二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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イナズマイレブン 〜Betray Best Friend〜
日時: 2010/08/18 08:43
名前: ウインディ (ID: d9r3SuxE)

ウィンディです!
新人な上、まだパソコンの扱いに慣れてない未熟者ですが、どうぞよろしくお願いします!!

名前ウインディになってますが、ウィンディです(汗

!諸注意!
・荒らしはやめてください
・中傷も・・・されると書く気力が失せてしまいます
・風丸中心(円堂との友情シーンが多い)の話です
・腐ってはおりません、シリアスです
・ムリな方は速やかに避難してください


【目次】
*プロローグ >>5

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Re: イナズマイレブン 〜Betray Best Friend〜 ( No.8 )
日時: 2010/08/17 19:04
名前: 空梨逢 ◆IiYNVS7nas (ID: qrfsNuOz)

<<5ではなく、>>5ですよ!
あと三点リーダーを使えば良いと思います。
「・・・」って打って変換キー押せば多分「…」となるので!

いや、マジあふぉがアドバイスなぞしてすみません。
頑張って下さいね^^

Re: イナズマイレブン 〜Betray Best Friend〜 ( No.9 )
日時: 2010/08/18 08:48
名前: ウィンディ (ID: d9r3SuxE)

海刀ソードさん、空梨逢さん、コメントありがとうございます!

…おお!三点リーダー出来た!!

えっと…。
>>5はやってみたのですが…。
やはりわたしにはムリのようです…(汗)

Re: イナズマイレブン 〜Betray Best Friend〜 ( No.10 )
日時: 2010/08/23 11:27
名前: ウィンディ (ID: d9r3SuxE)

≪第一話 狙われた少年≫

佐:すまない、鬼道…。また今度、一緒にサッカーやろうぜ…
鬼:佐久間…

鬼道の声が、風丸の耳に届いた。
ここは愛知県の埠頭…。
ついさっき真・帝国学園との試合が終わったばかりだ。

円:おい…風丸…
風:………
円:風丸!!
風:!…何だ、円堂
円:どうしちゃったんだよ、ぼーっとして。お前らしくないぞ?
風:………
円:何かあったのか?
風:…何でもない

風丸はすっと目を反らした。

円:…ならいいけどさ。さっきの試合でどっか怪我してたんじゃないかと思って

円堂はいつも純粋に仲間のことを考えて接してくる。
いつもだったら素直に喜べる。
…でも、今は。

木:円堂くーん!
円:あ、秋!
木:ちょっとこっち来てー!
風:木野が呼んでるぞ。早く行った方がいいんじゃないのか?
円:あぁ、そうだな

円堂は木野の声がする方に走って行った。

((…今は独りにしてくれないか?))

さっき円堂に言いそうになった言葉。

((オレは…どうすればいいんだろう…))

みんなの役に立ててない—その現実が、心に重くのしかかっていた。

『神のアクアなんかに頼っちゃダメだ!!実力で勝たないと!』

円堂の言葉が、今の自分をギリギリで支えている。

その時、何者かの気配を感じた。

風:!?

辺りを見回しても、誰も見当たらない。
風丸は円堂達の方を見た。
こっちを見ている者は、いない。

風:…

風丸はたくさんの倉庫がある暗い道に入っていった。


冷たい空気が肌を撫でる。
薄暗くてあまり遠くの方まで見えず、何度も転びそうになりながら、進んでいく。
やがて、誰かのシルエットが暗闇の中に浮かんできた。

風:…誰だ?
?:ふふふ…やっと来ましたか…風丸君
風:((どうしてオレの名前を…))
研:私は研崎。君に話があってね
風:…何の用だ

一歩後ずさりしながら尋ねる。

研:…“力”が欲しくないかい?
風:…!!
研:君は、自分がチームの役に立ててない…そう思っているんじゃないのか?
風:………
研:こっちに来たまえ。…君に力を与えよう

嫌だ、と言いたいのに、言えない。
体が言うことを聞かない。

研:…まぁ、君に選択の余地はないのだが
風:…!?

研崎がいきなり近づいてきて風丸の手を&#25681;んだ。
突然のことに硬直している風丸の耳元で、奴はこう囁いた。

研:病院にいる君の仲間達がどうなってもいいのかな?

一瞬頭が真っ白になった。

風:…!お前、一体何をするつも…!?

もうそこには誰もいなかった。
研崎に&#25681;まれた左手首は、少し赤くなっていた。

円:おーい!風丸ー!!

その声に振り向くと、円堂が駆け寄って来るのが見えた。

風:円堂…
円:よかった、やっと見つかった。いきなりいなくなったら心配するだろ?

どうやら、本気で心配させてたらしい。

風:…すまない
円:いや、いいけどさ!もう出発だぞ!

円堂に手を引かれ、風丸はイナズマキャラバンに戻っていった。

キャラバンに戻り、風丸はいつものように振舞っていた。
だが—右手首の痣は、まるで研崎を忘れさせないかのように、いつまでも残ったままだった…。


Re: イナズマイレブン 〜Betray Best Friend〜 ( No.11 )
日時: 2010/08/23 12:21
名前: ウィンディ (ID: d9r3SuxE)

≪第二話 身代わり≫

イナズマキャラバンの停まる音が聞こえた。
風丸は眠たい目を擦りながら体を起こす。
キャラバンが着いたのは福岡県の陽花戸中学校。
円堂の曾祖父の裏ノートがあるという。
ここに来る前に寄った雷門中で、染岡が離脱しており、それに代わってリカが入ってきていた。

風:円堂〜着い
円:マジで!?

ずっといびきをかいて寝てたというのに、着いた、と聞くや飛び起きる。

((全く、円堂らしいな))

内心そう思いながら、風丸はシートベルトを外す。
その時に見えた右手の痣に、一瞬動きを止める。

円:風丸〜!早くー!!

円堂の声でわれに返ると、すぐにその後を追いかけて行った。



((今日も長かったな…))
一日が終わり、夜、キャラバンの席で目を閉じたまま風丸は寝返りを打った。
((明日も…えーっと、円堂の友達との試合だっけ…?一体誰のことなんだか…))
少し呆れつつ、すぐに友達を作ることの出来る円堂のことを羨ましいと思っていた。



次の日。

栗:キャプテンの言っていたチーム、まだ来ないでやんすね〜
円:本当だな〜確かに陽花戸中でやるって言ってたと思うんだけど…

すると…突然辺りに黒い霧がたちこめ始めた。

円:わわ!何だこれ!?
風:これは…イプシロンの時の…!
ヒ:…久し振りだね、円堂君

闇の中から現れた者たちのリーダー格と思われる奴が口を開く。

円:ヒロト…!!
鬼:円堂!こいつがお前の言っていた奴らなのか!?

円堂は重々しく頷いた。

円:何でだよ!何でお前がエイリア学園の仲間なんだよ!ヒロト、オレたちは友達だろ!!

ヒロト、と呼ばれた奴は表情ひとつ変えないでじっと円堂を見つめ、言った。

ヒ:さあ…サッカー…しようよ


そうして、試合が始まった。
試合は一方的で、こっちの攻撃が全く通じない。
そんな中、吹雪が動かないことに風丸は気がついた。

風:…?

みんなはボールに夢中で全然吹雪の異変に気が付いていない。

風:吹雪!どうしたんだ?

駆け寄って声をかけると、吹雪はゆっくりと顔を上げた。

吹:風丸君…僕って…必要無いのかな?
風:…え?

自分より役に立っていて、攻守どちらも万能で、足が速いのに…。

風:何言ってんだ。当然だろ
吹:みんなが必要としてるのは僕じゃなくて…吹雪士郎じゃなくて…

その先は聞こえなかった。

鬼:吹雪!エターナルブリザードだ!!

その声を聞き、吹雪はハッと顔を上げる。
そして飛んできたボールを捕ると、吹雪は必殺技を放った。
…が、いとも簡単に止められてしまう。

皆:!!!
風:…吹雪?

—いつもと、違う—

吹雪は俯いたまま、黙り込んでいる。

風:((オレがどうにかしないと…!!))

そう思い
敵のパスをカットした。

円:!そうだ!試合はまだ終わっちゃいない!みんな最後まで諦めるな!

円堂の声に、みんなが顔を上げる。
…吹雪一人を除いて。



?:…さっきからうっとおしいですね…あの青髪…
研:いかが致しましょうか?
?:研崎…彼を潰すように、グランに言いつけてきなさい
研:…。分かりました

遠巻きにこちらを見つめている二人の瞳には

風丸が映っていた。

Re: イナズマイレブン 〜Betray Best Friend〜 ( No.12 )
日時: 2010/09/20 00:10
名前: 羽紅 (ID: vSgbtRLl)

風丸と聞いて!(来たのです!)

あぅぅぅぅぅぅ!
いきなりピンチなのです〜!

それに、風丸を選んだことにそんな意味が・・・(納得)


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