二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- マクロスF アルシェリ短編
- 日時: 2010/12/25 13:48
- 名前: アルト (ID: wKgYBlW2)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode=form
1 キミといる、空。
アイランド1降下から一週間。
人々は喜びに浸ったものの、まだ恐怖があるのだろうか
「絶対に安全だ」というエリアから出ようとしない。
凄く、残念だと思う。
こんなにも、空は、世界はきれいなのに。
EXギアからでも、アイツの体温が伝わってくる。
当たり前のように、お姫様だっこなのは、癪に触るけど。
アイツの腕の中で、アタシはいろいろ考えていた。
ホントに残念だと思ったし、やっぱり癪に障った。
でも、ふしぎににやにや笑いが止まらない。
「・・・なに、笑ってんだ?」
「別にィ・・・。」
アイツは不思議そうに首をかしげた。
女性も羨む美形。アタシが嫉妬する、綺麗な顔。
・・・早乙女 アルト。
「・・・えいっ」
むぎゅっ
「ひでで・・・。ほら、フェリル、あぶなひっ」
ムカついたから、アイツの頬を思い切りつねってやる。
この、困ったような顔が、アタシは大好きだ。
だから。
いや、だからじゃないのかもしれない。
アタシの、素直な気持ち・・・かな。
「ね、アルト・・・。」
アタシの言葉にアイツは反応してこっちを見る。
透き通るような、真っ直ぐな瞳。
吸い込まれるように、アタシは右腕を首に回す・・・。
・・・好き、よ。
そっと、呟く。
でも、アイツは何も言わない。
そのまま、アタシとアイツは急降下した。
何かまずかったのだろうか。
不安に駆られながら、アタシの両足はいつの間にか地に付いていた。
「・・・ア、アルト・・・?」
恐々声をかける。アイツは頭を掻きながらぼそぼそ言っていた。
「・・んで。・・・きに、ホント・・・。」
聞き取れるのはごくわずかだ。
そして、アルトは・・・・・・。
「・・・あぁ、もう!シェリル!」
いきなり名前を呼ばれてびっくりした。
「な、なに・・・?」
「・・・好きだ。俺も、お前のこと、好きだよ。」
涙が止まらない。
意味がわからない。
・・・ばか。ばか。ばか。
「・・・ほんとに?」
「あぁ。」
アイツは、いやアルトは、アタシを抱き寄せた。
それで、アタシの、シェリル・ノームの涙は止まった。
で、恥ずかしくなった。
「ッ、馬鹿!な、なに抱きしめてんのよ!このヘンタイ!」
アルトは笑って答えた。
「もうちょっとだけ、な?」
むぅ。こんなときだけカッコいいんだから。
「いいわ、もうちょっとだけ、よ」
アタシはこれからも、アルトと空を飛ぶことにする。
空はいつにないくらい、きれいだった・・・。
END
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- Re: マクロスF アルシェリ短編 ( No.1 )
- 日時: 2010/12/25 13:54
- 名前: アルト (ID: wKgYBlW2)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode
初めて書きました・・・。
駄文ですが、どうか読んでください!
- Re: マクロスF アルシェリ短編 ( No.2 )
- 日時: 2012/03/06 20:26
- 名前: 麻里乃 ◆J21Ds7m2q. (ID: XEIko/lc)
マクロスFはいいですね! 小説頑張ってください
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