二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 【ボーカロイド】
- 日時: 2010/01/30 17:42
- 名前: 由宇 ◆xFy/V8wehE (ID: cUbZls8V)
悪ノシリーズを書かせていただきます☆
由宇っていいます。
がんばります!!
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- Re: 【ボーカロイド】 ( No.1 )
- 日時: 2010/01/30 18:09
- 名前: 由宇 ◆xFy/V8wehE (ID: cUbZls8V)
___200Ⅹ年
街は科学が発展して、ロボットやアンドロイドが一般に発売されていた。
「あともう少しで開演かな・・リン、皆を呼んで来て?」
「ミク姉!! うん、分かった」
ボーカロイド全員でのコンサートが行われる日。
それが今日。
ミク姉、あたし、レン、カイトにメイコさん、ルカ・・その他いろいろ・・・
「楽しみにしてたんだよね・・・」
リンは楽屋を回って、出演者に声をかけた。
それほど時間はかからなかった。
「レン?入るよ」
ガチャ____
中に入ると、レンは「絵本」を見ていた。
「あ、リン。なに?」
「もう少ししたらリハがやるよ♪___何読んでるの?」
「ああ、これは今日のコンサートで僕らが歌う歌の絵本だよ」
「へぇ、見せて」
リンの出番はいろいろあるが、一番の見せ場は自分の主役の歌だ。
タイトルは・・「悪ノ・・」だった気がする。
リンはそれで、悪ノ王女を。
レンは召使を演じる。
絵本の表紙は、黄色いドレスを着た女の子が茨に囲まれている。
「読むね。_____むかし、むかし」
むかし むかし。
黄色の国という小さな国がありました。
その国は、永きに渡り栄華を極めた王国でした。
国民から愛され、とても幸せな国だったのです。
ですが_____
突然、国を治めていた女王がお亡くなりになられ、
齢14の娘のお姫様が国を治めることになりました。
その幼き王女の傍らには、顔のよく似た幼き執事がついていました。
新しい王女が国を治め始めると、国は次第に悪逆非道へと変わってゆきました。
そして、その頂点に君臨するのは齢14の幼き暴君な王女様でした。
お城ではいつも王女の声が響いていました。
「さぁ・・・ひざまずきなさい!!」
という声が_____
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