二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 雲はただ孤高に自由気ままに。【REBORN】 無理矢理完結←
- 日時: 2010/08/22 14:38
- 名前: 人間不信 (ID: uT5MQLCg)
人間不信です。
今回の小説は、雲雀さんとの切ないを目指します。(いや、実際悲痛な恋とかになりそうですけど(涙))
駄目作者なので、途切れ途切れに更新したりします(涙)
・キャラ
終崎刹那 終崎家という名家の時期後継者。ボンゴレと深い関わりを持っているが、本人は明かさない。雲雀とは実は幼馴染だが・・・。
・お知らせ・
十年後編、開始いたします!
100クリック有難うございます!
文才能力最悪でスイマセン←
無理矢理完結したも同然で、下手文です←
・目次
—プロローグ— >>1
—Maind,01— 再会の雲 >>2-3
—Maind,02— 終崎家党首時期後継者 >>4-5
—Maind,03— 見知らぬ感情 >>6-8
—Maind,04— 血統組織の掟 >>9-11
〜ヴァリアー編〜
—Maind,05— 異常感情 >>12-13
—Maind,06— 未知数 >>14-15
—Maind,07— 制御不能 >>16-17
—Maind,08— 「 零と壱 」 >>18-19
〜十年後編〜 (未来編とは違います)
—Maind,09— 近未来×過去未来 >>20-21
—Maind,10— 夜空の虹 >>22-23
—Maind,11— 夜空の使命 >>24-25
—Maind,12— 血族と炎 >>26-27
—ワールド・エンド— >>28
- Re: 雲はただ孤高に自由気ままに。 【REBORN】 ( No.24 )
- 日時: 2010/08/22 08:49
- 名前: 人間不信 (ID: uT5MQLCg)
「夜空の、使命・・・?」
俺は、知らなかった。
—Maind,11— 夜空の使命
「・・・刹那」
「何だ?赤ん坊」
リボーンは一冊の本を持ってきて、俺に渡した。
ボンゴレの紋章が入ったその本は、ずっしりと重いものだった。
「コレはボンゴレの秘法とも呼ばれる物だ。初代ボンゴレと初代夜空が残した秘法とも呼ばれている」
俺はページをめくる。
「・・・白紙か?」
「え、書かれてるよ、ちゃんと」
俺は文字を見た。
(俺以外には、見えないと言う事か?)
「夜空の使命、・・・?」
そういえば、夜空の使命は知らない。
リボーンも首をかしげた。
「俺もしらねぇぞ。・・・なんて書いてあるんだ?」
俺はページをめくり、読み上げる。
「夜空の使命は、
《大空の対となり、天候達を惑わす全てを黒で染め上げ、時として全てを拒む夜空》」
そして、もう一つ書かれていた。
だが、俺は本を閉じる。
「・・・この本、少しの間借りててもいいか」
「あぁ、いいが返せよ」
俺はその本を持って、資料室へ向かった。
そして、本を再び開く。
「・・・」
俺は眉を細めた。
「・・・アラウ、ディ」
十年前、俺が意識を闇に沈めたとき。
あの時、俺を助けてくれたのは初代雲の守護者。
ページを手のひらでなぞった。
「!?」
本が光りだして、俺はまぶしくて目を閉じた。
◆
「刹那・・・?」
僕は資料室に刹那が行ったと聞き、資料室に顔を出した。
「・・・?」
刹那は居なかった。
あったのは、白紙が広がる本だけだった。
- Re: 雲はただ孤高に自由気ままに。 【REBORN】 ( No.25 )
- 日時: 2010/08/22 09:23
- 名前: 人間不信 (ID: uT5MQLCg)
「う・・・?」
目を覚ます。
周りを見ると、林の中に俺は佇んでいた。
「此処は、何処だ・・・?」
『アリス。何してるんだい?』
声がして、俺は声の方向へ視線を移す。
「雲雀・・・?」
いや、似てるけども違う。
白い髪を揺らしながら、一人の女の人に話しかけている。
「・・・俺?」
俺と酷似した女の人。
俺は物陰で見ていた。
『少し、薔薇を見てたんだよ』
『薔薇?』
『そう。紫の薔薇だ。アラウディにぴったりだよ』
『あぁ、ありがとう』
(何だか、雲雀と俺を見てるみたいだな)
『アラウディ、アリス。少し手伝ってくれるか?』
『・・・ジョット。君、いい所なんだから———』
(・・・ツナ?いや、アレは——初代ボンゴレ?)
って言う事は似ているも同然か。
そんな事を考える前に、何で俺が数千年前に居るんだ?
するとアラウディとアリスと言う人は屋敷の中に入っていった。
そして、金髪の人は俺に近づいてきた。
『・・・始めまして。俺の子孫』
「へ?」
『俺以外は、君の事は見えないんだ。君の名前を教えてくれるか?』
「・・・俺の名前は、終崎刹那」
『そうか・・・君が見ている今の風景は、あの本に刻まれた記憶。すなわち、アラウディとアリスの記憶だ』
つまりは、コノ世界は幻術の様な物、と言うわけか。
『そして俺は思念体だ。・・・君に伝えておきたくて現れたんだ』
俺は首をかしげた。
『君は、雲雀という青年の事が好きなのだろう?』
「、すきだよ」
『ならば、君は使命を全うしなければいけない』
「使命・・・って、本に書かれていた?」
『いや、実は二つあるんだ。二つ目の使命は、
《夜は守るべき物を守り、守護する者を守護する最終の守護者》』
最終の守護者。
俺は、鼓動を鳴らす。
『・・・おや、もう時間だな。デーチモの守護者よ。雲を・・・大事にしてくれ』
景色が壊れだす。
まるで鏡のようにボロボロと。
俺は、初代ボンゴレに手を伸ばした。
最後に見えたのは、初代雲の守護者が初代ボンゴレに笑いかけ、俺を見たところだった。
◆
「・・・ねぇ、今、誰か居なかった?」
「いや、気の所為じゃないか?アラウディ」
アラウディは、首をかしげた。
「・・・何だか、暖かい感じがしたんだけど」
ジョットは微笑んで、空を見上げた。
- Re: 雲はただ孤高に自由気ままに。 【REBORN】 ( No.26 )
- 日時: 2010/08/22 12:56
- 名前: 人間不信 (ID: uT5MQLCg)
世界で最高位で、世界最強、世界最後の血と炎。
—Maind,12— 血族と炎
——ミルフィオーレが侵入。敵はミルフィオーレ。
「ミルフィオーレ?」
そんな警報と放送が流れた。
俺はそんな言葉を発した。
不思議がっていると俺の前に白髪の男が現れた。
「・・・知らない服装だな。お前がミルフィオーレか?」
「あぁ、そうだよ。君を迎えに来たんだ。刹那ちゃん」
俺は不快に眉を歪めた。
「俺を迎えに?俺の帰る場所は此処だ。此処以外には無い」
クスクスと、目の前の男は笑う。
「僕には君が必要なんだ。さぁ、行こう」
「断る」
俺は男を睨みつける形で見た。
だけど男は愉快に笑う。
「どうなってもいいのかな、君の大切な人は」
「・・・!」
「君も感づいてるんでしょ?君にもボンゴレの血は流れているんだから」
(雲雀・・・!)
◆
「クッ・・・」
——ガシャッ・・・
両手を拘束された状態で、僕は刹那を思っていた。
「刹那!」
◆
「・・・さぁ、どうする?」
俺は、考える。
だけど、考えるだけ、無意味だった。
「・・・俺の何が目的だ」
「君の最高位の炎と、最後の血脈だよ」
俺は、血脈と最高位の炎と聞いて、首をかしげた。
「最高位の、炎だと・・・?」
「そう、君の炎は、全属性の中で最強と謳われる炎♪で、どうするんだい?」
俺は、唇を噛み締めた。
「・・・判った」
「じゃあ、行こうか♪」
俺は、目をゆっくりと閉じた。
涙が頬を伝うのが判った。
- Re: 雲はただ孤高に自由気ままに。 【REBORN】 ( No.27 )
- 日時: 2010/08/22 14:27
- 名前: 人間不信 (ID: uT5MQLCg)
「雲雀さん、落ち着いてください!」
「刹那!」
雲雀はトンファーを片手に、暴れていた。
刹那という存在が失われただけで、組織は崩壊しかけていた。
(雲雀さん、相当取り乱してるな・・・)
沢田綱吉は、雲雀恭弥を押さえつけていた。
「大丈夫です、雲雀さん!刹那はきっと、大丈夫ですから!」
——ズガンッ
「落ち着きやがれ、雲雀」
リボーンが放った弾丸で雲雀は収まった。
「ったく、刹那が大事なのはわかるが、お前が狂えば意味は無いぞ」
「・・・判ったよ」
トンファーを降ろし、雲雀は溜息を吐いた。
「大丈夫ですよ、雲雀さん」
「・・・」
「(さて、俺もそろそろ)」
沢田綱吉はクスッと笑う。
「ツナ、もう行くのか」
「まぁね」
沢田綱吉は、ゆっくりと歩く。
マントが風に広がった。
「雲雀さん。俺、もう行きますね」
「・・・そう」
雲雀恭弥は、苦しげな表情を作った。
◆
「・・・クッ・・・」
「そうカリカリしないでよ刹那君」
俺は歯軋りをする。
段々と胸の中に苛立ちが募っていく感覚があった。
「君にはちょっとしたショーを見てもらいたいんだから」
「?」
するとモニターが現れる。
そこに映っていたのは、沢田綱吉だった。
「ツナ・・・?」
話し合いの真っ最中だろうか。
そして——。
「!?」
——パァァァンッ
乾いた音が鳴り響いた。
ツナは後ろに倒れこんだ。
「・・・な・・・」
「沢田綱吉君は死んだよ、刹那ちゃん」
——ドクンッ
「次は、ボンゴレファミリーかな」
——ドクンッ
『雲雀、大好きだよ』
数々の記憶が蘇ってゆく。
顔を俯かせる。
「————ろ」
「え?」
「やめろォォォォォォォッ!!」
声が張り上げられた。
胸の中の何かが、弾け飛んだ。
「始まったみたいだね・・・」
白蘭は唇の端を吊り上げた。
「第二の覚醒」
俺は、声を張り上げることしか出来なかった。
◆
張り上げられた声は、空しく空中に消えて行く。
胸の中にある記憶が張り裂けそうになった。
目から涙が零れ落ちる。
かまわずに叫び続ける。
誰に対して、叫び続けているのかすら判らなかった。
只———叫び続ける。
言葉は、白にかき消されるだけなのに。
無駄なあがきとはこの事だろうか。
目の奥に何かが見えた。
このまま行けば、世界は壊れてしまう未来。
「いやだ!嫌だ嫌だ嫌だ!」
そして見えたのは異世界の彼等の姿。
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!」
体中から抑えきれない炎が溢れ出す。
留めなく溢れ出す炎は、時空を捻じ曲げた。
「こんな、こんな未来なら!」
俺が、変えてやる。
「こんな世界なら!」
俺が——壊す。
白は、薄っすらと笑った。
まるで望んでいるように。
◆
覚醒が始まった。
この覚醒は沢田君が望んだ事だった。
このまま行けば——コノ世界は崩壊する未来を辿る。
僕によって、僕はきっとコノ世界を壊すだろうと判断した結果だった。
「雲雀恭弥の為に、終崎刹那の為に、ね」
全てが書き換えられる中で、僕は呟いた。
夜空の最高属性の力は———世界と時を変える能力。
だが、その代わり、全てを再構築しなければならない。
すなわち、転生すること。
記憶を失い、最初ッから全てを始める事。
僕が「 覚醒 」する前に、彼女を覚醒させて最初から元に戻すと言う物だった。
「・・・だけど」
コレで、君は本当に良かったのかな。
終崎ちゃん。
◆
薄れ行く意識の中で、全ての真実を見る。
全て、つまりこの覚醒は意図的な物で。
ツナが仕組んだ事であり、雲雀が仕組んだ事であり。
世界が仕組んだ事だった。
壊れる世界なら、俺の力で戻すようにすればいい。
そして、最初から。
壱から。
戻す。
(零から、壱へ)
全てを書き換えることを———俺は、望んだ。
◆
「昔の貴様等ソックリだな」
「まぁね」
「私の子孫だから」
クスクスと笑うのは、ジョットとアラウディ、アリスだった。
輪廻を巡り、また輪廻を回る。
輪廻を回る世界に、終わりなど無い。
「時を、巻き戻せ」
ジョットはそう言った。
歯車は、最初に戻る。
◆◆◆◆◆◆
多分凄く短い完結になります。
スイマセン、駄目作者で←
まだ、完結ではありません!
- Re: 雲はただ孤高に自由気ままに。 【REBORN】 ( No.28 )
- 日時: 2010/08/22 14:36
- 名前: 人間不信 (ID: uT5MQLCg)
—ワールド・エンド—
「何してるの、君」
そんな声がして、俺は目を開けた。
目の前には雲雀が立っていた。
「長い夢を見ていた気がする」
「何の?」
「・・・覚えてないけど、凄く」
悲しい夢だった気がするんだ。
俺は独り言を呟く。
雲雀はクスクスと笑う。
「そんな事よりもう、時間だよ」
「あぁ、そうだな」
俺は、歩き出す。
未来へと、一歩ずつ。
「雲雀、愛してる」
「僕だって」
お互い——笑いあう。
◆
(何とか成功したみたいだ)
沢田綱吉は安心していた。
誰一人記憶を持っていない世界で、只一人沢田綱吉だけはそんな風に思考をめぐらす。
(物語は、やっぱりハッピーエンドじゃないと)
沢田綱吉はクスリと笑った。
—ハッピーエンド・ワールドエンド—
◆◆◆◆◆
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