二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- ゼル伝 大地の気笛(※ネタばれ注意)
- 日時: 2010/01/02 20:47
- 名前: きのこ ◆UatrIyeYjc (ID: Y.qKuvO8)
- 参照: あーお気に入り小説登録してなかったよちくしょう
元るずです、前回のポケスペ小説登録してなかったからどこにあるかさがしたけど見つかりませんでした\(^o^)/
うー最近ゼル伝人気ない・・まあでも書きたかったので(おま
とりあえず大地の気笛です、買ってすぐクリアしました。・・・簡単だった^p^
汽車いいよ汽車、・・公式ホムペ見たけどSLっぽいのが映像に映ってた、あるのかなそんなの。
とりあえず、ヘタレですが見ていってください。
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- Re: ゼル伝 大地の気笛(※ネタばれ注意) ( No.1 )
- 日時: 2010/01/03 13:59
- 名前: きのこ ◆UatrIyeYjc (ID: Y.qKuvO8)
- 参照: あーお気に入り小説登録してなかったよちくしょう
時はベラムー戦から100年後の世界。
平安な日々が続いてるこの地には、「神の塔」、すなわち、この地を守る神聖な塔がありました。
この塔の下には、魔王が眠っているとされています。
それはこの地に人で栄えてきたころの話。
魔王が人々や動物を殺し、森は焼かれ、地は荒れ果てた世界となりました。
そのうち、魔王は天上の世界まで支配しはじめようとし、神との壮絶な戦いが起こりました。
永遠に続くかと思いきや、神が長い戦いの末、魔王を倒しました。
しかし、神には今までのような御力はなくなりましたが、その御力を魔王を地下に封じ込め、そこに神の塔を築きあげる為に使い果たしました。
神は天上に戻り、また、地には緑が芽生えたというのでした。
「どうじゃこの最高傑作の紙芝居は!・・・うん、なんだ、寝ちまったのかリンク」
「・・・んー、あれ、終わったんだ」
ニコは溜息をつき、少し偉そうに言った。
「リンク。この紙芝居をタダで見れるのはお前しかおらんのじゃぞ、すこしはありがたいと思ってくれないかの」
「ごめん、長い」
「分かった分かった、すまないねぇ」
紙芝居を棚にしまい、とぼとぼと戻る。その時、扉が開き、
「リンク、まだここにいたのか。・・・お前、今日何の日か忘れてないだろうな」
「・・えーと、・・休日の日」
「はーぁ情けねぇ、こんな奴が機関士になるなんて時代も変わったね。ったく、今日は機関士の任命式だろ、間に合わねーぞ。んじゃ先行ってるから」
「あ、ニコじいお邪魔さんでした」
「・・シロクニも大変じゃのう。ほれ、リンク。今日はハイラル城での大事な任命式じゃ、遅れてはならん。急いで行くのじゃ」
「ニコじい、さらば」
「お前は旅に出るつもりか、違うぞ、戻ってくるかもしれんのに・・」
呆れた顔をしたニコを見て、リンクは「なんか説教されそう」な妄想をして出て行った。
「・・・遅いな、まだか」
時計を見ながらまだかまだかと首を長くして待つシロクニ。ふと、周りを見たら寄り道してるリンクの姿が見えた。
「リィ————ンク!寄り道しないで早く来い!」
その声に反応し、すったかすったかとリンクは走ってやってきた。
「・・はぁ、やっと来たよ」
「いやーお馬鹿な少年に気を取られて・・」
シロクニは溜息をつき、車庫へと向かっていった。
その車庫から木製の古い汽車が姿を現し、駅に停車した。
「いいかリンク、このモヨリ村からハイラル城まで五分以内に到着するという、立派な機関士になる為の最後のテストを始める。五分以内に到着すれば合格だ。いいな?」
「五分以内とか無理、だってこの汽車古いもん」
「汽車は元々古いものなんだ、だから身近な存在なんだろうが」
「じゃあ出発進行ー」
「・・・話聞いてんのか」
木製の汽車は汽笛を鳴らし、モヨリ村から離れていく。
走っている途中、線路上に牛がいた。
「リンク、あの牛は汽笛を鳴らして驚かせろ」
「気づくもんですかねー鈍感そうだし」
「いいからやれ!」
仕方がなくリンクは、《ポーッ》と汽笛を鳴らした。牛は驚き、線路上から離れ、その場所を汽車は過ぎていけた。
「・・うむ、想定内だが一応点にはしておこう」
走り始めて三分が経った。
「おお、今日も神の塔はよく見えるな・・。さて、目的地まで後少しだ、気を抜くなよ。あのラインからはみ出さないように停まれば合格だ」
指示どうり、汽車ははみ出さず停まった。
「うむ、合格だ、よくやったな。このあとはハイラル城での謁見だからな、変なことするなよ」
「子供だからってなめないでください。」
「寄り道してたのにか?」
「・・・・それとこれとは別です」
- Re: ゼル伝 大地の気笛(※ネタばれ注意) ( No.2 )
- 日時: 2010/01/04 22:16
- 名前: きのこ ◆UatrIyeYjc (ID: Y.qKuvO8)
- 参照: あーお気に入り小説登録してなかったよちくしょう
ハイラル城の庭にて—
「なんだ小僧、ここはハイラル城だ。用のない者、一般市民は立ち入ることはできないぞ。」
「いや、今日は任命式があるので謁見の間に行かないと・・」
「ん?ああそうかそうか、今日は任命式だったな。しかしこんな小さな子供が正式な機関士になるなんて時代も変わったものだよ・・・よし、通ってよろしい!」
「へぇ、ここがハイラル城の中・・シンプル」
「ん?なんだお前は、ここからは謁見の間である。用のない奴はあっち行け、しっしっ!」
兵士は姿をあまり確認せず、追い出そうとしたが、
「なんです騒がしいですね、・・・ん?なんですか君は・・ああ、その姿、今日は任命式でしたね。そこの兵士、さっさとどきなさい!小僧、私についてこい」
どうも偉そうな大臣が現れ、そのまま謁見の間へと向かった。
「あーったくあの大臣、姫に大事にされてるからってまるで自分がここの王みたいに・・ああ、君は早く上に行きなさい。」
どうもここの大臣は評判が悪いらしい、リンクは大臣から邪な雰囲気を感じた。
「ニコじい、リンクは?」
「ああ、リンクかい。もう任命式やっているんじゃないかねぇ。」
「その任命式、子供なのになんで機関士になれるの?」
「知らんよそんなこと・・」
その頃のハイラル城・・謁見の間にゼルダ姫がお見えになるころ—
「貴方が正式な機関士になる方ですね、お名前は——リンクですか、良い名前です。」
「ではリンク、貴方にこの任命書を渡します。それと・・」
ゼルダ姫はそっと手紙を渡し、
—大臣に気づかれないように、後で読んでください—
と言葉を残し、部屋へと戻って行った。
「・・・・」
リンクは謁見の間をあとにし、手紙を見た。そこにはメッセージと目的地までの印が記されていた。
内容はその目的地まで気づかれないように来てほしいという。
とりあえずリンクはその場所へと向かって行った。
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