二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 死神は大空の下で笑う—REBORN—
- 日時: 2010/06/08 18:50
- 名前: 冷却 (ID: X9/3/8Rv)
クリック有難うございます!
この小説では、作者の完全な妄想&暴走。
ギャグ的にしようとしても何故かシリアスぶっ放すと言うダメ作者なので・・・。
駄文が多くなると思います!←涙目
この小説では、初代の守護者&ツナの守護者が何故か入り乱れています。
ジャンルは、
狂愛(何故じゃ)・シリアス・ギャグ(?)・トリップ・です、一応。
—君に出会えたのは真青な空の下。
—君に出会えたのは、必然であって、当然なんだ。
—だって俺が、死神だから・・・
・目次
第零話
第一話 死神の少女
第二話 死神の笑い
第三話
第四話
Page:1
- Re: 死神は大空の下で笑う—REBORN— ( No.1 )
- 日時: 2010/06/08 18:24
- 名前: 冷却 (ID: X9/3/8Rv)
第零話
『始めまして、初代ボンゴレ』
大きな黒い鎌を持つ少女は無表情で言う。
俺は彼女の容姿を見て、フッと笑う。
悟ったのだから。
「俺は・・・もう死ぬのか」
『あぁ、裏切りによって』
「・・・裏切り、か・・・」
少女は無表情で、彼の横に座る。
「キミの名前はなんと言うんだ?」
『・・・名前など無い』
「なら、俺がつけてやろう」
俺は笑いながら言う。
彼女は少し戸惑ったようだが、直ぐに無表情を作り出す。
『俺は・・・』
「お前は、《刹那》だ」
そう言って彼女の手を握る。
体温が伝わって、少し暖かい。
死神でも、彼女は生きている。
生きているんだ。
『・・・俺は、死神の成り損ないだ』
彼女は冷酷な表情で言う。
『死神と・・・人間の間に生まれた、欠落製品だ』
「・・・」
『力だけは死神に、体は人間に。だから、こうして人間の前に現れる。・・・お前は、俺を何故怖がらない?死を怖がるのが、普通の反応だ』
「大体は、感づいていたからな・・・」
彼女は何も言わず、只、俺のそばに居た。
最後の、時まで。
- Re: 死神は大空の下で笑う—REBORN— ( No.2 )
- 日時: 2010/06/08 18:36
- 名前: 冷却 (ID: X9/3/8Rv)
第一話 死神の少女
「・・・——始めまして、沢田綱吉君」
木の下で寝ていたところ、一人の少女に話し掛けられた。
彼女は綺麗な笑顔を見せた。
というか・・・。
彼女は何故、木の枝に逆さにぶら下がっているんだ。
「・・・お前は」
「さぁ?俺は何者なんだろうね。ソレはキミが考えるべきだ。勝手に想像してくれてもいい」
そう言って、木の枝からバッと降りて、俺の側まで近づいた。
「俺は、この中学に、お前と同じクラスに転入してきた」
「・・・」
大空のように綺麗な笑顔を見せて、俺の前で傅いた。
「・・・沢田綱吉君、俺は、キミ専属の死神だ」
「・・・俺、専属?」
俺は不思議そうな表情をしているだろう。
彼女はククッと笑って、ガシャンッと鎖のついた大鎌を何処からか取り出した。
「そう、キミ専属。俺は君が死ぬまで離れないキミ専属の死神だ」
「・・・フゥン、てことは俺、もう直ぐ死ぬの?」
「違うよ、俺は、キミの死を予知する事はしない。只、側に居るだけだ。キミの運命を見ていくだけだ」
「・・・じゃあ、何でも聞いてくれるのか?」
「大体の事は」
彼女は黒鎌を肩に担ぎ、俺の隣に座った。
「じゃあ、しばらくの間、俺の隣に居て」
「あぁ、いいよ」
彼女は、只笑った。
God of death who laughc 笑う死神
- Re: 死神は大空の下で笑う—REBORN— ( No.3 )
- 日時: 2010/06/08 18:50
- 名前: 冷却 (ID: X9/3/8Rv)
第二話 死神の笑い
眼を覚ませば隣に死神が居た。
良く見れば・・・こいつは、俺ソックリだ。
まるで、瓜二つ。
髪型も、眼も口も全て。
俺は彼女の髪に触る。
「・・・死神とは、思えない」
彼女は人間のように笑い、話す。
死を予知する事はしない、か・・・。
「・・・ん、あ、寝てたんだ・・・俺」
「ん、おはよう」
俺は彼女に只挨拶をして、立ち上がった。
「・・・そういえば死神、お前、何処に住んでるの?」
「あぁ、俺は君の隣に住んでいる」
「・・・え?」
一瞬訳がわからなくなった。
彼女はククッと笑って俺に言う。
「隣の家に住んでいる」
「あ・・・そういうことか・・・」
俺は少しだけ安堵して、残念がった。
彼女は黒鎌を仕舞い、俺のほうを向いた。
「じゃあ、俺は教室戻らないと。綱吉君は戻らないんだろう?」
「まぁな」
サボりたいし。
「応接室にでも行くよ」
「そう、じゃあね」
彼女はそう言って、去り際にひらひらと手を振っていた。
◆
「雲雀、紅茶」
「キミ・・・相変わらずだね」
そういいながらも大人しく雲雀は紅茶を入れる。
ソレを差し出すと俺はソレを飲む。
美味い。
「・・・なんかあったの?」
「何で?」
「何か凄く楽しそうだから」
気が付けば俺は知らずに無意識に笑っていたらしい。
俺は言う。
「死神が来たんだよ」
「・・・は?」
「俺専属の」
「・・・意味わからないよ、何ソレ?」
雲雀は半分冗談っぽく思ってるらしい。
俺は彼女のように、死神のようにククッと笑った。
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