二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- フェアリー・ティターニア イナクロ ハピプロ再始動!
- 日時: 2012/11/21 17:30
- 名前: 藍紅 ◆JTyw4zQ2h. (ID: TaF97fNV)
- 参照: 藍紅のハッピーエンドプロジェクト再始動!
藍紅です!ハッピーエンドプロジェクトです!
今回はソードアートオンラインの「アルヴヘイムオンライン」を
もじった世界観の「フェアリー・ティターニア」(略称FLA)での
お話です!
キャラ設定 >>1
新キャラ >>3
藍紅のハッピーエンドプロジェクト・前作達
・ハッピーエンド
・騎士の振る剣は、
・僕ダケ見テレバ良イノニ…
・幸せを終わらせたい陽炎は嗤う
・運命停止
種族はこちら↓
・火妖精族「サラマンダー」
・水妖精族「ウンディーネ」
・風妖精族「シルフ」
・土妖精族「ノーム」
・闇妖精族「インプ」
・影妖精族「スプリガン」
・猫妖精族「ケットシー」
・鍛冶妖精族「レプラコーン」
・音楽妖精族「プーカ」
・光妖精族「アルフ」
・天使妖精族「ルリア」
・悪魔妖精族「イリス」
・神妖精族「ゼウス」
・氷妖精族「シノン」
・死妖精族「アリス」
更新履歴
・本編更新
・新キャラ項目に「フェンネル」を追加
・新キャラ項目に「影ノ宮雷矢」を追加
・新妖精族追加
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- Re: フェアリー・ティターニア イナクロ ハピプロ再始動! ( No.78 )
- 日時: 2012/11/22 22:30
- 名前: 華奈 ◆268i9tslsM (ID: RqJf1b70)
- 参照: 勉強なんぞなくなれ………。
DSからちょっと覗きにきたっっっ
藍紅達元気かーいっ!!
また来るよ!
- Re: フェアリー・ティターニア イナクロ ハピプロ再始動! ( No.79 )
- 日時: 2012/11/23 14:37
- 名前: 藍紅 ◆jqzZxVcA6Q (ID: TaF97fNV)
- 参照: 3DSから! @京たんマジ天使
華奈☆
うわああああああああああああっ
そうだ!!琉抖くん種族なんだ!?
- Re: フェアリー・ティターニア イナクロ ハピプロ再始動! ( No.80 )
- 日時: 2012/11/23 17:46
- 名前: 藍紅 ◆JTyw4zQ2h. (ID: TaF97fNV)
- 参照: 藍紅のハッピーエンドプロジェクト再始動!
8話「突然の通達!攻略・世界樹!!」
(セシルside)
〜29層〜
「さっ、攻略攻略!」
「セシルくん、アイテムとか買わなくていいの?」
「あぁ、俺のポーチもういっぱいだしな」
「セシルくん…君って人は…」
「じゃあ、29層のダンジョン入り口に居るから。準備出来たらきてくれ」
「了解!あれ?通達…来てるけど」
「私の所にも…サラマンダー領の領主からだ」
「俺ん所にも来てるな」
「……俺にも」
「セシル!俺にも来てる!!」
「開けてみるか。俺が読むよ」
「うん!」
通達
フェアリー・ティターニア全プレイヤーに告ぎます。
世界樹攻略の為、ゼウス領・ディアボリーホールに集まって下さい。
集まらなかった場合、各種族の領主より種族から追放し「堕天」となるので
お気をつけください。今宵、10時に世界樹攻略に参ります。
シルフ領・領主
「なんだよ…これ…」
「世界樹攻略!?いきなりなんなの…?」
「ま、まぁとりあえず、追放されちゃわない内にゼウス領行こ!
ゼウス領って事はきっと……全種族の精鋭を集めた団体で
世界樹に挑むつもりなんだ……」
「そんな、事ってあるのか…」
「ねぇ、通達来たよ!セシル君読んで!」
「あ、あぁ…」
通達
なお、これは「チーム戦」である。
必ず「何人かのパーティを組む事」人数は「6人以上」が厳守。
サラマンダー領・領主
「6人!?俺達5人だぞ…」
「ど、どうする!?」
「なぁ、」
「誰だ!?」
振りむくと、スプリガンの少年が立っていた。
「俺はシャドウ。お前だよな?ハッピーエンドのキャプテンのシルフは」
「あぁ、如何にも。俺がハッピーエンド大将だが…君は…」
「俺さ…今1人なんだ。お前らのチームに入れてくれないか?
ウンディーネ、サラマンダー、インプ、アルフ、シルフ。
いいチームだと思うし。俺居れたら丁度6人だろ?」
「…分かった。だが、いくつか質問だ。」
「いいぜ」
「どうして俺がハッピーエンド大将だと分かった?」
「そりゃあ、立ち姿だね。「シルフの影竜が各地を飛び回ってる」って
噂が絶えなかったし。シルフのお前を見た時、分かった。
お前があの「影竜」だってな。……封李が様つけて呼ぶ訳が分かった」
「封李?…今封李と言ったか?」
「あぁ、アイツとは親友でな。……俺の事信じてくれるか?」
「分かった。シャドウ、お前をチームに入れる。
早速だが、アインクラッドを出てゼウス領へ行くぞ」
「おぉ!!」
〜ゼウス領・ディアボリーホール〜
「うわ、ぁ…!」
「ツバサ、ゼウス領来た事無かったのか?」
「う、うん…!すごぉい…!」
ツバサは目をキラキラさせて辺りを見回している。
「はは、白竜が居たらなぁ…」
俺がそう呟くと、ツバサは「え…?」と反応して俺を見やった。
「ツバサ?」
「剣城…なの……?」
「え、あ……てん、ま……?」
「う、ん…うん……そう、だよ…天馬、だよ…剣城…剣城だったんだ…
そうだと、想ってた……」
「天馬、だったのか…やっぱり。」
「ハッピーエンドって単語で薄々気づいてたけど…
白竜って名前でピンと来て…ごめん、剣城」
「いいんだ、天馬。……いや、ツバサ。この中では本名で呼ぶの禁止されてるしな」
「あ、そっか…じゃあ、セシル。世界樹攻略頑張ろう!」
「あぁ!」
「なぁ、セシル。俺は攻撃型直下なんだけど、前方どんな感じ?」
シャドウにそう聞かれ、俺は振りかえり説明に入る。
「あぁ、前方はリネルとクレア。中継は俺だけ。後方はフェンネルとツバサだ」
「というか、今ってアルフ居たんだな。結構珍しいじゃん?」
「…まぁ、そうだな。俺は弓使いだ」
「そっか!じゃあ俺、セシルと一緒に中継やるわ」
「そうか、助かる。それじゃ、もう皆集まってるし行こう」
「うん、私なんか緊張してきちゃった…」
「はは、クレアは怖がりだなぁ…僕が付いてるよ!」
「リネル…」
世界樹攻略はかなり激しいものだった。
何度も何度も苦戦に強いられた。
世界樹通算100階層。
頂上にたどり着いた時には俺達6人しかメンバーは残っておらず、
皆のHPは赤いゲージまで減っていた。
アイテム欄にギチギチに詰まっていた回復結晶も回復用ポーションも
そこを尽きていた。
「やっと…最上階か……皆、大丈夫か…?」
「うん、なんとか…」
「今回復魔法かけるね!」
天馬…ツバサが回復魔法のスペルを唱えてくれて、
俺達のHPゲージは緑まで戻った。
「それにしても…これが世界樹か……」
「そういえば、世界樹をクリアすると天使妖精族、悪魔妖精族、
神妖精族にもシフト出来る妖精族になれるんだっけ」
「そういえば!貰いに行こうよ!」
俺達は100階層を歩いていった。
空の上の様な綺麗な風景を眺めながら、今までいろんな事があったと思った。
攻撃特化のサラマンダーがたった60階層でクレアだけになってしまったり
70階層でウンディーネのヒーラーがツバサだけになったり。
大変だった。
死亡するとそれぞれの領まで戻されるが、俺達はあらゆる「蘇生魔法」を
駆使してここまで上り詰めた。
<よくぞたどり着いた>
そう声がする。俺達はその場に跪いた。
<我は妖精王オベイロン。お前達は世界樹を登りきった。
お前達を、「妖精族<ティターニア>」に種族チェンジさせる。>
属性に囚われない「妖精族<ティターニア>」
白い、「妖精王」に仕える装備と剣、翅を引き渡される俺達。
そして、スキル項目には「妖精シフトチェンジ」の項目と、
「神聖剣」「二刀流」の「ユニークスキル」と呼ばれるスキルが解放となった。
王に仕える剣、「妖精剣」という名前の剣もアイテム欄に入っていた。
<フェアリー・ティターニアはクリアされました>
続く
FLA、クリア〜〜!!(8888
次回、涙の最終回!←
- Re: フェアリー・ティターニア イナクロ ハピプロ再始動! ( No.81 )
- 日時: 2012/11/23 17:52
- 名前: Dr.クロ (ID: /PtQL6mp)
- 参照: http://www.pixiv.net/member.php?id
雷矢(シャドウ)登場!!
で、次回最終回!?
- Re: フェアリー・ティターニア イナクロ ハピプロ再始動! ( No.82 )
- 日時: 2012/11/23 18:09
- 名前: 藍紅 ◆JTyw4zQ2h. (ID: TaF97fNV)
- 参照: 藍紅のハッピーエンドプロジェクト再始動!
9話「別れの時!出会いの時!!」
(剣城side)
俺達は、フェアリー・ティターニアをクリアした。
リアルに戻って来た俺は、それは祝杯された。
白竜に「おめでとう」と言われて抱き締められた時には
号泣してしまいそうになった。
「ばっか……泣けてくるだろ…やめろ、白竜…」
「泣きたいときは泣けばいい」
またそういう事を言う。
俺はたまらず泣きだす。たかがゲームでなんだ。
と言われるであろう事だが、FLAはかなり難しいゲームだ。
テレビをつけると、「速報・たった6人のパーティがFLAをクリアしました」
などの話題で俺達のプレイ動画のようなものがテレビに上がっていた。
皆ゲームでは違う容姿をしている為、よっぽどの事が無い限りバレないであろう。
唐突に俺の家のチャイムが鳴る。
「はい、」
俺がドアを開けると、見知らぬ少年が二人。
「えっと…どちら様…?」
「セシルだよな?」
「え、あ、あぁ…」
「おれだよ!シャドウ!あ、俺リアルでは影ノ宮雷矢って言うんだ!」
「俺は、フェンネルだ。リアルでは狼崎銀。匿ってくれ…」
「つか、俺んち住めよ。ハッピーエンド居候状態だから」
「じゃあ、リネルとクレアとツバサも…?」
「ツバサは違うけど、俺の友達だ。アイツは他言しない。大丈夫だ」
「じゃあ、住んじゃおっかなー!俺は住むぞ!」
「じゃあ…俺も……」
「もうどんと来い、どうにでもなれ」
俺はもう色々やりすぎて再び号泣していた。
「主将!どういうことですか!!」
「どういう事って…俺は、調べ物をしに雷門と一緒に「桜桃学園」へ行くつもりだ」
「桜桃学園?」
「あぁ。……必ず、帰ってくる」
「それならば、俺達も同行します!!」
「ダメだ!!」
俺は俯きながら、叫んだ。
涙をこらえて、震えた声で言った。
「必ず、ここへ帰ってくるから…言わせるな……俺だって、おれ、だって……」
「マスター、我らには残ってここを守れと…そう命じたのですよね?」
「あぁ…そうだ…」
「では、我らは此処に残ろう。マスターは嘘を吐くお方ではないはずだ。
そうだろう?我らは此処に残って皆で此処を守ろうではないか。」
「真紅の言うとおりだと思うぜ!剣城は大丈夫だ!」
「うん!僕もそう思うよ!京介くんなら絶対…」
「うん、そうだよね。夢魔の言うとおりだと私も思うよ。
京介くんはハッピーエンドのキャプテンだもん!1人だって大丈夫だよ!」
「ま、剣城なら大丈夫だよなー。コイツこう見えてバケモンだし」
「オイ琉抖…主将になんて口を…」
「もう!キャプテンにそんなに色々言ったらキャプテン出発出来なくなっちゃうよー!」
「おーい!剣城ー!」
「天馬!?」
天馬達がキャラバンに乗って俺を迎えに来てくれたようだ。
しまった…と思いながら玄関に立ち尽くす。
「迎えにきちゃった!さ、皆行くよ!」
「え、天馬?」
「ハッピーエンドの皆も一緒に行こうよ!」
「……2チーム分乗れるのか…?」
「余裕余裕!さっ行こ!」
「……天馬さんってのんきだよね…」
「う、うん…」
「じゃ、ハッピーエンド皆で行くか。」
「結局いつも通りだね!剣城お兄さん!」
「わ、私も頑張りますっ!」
「九六、麗流、お前達は当分ベンチでハッピーエンドのプレイを見ているといい。
銀、夢魔、沙姫、雷矢もだ。まだチームにはいったばかりだからな。」
「りょーかい。ま、試合に出るつもりは最初の方はないしいいよ、俺は」
「了解だ、オーナー。」
「うん、僕と沙姫…紗也は大丈夫!」
「了解です!外では紗也呼びで」
「了解。」
そして俺達は、また新たな旅に出かける事になる。
目指すは「桜桃学園」。そこで俺は衝撃の再会を果たすことになるのだが、
その時の俺は、まだ何も知らなかった。
〜桜桃学園〜
「ねぇねぇ、雷門がこっちに来るんだって」
「……あの、雷門が…」
「ねぇ、楽しみだと思わない?双竜とサッカー出来るかもよ?
もしかしたら俺達ハッピーエンドにスカウトされちゃったりして」
「……興味、ないな」
「だってさぁ…“あの人”が居るんだよ?俺は楽しみだけどなー、」
「あの人、とは…?」
「剣城京介だよ」
「剣城……!?」
「ね、興味湧いてきた?」
「……あぁ、心躍ってるね」
「そっか。……ハッピーエンド、楽しみだね。雷門が来るって事は
ハッピーエンドも当然大将を守るために一緒に来る。
試合、出来るかな?ま、桜桃学園サッカー部には俺とお前が居るから余裕だよね〜」
「……お前は軽過ぎなんだ」
謎の二人は会話を重ねた。
「おい!練習しようぜ!」
「分かっている」
「んじゃ、行こうぜ!俺、わくわくしてきたな〜」
「……俺は、剣城京介にしか興味がないな。」
「そっか…じゃ、何に心躍ってんの?」
「……強い、とてつもなく強い気がしてならないんだよ。
俺達桜桃学園サッカー部にどれだけやれんのか。
楽しみでしかたないね。そうだろう?」
「ま、そうだけどさっ」
二人の正体とは。
そして、ハッピーエンドの運命とは。
“ハッピーエンド”は終わらない。
終わり
ハッピーエンド6作目、フェアリー・ティターニア完結です!
ご愛読ありがとうございました!
7作目もご期待下さい!
2012年11月23日 藍紅
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