二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 王子と魔女と姫君と〜巡り合えたのは、運命だから〜
- 日時: 2012/08/18 20:09
- 名前: みかん (ID: 7TIhQdvp)
はじめまして。大好きな漫画『王子と魔女と姫君と』の小説をココで書くことにしました、みかんです。よろしくお願いします。
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- Re: 王子と魔女と姫君と〜巡り合えたのは、運命だから〜 ( No.1 )
- 日時: 2012/08/18 21:21
- 名前: みかん (ID: 7TIhQdvp)
第一話 運命の定め
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ー『王子、王子。…罪深き王子よ』
女の人の…声が聞こえる。誰だろう…。
ー『お前に呪いの転生を施した』
呪いの転生を施した…って…、もしかしなくてもあなた魔女?
ー『純粋な姫達の運命を狂わせた罪、その身を以って償うが良い』
いやいやちょっ…待っ…!だからっ!あたしはまだ恋愛とか、
ー『ほう、ほうほうほう。散々元・姫達を惚れさせ待たせておいて、いざ待ちきれないと迫られたらへっぴり腰で逃げるか王子』
う…、そう言われると何も返せない…ですけど。
ー『いいからちゃっちゃと本腰入れなさいこの博愛主義王子めがーっ!』
はいいいいいいいっ!!!……って、アレ?理事ちょ、
ー私の名前は大路昴。小さくて、ふわふわしてて、可愛い女の子が心底大好きな王子様キャラな性格の私の運命の定めは、「恋をすること」。
もちろん、相手は可愛い女の子ではないのです。(これが非常に残念。)
前世で決着がつかなかった童話のお姫さま方による王子争い。
その事実はつまり、姫や王子にとって運命の人が見つからなかったということを意味します。
その相手を見つけるために施されたのが魔女の言うところの『呪いの転生』。それを施された元・王子の私は現世にいる元・姫の皆さんの中から一人、前世で選ぶことの出来なかった運命の人を選ばなければならないのです。
でも、いくら運命の定めと言えども現世の私は男の人に免疫なさすぎだし、恋愛なんかしたことないし…。
正直あんまり気が進まないんですけど……。
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