二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 【銀魂】曇空にも月は輝く【アンケート募集中】
- 日時: 2012/01/29 14:33
- 名前: 瑠々 (ID: bFAhhtl4)
クリックありがとうございます!
初めまして!瑠々と言います。
銀魂の小説は初めてなのでアドバイス等あれば
よろしくお願いします!!
小説掛け持ちしてるので、更新遅いですが
そこら辺はスルーで(笑)
*スレッド開設一周年記念企画>>221
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イメソン 時の舟 松たか子>>197
オリキャラ>>1>>25>>79
プロローグ>>2
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■本編
第零訓 戦場ニハ光ハ差シ込マナイ>>5>>10>>13
第一訓 腹ペコの時、腹ごしらえすると余計腹が減る>>14
第二訓 大切なことだけ忘れる>>20
第三訓 大人しい人って怒ると怖いよね>>23
第四訓 早起きは三文の得>>30
第五訓 出会い頭って車来そうで怖いよね>>31
第六訓 子供って何で勉強しなきゃいけないの?とか聞いて来る子供はとりあえず殴っとけ☆>>32
【忍蝶篇】>>204
第二十訓 秋はダイエットの季節でもある>>77
第二十一訓 秋って色々面倒臭くなるのは私だけですか?>>78
【藍鬼篇】
プロローグ>>80
第二十二訓 人は見かけによらない>>93
第二十三訓 二人の攘夷浪士>>104
第二十四訓 懐かしく、敵となってしまった人>>111
第二十五訓 暗闇>>114
第二十六訓 ずっと、ずっと>>125
第二十七訓 会いたくない奴ほど会ってしまう>>126
第二十八訓 人の過去を蒸し返す暇があるなら前を見ろ>>149
第二十九訓 面倒臭い事はスルーしとけば何とかなるとか言う様で言わない様で言う様で・・・ってどっちだよ!!>>152
第三十訓 兄弟だからって絶対似ているとは限らない>>155
第三十一訓 ラスボスを見ると色々むかつく事が多い>>160
第三十二訓 大きく金色に輝く月>>164
第三十三君 強い奴しか興味が無い>>165
第三十四訓 転校生は猫かぶってる子が多いから気をつけろ>>167
第三十五訓 弱そうな奴は結構強い>>170
第三十六訓 過去と言う名の鎖>>177
第三十七訓 一瞬の出来事>>179
第三十八訓 心配性な人は結構居る>>180
第三十九訓 藍の鬼の決意>>183
【夜桜篇】
プロローグ>>186
第四十訓 春より冬の方があくびをする回数が多いと思う>>189
第四十一訓 春に始めた長編の二話目の更新が梅雨ってどゆ事?>>203
第四十二訓 第一印象って大事>>218
第四十三訓 展開早いけど気にしちゃ駄目>>231
■誕生日編□
銀時誕生日特別編———紅葉と共に、>>227
月奈誕生日特別編———少女の笑顔と虹>>51
七香誕生日特別編——— 一日遅れたけど、今日は19日って事で!>>181
■番外編□
日向の一日>>69
月奈の万事屋日記>>88 —リリさんリク
偶然(?)の出会い>>90 —葵さんリク
哀しき日>>119 —リリさんリク
失ったあの日>>132
■特別編□
*大晦日特別編*>>140
春休み特別編——桜の木の下には死体が埋まっているって言うけど、あれ迷信じゃね?>>191>>192>>202【前・中・後】
☆参照300突破記念☆〔キャラへインタビュー〕>>62
祝☆参照400突破☆キャラ人気投票用紙〔雑談?〕>>83
☆参照500突破・コメント100突破☆〔キャラへインタビュー2〕>>105
☆参照800突破記念☆〔3Z〕>>178
☆参照1000突破記念☆〔雑談?〕>>190
■キャラ絵□
>>216桜井月奈/自作
■頂き物□
>>226銀さん/ゆかの様 NEW!
オリキャラ
葵様(葵)>>43
ヴィオラ様>>46
月兎様(月兎)>>47
裂弥様(さーちゃん)>>214
リリ様(リリ)>>57
☆お客様☆
・葵様(葵)
・みんと水飴様(みんと)
・ヴィオラ様
・月兎様(月兎)
・裂弥様(さーちゃん)
・リリ様(リリ)
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- Re: 【銀魂】曇空にも月は輝く【スレッド開設一周年企画】 ( No.227 )
- 日時: 2011/10/10 11:31
- 名前: 瑠々 (ID: cebg9jtM)
- 参照: http://m-pe.tv/u/m/album/?uid
【銀時誕生日特別編】
———紅葉と共に、
赤い紅葉が風に舞い、銀髪の少年の肩に紅葉が一枚、ふわりと乗った。
少年は、瞑っていた目をゆっくりと開け、大きなあくびをした。
ふっと前に視線をやると、うざい長髪と憎たらしい紫の髪の後姿が映る。それと同時に、いつも優しい笑顔を浮かべている師も。
———『己の魂を守る為に』
師に拾われてから一年が経ち、再びこの季節が来た。
今迄戦場で生きてきた少年は、紅葉をちゃんと見るのは二度目。
ちゃんとしたご飯を食べるのも、一年目だ。
今迄は屍の身ぐるみから剥いできた物や、刀を売って金にしたり、たまたま屍が持っていた握り飯を食べたり、近くの村から盗んできた野菜を食べたりと、いつも空腹に耐える生活を送っていた。
勿論、桜や緑の葉や紅葉もちゃんと見たことが無い。
生きるのに精一杯だったから。
(でも、)
師、松陽に拾われてから世界が変わった。
ご飯もちゃんと食べれるし、風呂にも入れる。
血を見ることは無いし、何より、
(『鬼』なんて呼ばれねェ)
身剥ぎして生きていたときは、この銀髪に赤い目と言う変わった容姿から『鬼』と呼ばれて来たが、此処に来てからは違う。
(名前を呼んでくれる)
「銀時」、と。
すると、先ほどまで教科書に視線をやっていた師が此方を向いて、にっこりと、優しく微笑んだ。
(…眠ィ)
少年は、ゆっくり目を閉じた。
————————
「銀時、起きろー」
バコンと、大きな音がしたかと思うと、今度は頭に痛みが走る。
「テメェなにしやがる!つーか人のジャンプで叩くなッ!!」
「何回起こしても起きないからだよ!新八と神楽と七香が『早く行こう』って言うから叩いたんだよ!!」
「行くって何処に…」
銀時の質問に月奈は少し驚いた顔をした。
そして、ピッとカレンダーを指差した。
「今日、銀時の誕生日だから麗が魔亜逗のデザートご馳走するって言ってたじゃん」
「あ。」
すっかり忘れていた。
月奈はやっと思い出したと言う顔をする銀時に呆れ、先に玄関へ行った。
(にしても、なんであんな夢…)
もう何年も前の自分達が幼い頃の記憶。
何故、今頃になって夢に出てきたのか。
「銀ちゃん、はやくはやくーっ」
「誰の誕生日だと思ってんのーっ」
「銀さん置いていきますよ」
「銀時行こう」
玄関で待っている4人の子供達に「おー」と返事を返すと、木刀を腰に差し、ブーツを履いた。
玄関を出ると、あの時とは違う、新しい景色が広がっていた。
- Re: 【銀魂】曇空にも月は輝く【スレッド一周年企画&銀時誕うp】 ( No.228 )
- 日時: 2011/10/10 11:42
- 名前: 瑠々 (ID: cebg9jtM)
- 参照: http://m-pe.tv/u/m/album/?uid
【銀時誕生日特別編】———紅葉と共に、
銀ちゃん誕生日おめでとォォォ((
今日珍しく部活が休みになったので、当日にUPできました!
相変わらず駄文ですみません(*_*;
それより夜桜篇更新しろって話なんだけど、話が思いつかな((
月奈「下書き大量発生して、引き出しの中凄いことになってるもんね」
話がおかしくなってるんだよォォォ((黙!
- Re: 【銀魂】曇空にも月は輝く【スレッド一周年企画&銀時誕うp】 ( No.229 )
- 日時: 2011/11/08 20:29
- 名前: 瑠々 (ID: cebg9jtM)
あげ。
- Re: 【銀魂】曇空にも月は輝く【スレッド一周年企画&銀時誕うp】 ( No.230 )
- 日時: 2012/01/28 14:10
- 名前: 瑠々 (ID: bFAhhtl4)
- 参照: 勉強しないとヤバイ。
再びあげ↑
今度番外篇更新したいなとか考えてるけど、話が浮かばないww
- Re: 【銀魂】曇空にも月は輝く【スレッド一周年企画&銀時誕うp】 ( No.231 )
- 日時: 2012/01/29 14:31
- 名前: 瑠々 (ID: bFAhhtl4)
第四十三訓「展開早いけど気にしちゃ駄目」
美星が出て行ったひのやには、暗い空気が流れていた。
すると、その空気を更に暗くするような駄眼鏡——新八が口を開いた。
「あの、月詠さん。なんで美星さんはあんなことを…。すみません。こんな事を聞いて…」
新八の問いに、月詠は紫煙を吐くと言った。
「ぬし等には話さないとな…。あいつが吉原に来たのは五年前。まだ鳳仙が此処を支配していた頃じゃ。…ぬし等は知っているよな?此処の遊女達の殆どが、不当な人身売買によってこの町に流れ着いた事を」
月詠の問いに新八と神楽は頷き、銀時は黙ったままだった。
「…実は美星も不当な人身売買によって此処に来た。春雨によってな」
「!! 春雨!?」
銀時と神楽は目を見開き、新八は声を上げた。
七香と麗は春雨が何なのか分からず、首を傾げている。
「しかも美星は春雨に家族を殺されている。恐らくその所為だろう」
「でもおかしいアル!!月奈は関係な…!」
「いいよ、神楽」
途中まで言った神楽の口を月奈がふさぎ、優しい口調で言った。
神楽が黙ると月奈は手を退かした。
神楽は月奈になにか言いかけたが、言わずに黙った。
「ありがとう、神楽。でも、良いんだ」
月奈は幼い頃を思い出した。
桜色の髪と黄色の目の所為で、同い年の子から気味悪がられた日々。
でも、今はそんなに悲しくない。
未だ悲しそうに月奈を見る神楽に、月奈は優しく微笑んだ。
——————————
一方、美星は街の中をあても無く歩いていた。
落ち着く為にあの場から離れたのだが、通行人は皆、美星をじっと見てくれので鬱陶しい。
恐らく——いや、絶対通行人は美星の右目が不思議なのだろう。
美星の右目——其処には医療用眼帯がある。
(……鬱陶しい。俺を見るな)
次第に苛立ちを感じてきた美星は、近くの細い道に入った。
この道は細い為か、人通りが少ない。
今の美星にとっては、此処が一番落ち着ける場所だ。
「——寒い」
店と店の間にある道の為、日が当たらない為少し肌寒い。
座り込みたかったが、地面が湿っている為しゃがんだ。
———『君を殺すのは勿体無いな』
返り血を浴びているのにも関わらず、笑っている少年。
———『いつかまた、この街で会おう。その傷を見れば、俺の事、忘れないよ』
頬に伝う赤い液体。湿った地面に落ちるのは、自分の目から流れる赤い血。
二度と思い出したくなかった、幼い頃の記憶。
二度と見たくない、人外の者。
「————っ!」
美星は強く目を瞑り、耳を塞いだ。
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