二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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[テニプリ]交差する黒と白[小説]
日時: 2011/01/21 18:35
名前: もんぬ ◆92BN1qNNVI (ID: HnQQx7lG)

初めまして。
“もんぬ”と申します。

此処では、テニスの王子様のシリアス系の小説を書かせていただきます。

シリアス、は初めてなのでちょこっといや、かなり文が下手です。

では、注意です。

1、荒らすのは止めて下さい。もし、来たらスルーです。
2、亀更新です。ご了承ください。
3、慣れてくると、もんぬのコメントがおかしくなりまーす★←

このぐらいです!!


*+今までのもんぬの小説+*

[テニプリ小説]

↓第一弾です。知っている人居ますかね??
ht☆tp://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode=view&no=15673

↓第一弾の続き。これはまだ、書き中です。
ht☆tp://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode=view&no=18559

こちらも見てくれると嬉しいですvv

*+終+*











黒と白。















君は、どちらが好きかな———————————……??

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Re: [テニプリ]交差する黒と白[小説] ( No.9 )
日時: 2011/01/22 15:00
名前: もんぬ ◆92BN1qNNVI (ID: HnQQx7lG)
参照: 君の願い、私が君の代わりに叶えてあげよう。



*+プロローグ+*


彼女[アクマ]は少女に手を差し出した。


“君の願いを叶えてあげる”と。


少女はゆっくりと、彼女の手を取った。


“ふふ、交渉成立だ”


彼女は美しく哂った。


“さて、君は何を望む—————————————……??”


彼女の口角が下がることはない。

















“あたし、あたしは————————————————……”

Re: [テニプリ]交差する黒と白[小説] ( No.10 )
日時: 2011/01/30 18:50
名前: もんぬ ◆92BN1qNNVI (ID: HnQQx7lG)
参照: んー。……、甘いね。この飴も、この場所も。

*+第1話+*



此処は東京にある、お金持ち学校。
この学校は、運動部が有名で大会に必ず出てるとか。
そんな学校のお話。

***


「………、雰囲気が悪い」

屋上でガリッと言う音と共に、紅髪の彼女は呟く。

「っ!! はぁ、そんなコトかぁ。もう、怒ってるかと思ったゾ」

“ゾ”の所で、左右に結わっている少女が、彼女の頬を突付く。

「止めろ、憂。マジで切れるから。……、儚音が怒ると怖いの、知ってんだろ」

少年が言うと、憂は「あ、そうだね!!」と笑う。

「アンタ達……、少し遅かったみたいよ??」
儚音の口角が上がるのと同時に、憂と少年は頭を抑える。

「いっつー…」
「いったーい!! 儚音のばかぁ!!」
少年、憂の順番で喋れば、儚音は“はっ”と笑う。

「アンタ達が悪い。それに、怖いのは私じゃなくて琥珀でしょ」
儚音が言えば、琥珀は一瞬笑顔を無くしてから、ニコッと笑った。
「えー、俺?? 儚音の方が俺よりももっと怖いじゃん」
琥珀は笑いながら、ガムをぷくーっと膨らます。

「そ、“それよりも”儚音、いきなりどうしたの??」

慌てて遮る憂は見ながら、儚音は顎で校庭を指した。

「あ、」
「……」
憂は一言。
琥珀は、興味無さそうに冷たい視線で“彼女”を見る。

「あれは、“東雲さん”だよ」

儚音と琥珀が驚いた目で、憂を見た。

「え、知りたかったんじゃないの?? あの子のこと」
きょとん、としながら憂が言えば、“まぁ、ね”と儚音。
琥珀はもう一回、彼女を見ると、口を開いた。

「何をするつもりかは分からねぇけど、俺は反対だから」
「あら、まだ話してもいないのに??」
「どうせ、助けてあげる、とかだろ。俺は賛成しない」
「勝手にすれば良いんじゃない??」

儚音がそう言えば、琥珀は舌打ちをして屋上を去っていく。

「えっと、憂も反対だよ」
憂は屋上の扉を見ながら、儚音に言う。
「でしょうね」
儚音の発言に驚ききながら、憂は儚音を見た。

「でもね、きっと協力することになるよ」





***





“あたしは大丈夫だよ!! だから、お願い。庇わないで??”




“でも、お前っ!!”





“っ、大丈夫って言ってんじゃん!!”





“もう、良いよ。行こう、  ”





“あ、あぁ”










“ごめんね、”





とある場所での、とある人達の会話。





***





「この世には、真実と嘘が逆になることもあるんだよ」









「だから、この場所は甘い。今食べている、飴のようだね」

Re: [テニプリ]交差する黒と白[小説] ( No.11 )
日時: 2011/01/30 18:54
名前: もんぬ ◆92BN1qNNVI (ID: HnQQx7lG)
参照: んー。……、甘いね。この飴も、この場所も。

>>10 の第1話の保留解きました。

ぜひ、見てください★

>みなさま

Re: [テニプリ]交差する黒と白[小説] ( No.12 )
日時: 2011/02/10 23:23
名前: もんぬ ◆/ZhD/SQ1pw (ID: HnQQx7lG)
参照: やるなら、本気でやりなよ?? ねェ、魅せてくれるんでしょう??


*+第2話+*


「お前、いい加減、邪魔なんだよ!!」
「そーそー。どーせ、レギュラーにも相手されてないのにねー」
「さっさと、止めなよ!!」

バタバタと、数人屋上から立ち去る。

それと、同時に見えたのは、倒れている少女。

「はっ、はっ」
左手を空に伸ばしながら、必死に息をする。
「また、増えちゃった」
ふにゃ、と笑ってみるもの、筋肉が引きつって上手く笑えない。

ガシャ。と音を立てて、少女は起き上がる。
フェンスの向こうでは、静かなテニスコート。
少女の髪を揺らす、静かな風。






















「——————————————————落ちちゃう??」
































クスッと笑いながら、少女の後ろから言う。

「だ、れですか」
少女が見る先は、給水塔の横に座っている女。
横、と言っても、ドアの上の方だから、高い場所に居る。

「誰ですか、ねぇ。“聞く前に言うのが礼儀でしょう”」
その瞬間、ビシッと彼女の周りだけが凍った、感覚に陥る。
「し、東雲、友愛」
友愛が言えば、彼女はジャンプをして下に落ちた。

「ふふ、そんなに怯えないで。私は、貴方を“助け”に来たの」
5cm高い彼女は、友愛が少し見上げる感じになる。
「た、すける、って??」
友愛が聞けば、彼女は友愛の耳元で囁く。

















「私の“お願い”聞いてくれたら、君の願いを叶えてあげる」

















友愛はゆっくり、彼女の手をとった。









「交渉成立だ。さて、君は何を願うのかな」

















「あたし、は、—————————————————————」






***

















「あ、もしもし。“久し振りだね、  ”。ちょっとさ、調べてほしいんだけど」




「勿論、その情報の対価は支払ってあげるよ」




「ふふ。それは楽しそうだ。じゃぁ、そうなるように頑張ってね??」





***[琥珀宅]



「憂…」


彼は、二人で映ってる写真を手に取ると、ベッドに倒れこむ。



「俺は、お前を傷つけるコトしか出来ないよ」



「それでも、」



「良い、と言うのなら、」




「俺は、なんと応えれば良いのだろうか」





***









































「さァ、やるならトコトン本気でやってあげよう。だから、お前等もちゃぁんと、魅せてよね」

Re: [テニプリ]交差する黒と白[小説] ( No.13 )
日時: 2011/03/16 01:00
名前: もんぬ ◆HdTAkphNao (ID: cuO0lrpp)
参照: 俺は、お前みたいな奴、大嫌いだ。


*+第3話+*


「で、お前は何が言いたいんだ。儚音」

キッと茶髪の男の子は、二人の女の子を睨み付ける。

「っ!!」
ビクッとする女の子と、無表情の女の子。
「無駄に睨み付けないで」
怯む様子もなく、彼女は彼を見る。

「ほりゅう


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