受け取って下さい」サッ、ジュゥゥゥ
士道「まだにんにく引っ張るのか……」
神無月「感謝の気持ちは忘れないようにしないといけませんから………熱ッ!?」ジュゥゥゥ
士道「気を付けて下さいよ……」
ピーンポーン
神無月「来客ですか?」
士道「あぁ。ちょっと行ってくるな」
神無月「はい」ニッコリ
ピーンポーン
士道「はいはーい今でまーす」
ピーンポーンピンポピンポピーンポーン
士道「っだぁぁぁもう!連打すんなっていったろ十香!?」
ピーン
士道「よし。今開けるからなー」
士道「ょぃしょっと」ガチャ
十香「おぉ!シドー、ご飯を食べに来たぞ!」
ポーン
士道「押したままにしてるのもやめてくれよな……」
十香「それにしても、このピンポンは凄いな!押すとシドーが出てくるぞ」
士道「いやそれはインターホンと言ってだな……必ずしも俺が出るとは限らん」
十香「………む。こ、これは香ばしいにんにくの香り!シドー、今日の夕餉はなんだ!?」
士道「あ、あぁ。今日は俺が作るんじゃねぇんだ」
十香「ぬ?な、ならばピッツァか!シドーがピッツァを注文したのか?」
士道「あ、いやピザなそれなら。どうして発音良く言った」
十香「ピザではないピッツァだ!と、この前眠そうな女とやったゲェムで言われた」
士道「さ、さいですか……とりあえずまぁ、あがれよ。もうすぐ出来るだろうし」
十香「うむっ。お邪魔するぞ」
- Re: 琴里「神無月、あんたクビね」神無月「………えっと、はい?」 ( No.3 )
- 日時: 2012/07/29 19:31
- 名前: roki-siesta (ID: 13s.kbX8)
神無月「おや?十香じゃないですか!随分可愛らしい客人が来ましたね」ポコポコ
士道「からかわないで下さい。ほら、十香。覚えてるか?ラタトスクの……」
十香「うむ。神無月だな。覚えているぞ。私も良くして貰ったからな」
士道「そか……そう言えば、十香は何時もラタトスクに健康診断に行ってたよな…」
十香「最近は行っていないがな。シドーのお陰だぞ?感謝している」
神無月「お二人はどのような関係で?」ジャー、サッ、チッチッ
十香「む?それはだな、私とシドーは激しく求め合って繋がっている関係なのだ」
士道「いやいや、誤解を招くような言い方はやめろ。俺が十香と……その……」
神無月「わかっていますよ。私はフラクシナスの副司令ですよ?元ですけど。二人の関係どころか、そのように仕向けたのは私たちなのですから」ジュゥゥゥゥ
十香「ぬ。そうなのか?シドーは私に会いたかっただのデェトしたいだの言ってきたのは、貴様らがせってぃんぐしたものだったとは……シドー……私は、本当はシドーの求められていなかったのか……?」
士道「何言ってんだ。俺は別にラタトスクが無くても十香と会ってたと思うぞ?ほら、初めて会った時はラタトスクと関係は持って無かったし」イケメンガオ
神無月「ふむ……それはそうですね……私たちがサポートに入ったのは、十香が学校校舎に現界したときからですから」サッ、ドバッ、マゼマゼ
十香「な、なら、シドーはコイツらがいなくとも私と出会っていたのか?」ウルウル
士道「ま、まぁ、そうなるけど……」
十香「シドーは……私と出会う、運命だった……むふふふふ」ニヤニヤ
神無月「さて、惚ける前に夕食と致しましょう。私が作った物ですので、味に保証は出来ませんが、どうぞ召し上がって下さい」コトッ
士道「おぉ………案外美味しそうに出来てる……」
神無月「失礼なっ!私、こう見えてちゃんと料理くらい出来ます!」プンプン
十香「」ワキワキ
神無月「お好みで、粉チーズ等をかけると美味しくいただけますよ?十香」
十香「」ブンブンブン、サァッ、ドバッ
士道「いやそれ山盛りになってんぞ……大丈夫じゃねぇよな……」
神無月「まだそれぞれにおかわり一回分はありますよ。失敗なら私が責任を持って食べますので」
士道「あ、十香ーそこの棚からスプーンとフォーク取ってくれー。あ、一応琴里の分も」
十香「了解したっ!早く夕餉にしよう」
士道「はいはい。いいから早く取ってくれ。食事はそれからな」
神無月「急がなくても料理は逃げませんよ。さて、と。いただきましょう」
十香「ほら、依頼の品だシドー。受け取れっ!」ピシュッ
士道「いや投げんじゃねぇよ!危ねぇだろうが!!」バイーン
神無月「あと数㎝ずれていたら救急車を呼ばなければならない所でした……」
士道「ったくもう……ちゃんといただきますしてな」
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