二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 黒バス*向日葵と青空*
- 日時: 2012/08/10 16:29
- 名前: 玲那 ◆Nq.dcct54. (ID: v1PUoFnc)
ハローハロー☆
初めまして玲那(れいな)デス。
えっと〜、中3で受験生です。
なので息抜き的な感じでちょくちょく来ます。(良く来るかも・・・w)
[注意]
下手くそを極めた文です。
更新頻度バラバラ〜
キャラ変わっちゃうことあるかもです。
どんどんご指摘を。
・・・読んででくれると嬉しいな☆
[main]
『夏とバスケと青春と』
#海の家です >>001 >>002
[visitor]
[other]
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- Re: 黒バス*向日葵と青空* ( No.1 )
- 日時: 2012/08/09 16:53
- 名前: 玲那 ◆Nq.dcct54. (ID: I8/Fw.Cz)
『夏とバスケと青春と』
#海の家です
ジリジリと照りつける太陽。水着の女子、男子。
美味しそうなこうばしい匂い。
「暑い・・・」
あたし、綾瀬夏葵(あやせ なつき)。中学2年生。
・・・働いています。
「おとーさ〜ん!麺が足りない」
今は夏休みで、海水浴を目的とした人間がうじゃうじゃやってくる。
ホントなら、あたしもその中に混ざりたいところだが、家の手伝いをしないといけない。
普段はこじんまりした定食屋。
地元の人たちの憩いの場。
夏になると従業員さんたちに任せて海の家を出している。
「お〜?ちょっとないな・・・。買ってきてくれるか?」
「ん〜。急いだ方がいい?」
「あぁ。急いでくれ」
「りょーかい」
エプロンを脱ぎ、砂地を走る。
日焼け止めを塗っていても、焼けそうだ。
「♪〜」
鼻歌を歌いながら走る。
砂に足を取られるのももう慣れた。
・・・そのせいで変な筋肉ついた。
「あら?なんか真っ黒人間はっけーん。
夏も始まったばっかなのに・・・いつ焼けるんだろ・・・」
自販の前に立ち、ジュースを買っている人が目にはいった。
余りにも焼けているものだから、面白くてしょうがない。
笑いをこらえながら、スーパーに入った。
「麺麺麺〜・・・あった。」
ついでにおやつでも買っていこうとコーナーに立ち寄る。
いつも買っている「まいう棒」のところに行けば、なんだか巨人がいて近寄れない。
高校生・・・大学生・・・にしてもデカすぎる。
外国人か?髪の毛、紫だし。
(早くどいてくれないかな〜)
こっちは急ぎの用なのだ。
ほんと早くしてほしいものだ。
「敦、そろそろ行くぞ」
赤髪の人が来て、連れて行ってくれたので新作の「ラー油とまと味」を手に取りレジに急いだ。
「ありがとーがざいましたー」
おばさんの、どこから出ているのか不思議な声に送られて店を出た。
(・・・あ、)
さっきのガングロと、巨人と赤髪が並んで歩いていた。
ジャージに「帝光」と書かれている。
知ってる。なんかすごい中学校らしいけど・・・、
(あの巨人が中学生?)
ビックリだ。
- Re: 黒バス*向日葵と青空* ( No.2 )
- 日時: 2012/08/10 16:28
- 名前: 玲那 ◆Nq.dcct54. (ID: v1PUoFnc)
『終わったぁ〜』
太陽が、沈み始めた綺麗な時間帯。
人も少なくなってきて、店を閉める時間になった。
『ちょっと海の方行ってくる!』
靴を脱ぎ捨て、裸足で海に入る。
冷たくて、気持ちいい。
『冷たっ』
バシャバシャと足で水面を蹴る。
水しぶきがズボンの裾を濡らして肌にへばりつく。
『う〜、気持ち悪・・・』
もうそろそろ戻ろうと振り向いたとき、
「危ない!!」
『へ・・・っ!』
顔面に、何か硬いものがぶつかって、よろめく。
ズキズキ痛む顔を抑えながら見ると、それはバスケットボールだった。
「大丈夫っスか!?」
『いって〜・・・、何?』
「すまない。大丈夫だったか?」
スーパーで見た、赤髪の人がそう言った。
これが、大丈夫に見えるんだろうか。
『大丈夫なわけないでしょ?』
「お〜そりゃそうだよな」
「青峰、お前の投げたボールだ自分でかたをつけろ」
「あ〜・・・ごめん」
あのガングロが、赤髪に謝った。
「なぜ俺に謝る」
「あっ、そうだったな。すまねー、ほんと悪かった。」
『・・・別に、いいけど。』
「それにしても、君ガッチリした足してるっスね」
・・・は?
この金髪、仮にも女子のあたしになに言ってるの?
『あんた、』
「黄瀬・・・」
「黄瀬君・・・」
『失礼なんだよっ』バシャッ
金髪の顔に、海水を思いっ切りかけてやった。
ぼーぜんと頭から水を滴らせていた。
「ホントだな」バシャッ
「ホントですよ」バシャッ
「ほんとなのだよ」バシャッ
「きーちゃんサイテー」バシャッ
次々と水をかけられジャージまでびしょびしょになった金髪は
「すいません・・・」
と誤ってきた。まあ、分かればいい。
「・・・でも、青峰っちとその他!なんでかけるんすか!?」
そうして、盛大な水かけ合戦が始まった。
あたしは一歩下がった所でそれを見て楽しんでいた。
「でも、部活か何かに入っているのか?」
『?別に入ってないですけど・・・』
「バスケをやったら、面白そうなのに・・・」
あたしの脚を見てそう言う赤髪。
そういえば、この人たちの名前ってなんだろう・・・。
「おい、そろそろ体育館にもどるぞ」
「「は〜い」」
「あぁ、そうだ」
そう言って、ピタッと止まり、こちらに振り向いた。
薄らと、口元には笑みを浮かべて、
「バスケに興味があったら、明日9時に市営の体育館に来るといい」
女バスもいるしね。
そう言うと、皆は歩いていってしまった。
『・・・バスケかぁ。』
でも、体育の授業でしかやったことないし。
『・・・』
少しだけ、興味が湧いてきた。
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