二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 蝶よ 桜よ 十六夜よ 【薄桜鬼】
- 日時: 2010/11/13 22:40
- 名前: 舞幻 (ID: vOtDHV5I)
クリックありがとうございます♪
舞幻と申します^^
基本的にここは薄桜鬼の夢小説です。
たまに番外編として、元ネタのを書く時もあると思います。
まだ未定ですが、学パロの方もできたら書こうかなーーーと……。
あくまで未定です^^
とりあえず、設定の方は次から書きます♪
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- Re: 蝶よ 桜よ 十六夜よ 【薄桜鬼】 ( No.1 )
- 日時: 2010/11/13 23:25
- 名前: 舞幻 (ID: vOtDHV5I)
〜〜設定〜〜
名前 天宮 千歳(あまみや ちとせ)
歳 17歳
身長 162cmくらい
容姿 黒髪で長さは腰より少し下くらい
髪を横で結っている
目の色は薄い緑色
性格 やんちゃ。子供っぽい面もある。強気で世話好き。風間を恐れない。
その他 新選組に訳あって滞在中。実は幕府側の姫だったりする。
〜〜ネタバレ〜〜
(見たくなければスルーしてぉk)
・本当に幕府側の姫。幕府に自分の替え玉を作って、逃げてきた。その逃げてる途中に新選組と色々あり、今に至る。羅刹で暴走した隊士に変若水を飲まされるが、羅刹化せず。邪破退魔の力を持っていた為。鬼を退け、治める力。
・10歳の時に自分の人とは違う力に気付いて、周りから化け物扱いされる。それがトラウマで城を脱走。
- Re: 蝶よ 桜よ 十六夜よ 【薄桜鬼】 ( No.2 )
- 日時: 2010/11/14 00:02
- 名前: 舞幻 (ID: vOtDHV5I)
第零話 〜序章〜
「化け物」「化け物」「化け物」「化け物」
もういい。そんな言葉はもうたくさん。嫌いよ、そんな言葉。
「化け物」
こんな城、もういたくない。嫌だ。嫌だ。
私は今日も耳を塞いで、部屋の隅に隠れる。周りの人全てが私の敵。怖くて。辛くて。何度も、何度も死のうと思った。でも、結局は死ねない。それは何故……?それは、私が「化け物」だから。
「化け物!!」
そこで私は目を見開いた。目には涙が溜まっている。
場所は、江戸城の何処かの部屋の、ふとんの上。
「……夢……?」
体は、冷や汗をかいていた。とても肌寒くて、何故か、異常な程に震えていた。
「随分と嫌な夢……」
私は、それから耳を塞いだ。目を瞑り、体を縮めこみ、うずくまった。
あの夢は、全て本当の事だった。私が、10歳の時に体験した、本当にあった出来事。
私は、人とは違う。人とは異なる。いわゆる、「化け物」だった。周りからそう呼ばれ続けてずっと、ずっと1人で生きてきた。友もいなく、親からも見離され、多くの女房も私を怖がって近づかない。幕府側の姫というのは上辺だけで、実際は化け物だと言われた。
私は10歳の時に、自分の異常な能力に気付き、それを親に言ったところから、私は「化け物」になった。
『父上様ー。母上様ー』
『近づくな!この化け物め』
『汚らわしい。こんな化け物、私の子でも何でもありませぬ。女房!何処かに女房はいないのですか!?』
『何用でございますか』
『この化け物を城から追い出しなさいな!』
『いや、こんな化け物、生きていても仕方がない。殺してしまえ』
『お言葉ですが、千歳姫様は一応は姫でございます。追い出そうとしても、追い出す事はできませぬ。それに、千歳姫様は化け物故、何をいたすか分かりませぬ』
「この化け物!」「化け物が!」「消えてしまえ」「おぞましい」「汚らわしい」「化け物」「化け物」「化け物」
もう限界だった。10歳の頃から今の16歳までの6年間、ずっと「化け物」と呼ばれ続けられる生活。死ぬ事はできない。だからこそ、私はこの城を抜け出す事を考えた。城も、地位も、身分も全てを捨てても構わなかった。ただ、この城に居る事じたいが、辛かったから。
だから、16歳になったばかりの今日の夜、私は城を抜け出そうと思った———……。
第零話 〜序章〜 FIN
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