二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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幻想入りに触発されたから小説を書いてみる※東方の小説です※
日時: 2010/01/08 00:28
名前: no name  ◆Ww9Me2u6TE (ID: t51BWMGM)

どうも、初めまして。no name(ノーネーム)と申します。
かなり久しぶりにここに来るので名前を変えて投稿してみました。懐かしいです。
この小説を書こうと思った理由は、(題名でもわかると思いますが…)ある幻想入りの動画を見て『面白そう!』と思ったので、書いちゃった。みたいな感じです。
以下、小説を見る際についての注意事項、目次等です。

※注意※

・主人公はオリジナルキャラです。『原作主人公しか認めん!』てな感じの人はブラウザの戻るをクリックしてください。
・キャラ崩壊の恐れあり。これも無理だと言う人は戻るをクリックしてください。
・誤字、脱字は指摘していただけるとありがたいです。
・中傷コメントだけは絶対にしないでください。
・かなり長文になる場合もあるので、長い間文字を見たあとは目を休ませるようにお願いします。
・その他、掲示板の利用については各掲示板トップにある『掲示板利用について』を御覧下さい。



・目次・
chapter0〜序章〜 >>0
chapter1〜異変〜
1-1 >>1



では、ごゆっくりとお楽しみください。


chapter0〜序章〜

身を切るような冷たい風がかなりの強さで吹いている。
その風を真っ向に受ける少年、伊藤 蒼夏は夜道を走っていた。
外に出ているのは特に意味は無く、ただ外に出たくなったから出たのだ。
近くの海の音をBGMにして走るその様は、怒りに身を任せて走っているか、あるいは何かのトレーニング中のようである。
ふと横を向くとコンビニが目に留まった。蒼夏は進路を右方向に修正し再び走り出す。

「いらっしゃいませー」
アルバイトの店員がやる気の無い声で出迎える。
夜とは言え結構人がたくさん屯している。蒼夏はその光景を見ながらぶらぶらと店内を歩いた。
アイスボックスの中身を何気なしに見てみると蒼夏が好きな雪見だ○ふくがあった。こんな寒い日にアイス…と思ったが、夏でもあまり食べないのでせっかくだから買うことにした。
アイスボックスに手を突っ込み中をまさぐる。
瞬間、体が引っ張られる感じがした。
「…!?」
蒼夏を引っ張っている力は徐々に強くなり、蒼夏の腕はどんどん底に沈んでいく。
そして蒼夏の抵抗もむなしく一気に引っ張られ体はアイスボックスの中へと消えた…

chapter0〜序章〜 END

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Re: 幻想入りに触発されたから小説を書いてみる※東方の小説 ( No.1 )
日時: 2010/01/08 00:26
名前: no name  ◆Ww9Me2u6TE (ID: t51BWMGM)

chapter1-1〜鬼の萃香〜

蒼夏が目を開けた時には日は高く昇っていた。
そして、その次には何かがのぞき込んだ。
「おー気がついたかえ?」
言葉をしゃべっているから人だ。しかし、その頭には体とは不釣合いな棒がついていた。
「ッ…あ、あんたは…?」
痛む身体をこらえて何とか声を搾り出す。蒼夏が正常だと分かった人物は質問に答えた。
「なに、森のど真ん中であんたが倒れていたからね。安全な場所まで運んだのさ」
「森…? ここはどこなんだ?」
「どこもなにも森は森だよ。強いて名前をいうなら『魔法の森』だね」
『魔法の森』…?
そんな地名は聞いたことがない。ここは日本なのか?
「ほら、ここにいると妖怪や妖精が襲ってくる。さっさと人間の里に帰りな」
そう言って道の向こう側を指す。
「すまない。人間の里っていうのはどんなところなんだ?」
蒼夏が思ったことを口にすると人物は呆れるようにこっちを見て、こう言った。
「どんなところって…人間が無事に暮らせるようなところだよ。それぐらい分かるだろ?」
ますます意味が分からなくなる。
「分かるも何も…俺はそんなところに住んでいないし…」
思ったままの事をいうと人物が気づいたように手を叩き、大声で言った。
「あんた外の人間だね? そうなんだろ?」
外? 外とはどこのことだろうか。
「ここは別の場所なのか?」
「そうだよ。ここは『幻想郷』。忘れ去られた物が流れ着く終着点」
幻想郷…?
忘れ去られた物が流れ着く終着点…?
理解に苦しむような単語がずらずらと出てくる。
「あーっと名前! あんたの名前は?」
急に聞かれるので少々ビクっとなる。驚きと戸惑いが混じりながら名前を名乗った。
「伊藤 蒼夏…」
「じゃあ、蒼夏。今からあんたを向こうに返してあげるから。ついてきて!」
そういうなり駆け抜けて行く。
やはり驚きと戸惑いが混じりつつもあとを追うように走り出す。



(よくは分からないが、元にいた場所に帰れるんだ。よしとしよう)
しかし、その考えが砕かれるように物語は進んで行く。
狂った世界は、すでに始まっているのだから…

chapter1-1 END



締めが微妙ですね。
一応プロットは完成しつつあるので少しの脚本を加えつつ完結に導いていこうかなぁと思ってます。
では、ご視聴ありがとうございました。


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