二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- D.Gray-man
- 日時: 2012/10/16 22:27
- 名前: アレン (ID: ia9Umcvq)
はじめまして、アレンです。
かなり前のアニメですがやってみたいと思います。
よろしくお願いします。
主人公↓
名前:コノハ・マーベル
性別:女
年齢:普段は6歳、ホントは16歳。
髪型:銀色、長さは膝まで。
性格:優しい、争いを好まない。
一人称:私
イノセント:寄生型の「女王の歌声〝クイーン・ソング〟」
AKUMAの呪いが掛かっており、イノセントを発動していない時は6歳の女の子になってしまう。
基本、自分は攻撃せず仲間の身体能力・イノセントなどを強化させる。
6歳のときは言葉が喋れない。
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- Re: D.Gray-man ( No.1 )
- 日時: 2012/10/18 17:03
- 名前: アレン (ID: ia9Umcvq)
プロローグ
とある雪山の麓——
ここに、左胸に十字架の紋章が刻まれているコートを着た男がやってきた。
髪は長く、遠くから見ると女と見間違えるが、鋭くとがった目がいかにも「俺は男だ。」と言っている。
?「ここか、イノセンスとその適合者がいる場所は。」
この人は神田ユウ、エクソシストだ。
その男は一気に急斜面を駆け下り、麓の村までやって来た。
人っ子一人いない、廃村だ。
神「ホントにいるのか?こんなとこに。」
と、少し怒ったような口調で言いながら、近くの家に入った。
神田が家の中へ入った瞬間・・・
ドンッ!!!
神「!!誰だ!?」
部屋の中にあったクローゼットから、6歳前後の女の子が出てきた。
目が赤色の奇妙な動物を抱えている。
神「お前・・ここで何してる。」
?「・・・・・」
神田が抜いていた剣先を女の子に向けると、女の子はより一層脅え目を瞑った。
その瞬間・・・
バキバキバキ!!!
後の壁(木製)が割れ、そこから虎と豹が現れた。
それぞれ、腕の中にいる生き物と同じように目の色が黄色と紫色だ。
神「何なんだここは!!」
虎『我らはこの子の守護神。何用があってこの子に剣を向ける?』
神「俺はエクソシストだ。イノセンスがここにあると聞いて来た。」
豹『ならば剣先を向ける必要はない。この子はイノセンスを体に宿している子だ。』
神「寄生型か。おいお前、名は?」
?「・・・・・」
刀を収めてもまだ殺気を放してる神田に脅え、女の子はまだ目をギュッと閉じたままだ。
神田の頭には怒りマークが2個ほど増えた。
神「おいテメ—・・」
豹『この子はコノハ・マーベル。言葉を話す事はできないから、代わりに我らが話そう。』
神「言葉が話せない?なぜ?」
豹は名をアメジスト、虎はトパーズ、腕の中にいるのはルビーと言った。
コノハの守護神の名乗るそいつ等は、コノハの過去を全て話した。
神「なるほどな・・おいガキ。」
コ「・・・・・」
神「俺は神田ユウだ。俺と共に来い。お前はエクソシストになる義務がある。」
コ「・・・・・」
コノハは脅えながらも首を縦に振った。
そして、差し出された神田の手を握り、歩き出した。
- Re: D.Gray-man ( No.2 )
- 日時: 2012/10/18 05:41
- 名前: アレン (ID: ia9Umcvq)
第1話
神田はコノハを連れて、エクソシスト本部〝黒の教団〟の門前に来た。
コノハはすでに神田に心を許し、嫌がられてはいるがずっと手をつないでいた。
コノハの肩にはルビーが乗っている。
神「門を開けろ、門番。」
コ『あ!!ダメダメ、神田君!君が連れてきたその子、ちゃんと検査しなきゃ!』
神「コムイ、こいつはもやしと同じ呪い付きだ。門番が泣くぞ。」
コ『え・・・いいよ。門番さん、通しちゃって。』
門「か、開門!!」
神田はコノハの手を引き、中へ入っていく。
コノハは今にも泣きそうな顔をして神田にピタリをついて行った。
そして目の前に現れたのは、いかにもアホらしい人と、しっかり者の女の人、後、髪の毛が真っ白の男の人。
コ「いやー、お疲れさん神田君。で、その子がイノセンスの適合者?」
神「もやしと同じ寄生型だ。」
?「あの、いい加減僕の事もやしって言うのやめてくれますか?」
神「うるせー。」
白髪の人は神田と仲が悪いようだ。
コノハは神田の手をもっと強く握りながら、影に隠れる体制になった。
コ「あれ?もしかして・・脅えてる?」
?「あたり前。初めまして、私はリナリーよ、よろしく。」
?「僕はアレン・ウォーカー、よろしくね。」
コ「・・・・・」
ル『この子はコノハ・マーベル。私はルビーよ。』
コノハは警戒しながらもお辞儀をした。
そしてすぐさま神田のコートに顔をうずめる。
神「おい、お前もいい加減放せ。服が伸びるだろうが。」
コ「さあコノハちゃん、僕と一緒にへブラスカのところに行こうか。」
コ「・・・・・」
コノハはコートを掴んだまま神田を見た。
神田は目で「早くコートを離して行け。」と言ってる。
コノハは意を決して神田のコートを離し、ルビーを強く抱いてコムイについて行った。
差し出されたコムイの手はコノハが握る前にルビーの尻尾で叩かれた。
- Re: D.Gray-man ( No.3 )
- 日時: 2012/10/19 23:03
- 名前: アレン (ID: ia9Umcvq)
第2話
へブラスカ——
人と蛇を融合させたような外見の、イノセンスの番人。
黒の教団に入団すると、すぐにイノセンスとのシンクロ率を調べてもらう。
ちなみに、コノハは80%だった。
コ「お疲れ様、コノハちゃん。じゃあ、さっきの部屋に戻ろうか。」
コ「・・・((コクッ」
コノハは警戒しながら短く頷いた。
そしてやはり、差し出されたコムイの手はルビーによってはじかれた。
リ「お疲れ様、コノハちゃん。ココア飲む?」
コ「・・・((コクッ」
コノハはリナリーから、かわいいクマのプリントがされたコップをもらい、ココアを飲んだ。
おいしかったからリナリーに笑顔を向けると、笑い返してくれた。
コ「さてと、これからどうするかな〜。」
リ「どうって、コノハちゃんにも仕事させるんでしょ?」
コ「うん、そうなんだけどね。一人で行かせるのはちょっと心配なんだよね〜。」
ア「コノハちゃんは本当は16歳なんですから、大丈夫じゃないですか?守護神もいることですし。」
コ「それが大丈夫じゃないんだよ。」
コムイは、トパーズから教えてもらったコノハの記憶(一部)を、その場にいたアレン、リナリー、神田に話した。
内容としては、
・コノハはイノセンスと今まで一度も使った事がなく、呪いのせいで大変不安定な状態である事。
・本来の姿に戻れると言っても、時間制限がありあまり長い時間発動出来ない事。
・コノハのイノセンスはサポート系の分類に入り、一人では力が半減してしまうこと。
などだ。
ア「それじゃあ、2人一組ってことですか?」
コ「コノハちゃんの場合はそうなるね。だから・・よろしく頼むよ、神田君。」
神「・・・は?」
コ「だから、これからの仕事はコノハちゃんと一緒にいってねってこと。」
神「・・・ふざけてんのかテメ—は。」
リ「そうよ、普通は私でしょ?女の子同士だし。」
コ「う〜ん、まあそうなんだけどね。でもコノハちゃんは神田君に懐いてるみたいなんだよね〜。」
コムイがチラッと見ると、ソファーにもたれかかってる神田の隣に、満面の笑みでココアを飲んでいるコノハがいた。
さっきは、コムイから半径1m以内には絶対に入らなかったのに、いまはピッタリと神田に寄り添っている。
コ「・・・ということでよろしく、神田君。」
神「ふざけんな!ガキの子守りなんて出来るかよ!」
ア「神田、これは諦めた方がいいんじゃないか?」
リ「そうね、本人も神田の隣が気に入ってるみたいだし。」
神「お前らな〜。」
この後、神田は常に所持してる対アクマ武器「六幻(ムゲン)」を抜いて、イノセンスを発動させかかったが、3人で何とか止めた。
コノハは神田のコートを掴み、笑顔を向けて「よろしく。」と言った。
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