二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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REBORN__君に見える空__[第一章]
日時: 2010/07/13 19:40
名前: 加奈子 ◆Bx4C.55fGY (ID: eCrj8qey)

どうも、はじめましてな方とはじめましてじゃない方。
元翡翠の加奈子です。
今回は初心に帰ろうと思い、一番最初のHNで行く事にしました。



※第一章の注意書き※

・アルコメイン
・時は数年ほど前
・マモの性別は♀より
・カオス







________目次


  ・第一楽章「農夫と土」

    序章>>3-4
   第一部>>7-
   第二部>>




=お越しいただいたお客様=

ねこうさぎ 様

   風  様

Page:1 2



Re: REBORN 虹の見える空 ( No.3 )
日時: 2010/07/13 19:29
名前: 加奈子 ◆Bx4C.55fGY (ID: eCrj8qey)

第一楽章____序章「農夫と土」



 耕して 種を撒く土


 人みなのいのちの糧を 作り出す土



 耕して種を撒く者



 農夫らの 楽しみの種子 悲しみの種子






 ともかくも種子はいのちだ



 朝星を見て 野良に出る



 働いて 額に汗して



 夕星を見て 帰るのだ





 種子をはぐくむ 土こそは



 種子を撒く者の 夢だ望みだ そして祈りだ



 花さき実る 毎年の約束の 不思議さよ









__end.

Re: REBORN 虹の見える空 ( No.4 )
日時: 2010/07/13 19:42
名前: 加奈子 ◆Bx4C.55fGY (ID: eCrj8qey)

>あほがき


ん、見た事のある序章?と思った人
黙れ。
嘘です。
いや、そっとしといてください(T□T)
つーか冗談です、はい、ごめんなさい。


[ご愛読ありがとうございました]

Re: REBORN 虹の見える空 ( No.5 )
日時: 2010/06/18 19:09
名前: 風 (ID: cVA1W6Ik)
参照:  

あっ,加奈子だ………
覚えてるかなぁ?
哭辿とか秋空とか紫苑とか名乗ってた…HN変えすぎだな(汗
風(と書いてフォンと読む)ですvv
でぁ!

Re: REBORN 虹の見える空 ( No.6 )
日時: 2010/06/21 19:36
名前: 加奈子 ◆bNLHuS64nM (ID: eCrj8qey)

>風

風って見た時一瞬誰って思ったけど
覚えてる覚えてる

久しぶりー♪

てかテストで返信遅れた、すまない

Re: REBORN 虹の見える空 ( No.7 )
日時: 2010/07/13 19:46
名前: 加奈子 ◆38XBetBZg2 (ID: eCrj8qey)

第一章____第一部「帽子売り」





「おやおや、こんな店に一日に二人もお客が来るとは…珍しい事もあるんだねぇ」

 ここは古びた酒屋。
 古びた木製の扉のノブを引くと、外とはどこか違う雰囲気の薄暗いインテリアが広がっていた。
 その普通とはかけ離れた雰囲気が、自分には何故か心地よかった。


「お客さん、あんたもこんなボロい店に来るなんて、物好きなもんだねぇ…」

 店主は意地の悪い笑みを浮かべる。
 自分で言うのか、そう言おうと思ったが、それは酒と一緒に飲み込んだ。
 少し渋みのある酒は一気に喉へ流れ込み、胃へと落ちた。

「…まぁ少し用があってな」
「用ねぇ、そういやそっちのお客さんも同じような事言ってたねぇ」

 店主は再びニタッと意地の悪い笑みを浮かべた。
 しかし、その笑みは己へ向けられたものではなかった。
 俺から幾つかの空席を隔てた所にいた男。
 どうやらあの気色悪い笑みは奴へ向けられたもの、そう気づいたのは数秒後の事だ。
 男は店主に構わず、手元のコーヒーカップを口元へと運ぶ。

 しばらくの静寂。
 誰も言葉を発する事はない。

 ガタッ、沈黙を破ったのは椅子と床がぶつかる音。
 男は席をたち、扉のノブに手をかけた。

「御題はそこに置いておいた、それから」

 男の言葉どおり、コーヒーカップの重しの下には札が一枚。
 そのまま店を出るのなら、釣りはいらないという事なのだろうか。

「おいそこの姉ちゃん」
「…なんだ?」

 今度は俺に向かって、男は言った。
 その鋭い気迫に負けまいと、俺も神経を尖らせ相手を睨みつける。

「名前は」
「…は?」

 呆気にとられ、間の抜けた声を出してしまった。
 何を言うのかと思えば、そんな事聞いて何になるというのだ。

「名前だ、さっさと言え」
「普通、自分が名乗ってから相手の名前を聞くのが礼儀というものだろ」

 男の傲慢な態度に少々腹が立ち、俺は言った。
 すると男ははっと笑う、しかし目は笑っていない。
 俺は警戒を解かず、己の目の光を緩める事はしなかった。
 すると男は笑うのを止め、鋭い目つきで俺を睨む。
 真っ黒いシルクハットから覗く目は思わず身を引いてしまうほどの冷たさがあった。

「知らねぇな、俺を誰だと思っている、最強の殺しマフィア、、、リボーン様だ」
「リボーン…だと…」

 リボーン、聞いた事のある名だ。
 それは天下無敵と呼ばれる最強のマフィア、奴の標的になって生き残った者はいない。
 今までも、そしてこれからも。
 その瞬間、背筋に寒気が走る。
 まさか、俺が標的だとでも言うのか…と。

「それじゃぁな」
「あ、おいっ、待てっ!!」

 静止も聞かず、奴はさっさと店を出て行ってしまった。
 一体何なんだ、己の頭を必死に回転させて考えてみる。
 しかし奴が何の為に俺に声をかけたのかはまったくわからなかった。
 いや、ただ一つ考え付くのは、やはり俺が奴の標的であると言う事だけ。






「リボーン…最強の殺し屋……か」







____continues.


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