二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 君と僕。〜ボカロ小説〜
- 日時: 2010/11/27 09:43
- 名前: ちぇん。 (ID: OXm6els4)
初めまして!初めましてじゃない人はこんにちは。
僕バルシェ改めちぇん。は新しい小説を作りました。
ボカロのリン&レンの小説です
〜内容〜
舞台は中世の王国。リンとレンはある王国の跡継ぎとして産まれる。が、しかしその王国は男しか継ぐ事が出来なかった。しかも、お妃(お母さん)がリンの事を気に入っておらず、リンとレンが5歳になった時点で「出て行きなさい」とリンに言う。そしてリンとレンが引き裂かれてしまう——…
というのが始まりです。
荒らしは絶対NGです。
皆様ぜひ!見て、出来ればコメントw((殴
Page:1
- Re: 君と僕。〜ボカロ小説〜 ( No.1 )
- 日時: 2010/11/27 09:53
- 名前: ちぇん。 (ID: TZln3PE9)
第1話
此処は中世時代のある王国。その王国に双子が産まれた。
女の子はリン、男の子はレン。そう名付けられた。
二人は国王子供だった
その国を継ぐのは男だけ。そう決まっていた。
それでも普通なら女に産まれた国王の子供は男のような教育を受けるか、そのまま育ち、嫁にもらわれていくかのどちらかだろう。
だが——…
- Re: 君と僕。〜ボカロ小説〜 ( No.2 )
- 日時: 2010/11/27 15:57
- 名前: ちぇん。 (ID: kG6g9hX2)
バシッ
バシッ
頬を叩く音が豪華な広い部屋に響く
「いたっいたいごめんなさっっおねがっだか…っらやめて…!!!」
そう。リンは母、リリシアに頬を叩かれてるのだ。
それもリリシアのドレスに水をこぼしたという理由だけで。
「煩い煩い煩い!!!よくも私の大事なドレスに…!」
リンの頬はもう真っ赤に腫れ上がっていた
バタンッ
部屋の中に入ってきたのはレンだった。
「おかあさまやめてっ!リンをいじめないで!!」
レンが言うと、リリシアはさっきまで額に血筋が浮き出ていたとは思えない程の笑顔でレンを見た。
「レン。これはリンを虐めているんじゃないの。リンが悪いことをしたから叱っているだけなのよ?」
「うそだ!リンがわるいことするはずないもん!!」
「嘘じゃないわよ。リンは私の大切な、それはもう美しいドレスに水をこぼしたのよ?」
レンは反論した。
「ボクが水をこぼしても何もしなかったじゃないか!!!」
「… ハーブ!ハーブはおらぬか!!」
リリシアはハーブを呼んだ。ハーブというのはメイド長の事だ
「はい、お妃様。何かご用でしょうか?」
「ハーブ。レンを部屋に連れて行け。そこで遊んでやってはくれまいか?」
「はっ、かしこまりました。レン様、行きましょうか」
「いやだぁ!!!ボクはリンをたすけるんだぁ!!」
「どう致しましょうお妃様。」
「かまわぬ。連れて行け」
「はっ。」
「いやだぁああああああ!!!!!!!!」
嫌がるレンをハーブは少し困った顔をしながら連れて行った。
バシッバシッ
そしてまた響く音。
リンにとって、苦痛の日々だった——…
- Re: 君と僕。〜ボカロ小説〜 ( No.3 )
- 日時: 2010/12/01 18:43
- 名前: ちぇん。 (ID: OXm6els4)
第2話 リンside
「出て行きなさい。」
ある日のおかあさまの口から出てきたことば。
な…んで…?おかあさまなんで…?
「え…?」
「出て行きなさい。」
きれいに言いなおさなくてもわかるよ…
「連れて行け。」
おかあさまが言ったしゅんかん。
二人のぶかがわたしを城の外へ担いで行った。
「い…や いやああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
すさまじい私の悲鳴が城全体にひびく。
ガチャン。
門がしまる。おいだされたんだ。
私ハ、オカアサマ二捨テラレタンダ———…
Page:1
この掲示板は過去ログ化されています。