二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- ドラゴンクエストⅨ 天空の巫女
- 日時: 2012/11/03 00:08
- 名前: スペリシオ (ID: TeOl6ZPi)
スペリシオです。
最近、ひさしぶりにドラクエやったら、小説書きたくなってきました!
気分です。かなり気分です。途中で止まる可能性大です。
それでも読んで下さるなら光栄です!
主人公
オトハ・ウィルブレイド
勇敢で、正義感のある活発な少女。見習い天使。
師イザヤールを心から尊敬しており、目標としている。
不満に思っていることは、服がダサいことである。
剣士としては、一流の腕を持っており、魔法も使える。
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- Re: ドラゴンクエストⅨ 天空の巫女 ( No.4 )
- 日時: 2012/11/18 21:57
- 名前: スペリシオ (ID: TeOl6ZPi)
2、天使でない天使
目を覚ますと少女の顔が目の前にあった。
村で宿屋をしているリッカだとすぐわかった。
だてに守護天使をやってきたわけではない。
リッカ「大丈夫?」
オトハ「ありがとう。大丈夫・・・だと思う。」
リッカ「名前は?」
そう聞かれた瞬間に、一瞬思考が停止した。
”そうか、リッカは私のこと知らないんだ。”
自分は知っているのに、向こうは知らない。
”天使じゃなくなるって、こういうことなんだ・・・。”
(これだけのことが一瞬で考えられるってすごくね?)
頭の回転の速さに、感心する作者である。
いったん中断します!
- Re: ドラゴンクエストⅨ 天空の巫女 ( No.5 )
- 日時: 2012/11/18 23:13
- 名前: スペリシオ (ID: TeOl6ZPi)
続き・・・。
オトハ「私、オトハ・ウィルブレイド。」
リッカ「そうなんだ!この村の守護天使様と同じ名前なんだ!」
ふと、不思議に思う。
オトハ「私、どうなったの?」
リッカ「突然、地震が起きてね、そのときオトハが落ちてきたの。」
”地震と黒い光はつながっているということか。”
そんなことを考えていると、リッカが立ちあがった。
リッカ「わたし、宿屋の仕事があるから行くね。動けるなら、散歩でもしてみたら?」
オトハ「うん、そうする。」
リッカ「じゃあね!晩御飯までには戻ってきてね。」
オトハ「わかった。・・・ありがとう。」
”外に出てみよう。”
出る前に、リッカのおじいさんに挨拶をした。
優しそうだが、ただならぬオーラを放っていた。
”なんかあるな。”
扉を開けると、いつもと同じウォルロ村の風景が広がっていた。
”地震が起きても、人々がいる限り村は変わらないな。”
そう心の中で呟いてほほ笑んだ。
ここであることの気がつく。
”服・・・変だと思われてない?”
さっきからおばさんたちの目線を感じるのは、これのせいか。
”着替えたい・・・!”
だが服がない。
仕方なく、このまま歩く。
目の前には天使像があった。
足元に(守護天使オトハ)とある。
似ていない。
お世辞も言えないほど、似てない。
”でも、私はまだここの守護天使なんだ。”
そう思うと心が落ち着いた。
?「おい、おまえ!」
昼間から守護天使上等か!と怒鳴りたい気持ちを抑えつつ後ろを向く。
予想通りのくそ野郎であった。
村長の息子でガキ大将のニードだ。
ニード「おまえ、リッカのとこの奴だな。」
オトハ「そうだけど。」
ニード「なんだよ、その服。旅芸人の服かよ!」
やめろよ!ともうひとりが止めに入る。
オトハの頭の血管が浮いた。
”誇り高き守護天使の服を・・・旅芸人の服・・・だとぉ!!!”
心の火山が噴火した。
オトハ「その言葉、喧嘩ととっていいな。」
あたりに殺気が立ち込める。
静かだが龍のようなオーラを放っていた。
そして、追い打ちをかけるように・・・。
リッカ「ニード!なにやってるの!」
ニード「リッカ!あ、いや。」
あきらかに、うろたえている様子だった。
リッカ「もう。オトハ?だいじょうぶ?」
リッカが声をかけた時には、もう殺気がおさまっていた。
オトハ「うん、大丈夫。」
リッカ「じゃあご飯作りに帰るね。オトハもおいでよ。」
そういうと、家まで駆けて行った。
オトハ「ニード。」
ニード「なんだよ。」
ニードがふてくされた声で言うと、オトハは笑いながら言った。
素直になれよ。
と
じゃあね!というとオトハはリッカの家に駆けて行った。
- Re: ドラゴンクエストⅨ 天空の巫女 ( No.6 )
- 日時: 2012/11/19 17:29
- 名前: スペリシオ (ID: TeOl6ZPi)
3、天の方舟
次の日の朝のこと。
ニード「おい、オトハ!」
散歩をしていたオトハにニードが話しかけてきた。
オトハ「なに?」
ニード「このあいだの地震でセントシュタインまでの道が瓦礫でふさがっちまってさ、どかすの手伝ってくんねーか。一人じゃ無理だからな。」
オトハ「いいよ。行こう。」
怖いわけじゃねーぞ!と念を押してきた。
そう言う時点で不自然だ。
”頼んできただけ、素直なほうか。”
そう思いつつ、少し傾いた門をくぐった。
オトハ「キモいんだよ!」
今、ドロザーラを倒したところである。
ニードはオトハの暴言におののいている。
2人の目の前には、道が見えていた。
ニード「んぐっ!うううううっ!はぁ。オトハ!」
オトハ「ううううううううううううううううっ!!!!ちょっと動いたかも。」
それは、気持ちの問題である。
すると、瓦礫の向こうから声が聞こえた。
?「誰かいるのか?」
ニード「ウォルロ村のものだ!あんたは?!」
兵士「セントシュタインの兵士だ!来てくれて助かった!瓦礫は我々でどける!村に伝えてくれないか!」
ニード「わかった!任せろ!」
兵士「ありがとう!そういえば、そちらにルイーダという女性は来てないか?」
オトハ「来てないけど・・・。」
兵士「しばらく前にそちらに向かってから行方不明になっている。」
ニード「それも伝えておく!」
そしてその帰り、あるものを見つけた。
本来そこにあるはずのないもの。
空を飛びまわっているはずのもの。
私たちを迎えに来るはずのもの。
それは、天の方舟だった。
あの日、黒い光が貫いたのは、これだったのだ。
とびらをひいたが、固く閉ざされていた。
”女神様が言っていたのは、このことか。”
台地に異変が起きている・・・。
村長「たった二人で外へ出るなど、このバカ息子が!!!」
ニード「俺にもなんかできると思ったんだよ!」
村へ帰って早々、村長の逆鱗に触れてしまった。
とはいえ、瓦礫をのけてくれているという知らせは、村人を安心させた。
オトハ「そういえば、ルイーダって人がこっちに向かってきてる途中、行方不明になったって。」
リッカ「ルイーダ・・・さん!」
リッカが驚いた顔をした。
ニード「知ってんのか!」
リッカ「お父さんの仕事仲間だったって言ってた。」
ニード「お前に会いに来たんじゃ。」
リッカの顔が心配そうになる。
”行くか。”
オトハ「私が行きます。」
リッカ「だめよ!あぶないじゃない!」
オトハ「だいじょうぶ!」
と言ってほほ笑んだ。
近づいた奴、全部勧善懲悪してあげるから。
その冷たい笑みの中に、底知れぬ闘志が表れていた。
そして、村人に見送られながら、ルイーダが通ったと思われるキサゴナ遺跡へ向かった。
気をつけてね!という声が村から聞こえてきた。
- Re: ドラゴンクエストⅨ 天空の巫女 ( No.7 )
- 日時: 2013/01/18 23:09
- 名前: スペリシオ (ID: 1Enbe91p)
4、キサゴナ遺跡
オトハ「空気悪ッ!」感動するわ。まったく・・・。」
モンスターも大して強くも・・・。と文句を言いながら進んでいると?
薬草を見つけた。
(それだけ?)
近くで人の声がした。
”まさか!”
そこには、瓦礫に下敷きになった女性がいた。
オトハ「ルイーダ・・・さん?」
ルイーダ「私に構わず逃げて!」
グオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!
獣の咆哮が聞こえた。
ルイーダ「早く!」
オトハ「私はオトハ。あなたを助けに来た。」
来いよ、獣。
挑発すると突進してきた。
名をブルドーガというヤツは頭が悪そうだ。
ひらりとよけると剣を突き立てる。
”切れ味悪い!っていうか堅い!”
そのまままともに体当たりを食らう。
オトハ「うっ・・・。」
ブルドーガがこちらを睨む。
その眼はオトハを嘲笑っているようだった。
悔しかった。
”負けない!”
守護天使の名のもとに。
やあああああああああああああああああああああっ!!!!!!!
オトハが斬りかかる。
気迫に押されたのかブルドーガは固まったまま、眼は恐怖で縮んでいた。
ズサッ
刃が当たったところでブルドーガが正気に戻る。
足で床をドーンと打つと天井が震えた。
”うそっ!”
瓦礫がオトハに降り注ぐ。
ルイーダ「オトハ!」
ブルドーガの勝利の咆哮が響く。
ルイーダが静かにため息をついた。
そのとき。
何勝ったと思ってんの、バーカ。
ルイーダ「えっ?」
オトハ「そう簡単に・・・。」
死ぬかあああああああああああああっ!!!
剣で首と腹を切り裂く。発狂する獣。
ただ、一心不乱に突進してくる。
グオオオオオオオオオオオッ!
あああああああああああああああああっ!!!!!
剣と角が交差した。
オトハがうっと言いながら剣を落とす。
そして、ブルドーガは倒れた。
その後、瓦礫をどけ、ルイーダとともに村に帰った。
”あいつ、けっこう金(G)持ってたな。”
心の中で少しにんまりしているオトハであった。
- Re: ドラゴンクエストⅨ 天空の巫女 ( No.8 )
- 日時: 2013/06/02 16:00
- 名前: ミア (ID: n30M6dN.)
こんにちは!
ミアだよ!
ここは初めてきたなー(キョロキョロ
がんばってネ!
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