二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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テニスの王子様。
日時: 2011/07/13 20:03
名前: 儒儒 (ID: c8OCL27Q)

題名の通り、テニスの王子様の小説をば!
アニメに沿ってたりそっって無かったり。
まぁ、色々あります。
ちょっとパクリみたいになった技も多少ありますが
ご了承ください。

設定が元の設定と崩壊してますよぉ〜

男テニに女子を一人か二人入れる事

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Re: テニスの王子様。 ( No.2 )
日時: 2011/07/13 19:53
名前: 儒儒 (ID: c8OCL27Q)

〜もくじ〜

第一話「」

>>

第二話「」

>>

第三話「」

>>

第四話「」

>>

Re: テニスの王子様。 ( No.3 )
日時: 2011/07/15 20:04
名前: 儒儒 (ID: c8OCL27Q)

第一話「鬼ごっこは苦手なのですが…」




「テニス部に女子を一人二人入れろだと?」

「うん、昨日決まった事らしいよ?」

「俺は良い奴知ってるぜ?」





















「海」
「んー?」
「何か誰かに見られてる気がするのよね…。」
あはは。
と、海が笑いだす。
「俺もそんな気がしてたんだよね。けど、良く分からない。」
と、話している中でもやっぱり見られている気がする。
まったく、何なのかしら。





〜テニス部(の人たちが招集された)〜
「柳〜、最近誰のデータとってるんだよ〜」
ブン太が柳の行動に疑問を抱いて問いかける。
その問いに幸村が答えた。
「西箆 海と、想永 禰禰のデータだよ」
「?どうしてその二人の情報を調べるんじゃ?」
仁王が幸村の言葉に質問をする。
「ほら、男テニに女子を入れるって話。
想永さんがかなりの実力者っぽくてね。
入れるのに西箆さんも必要かな、と思って」
「べったりじゃからな」
「さぁ、今は昼休み。その二人をテニス部のレギュラー部員で
捕獲するよ!」












「なに、何捕獲って。何よ」
禰禰はしっかり聞いていた。そして、校内に入り
海に携帯で電話した。
『あーい』
「海、今テニス部のレギュラーが、理由は知らないけど
私たちを追ってくるそうよ。とりあえず逃げてください。」
『何それ。一応わかったけど何それ』
「きりますよ」
パタン。
携帯閉じ、スカートのポッケの中へと仕舞い込んだ。
「さてと、じゃ。逃げますかっ」
と言いつつ、図書室にようがあったので図書室へ。
「鬼ごっこは苦手なのですが…」
禰禰は歩きながらフッと笑う。
そして、窓からグランドに居るレギュラー部員をみて
クスッとわらった。



「力の持てる限り逃げるとしましょう」

Re: テニスの王子様。 ( No.4 )
日時: 2011/07/26 13:55
名前: 儒儒 (ID: c8OCL27Q)

第二話「とまれ海!Arret(止まれ)!!!!」

「余裕じゃのう?」
「勝てない相手じゃないもの」
禰禰は本を棚にしまうと、クスリと笑った。
前の棚の後ろからは仁王が顔を出していた。
後ろの棚の所には幸村が笑いながら立っている。
—怖いのだけど。
「悪いけど逃げさせてもらうわよっ」
隙をみて開いてる窓へ走って行き、勢いよく飛び降りた。
「なっ、ここ三階じゃぞ!?」
「飛び降りられれば関係ないのですっ」
着地したら、禰禰はすぐに走って行く。
「下にはレギュラーがいる。心配しなくとも大丈夫だろう」




「は、はめられたです!?」
「もう逃げらんねぇぜぃ?」
走ったのは良いが、レギュラー全員に囲まれてしまった。
「あれ、海は?」
「西箆先輩なら、図書室に禰禰先輩がいるって言ったら
『禰禰ぇぇぇぇええええええ!!!!!!』って叫んで図書室に行ったっス」
——あのシスコン馬鹿…。
すると、幸村がやってきて、こう言った
     
「想永さん。お願いだ、テニス部の部員になってくれないか?」

—え
「え」
—捕獲って…そういう意味?なにそれ。海の馬鹿ぁっ!
「はぁ。suis bon.(いいよ)」
「え?い、いいのかい?」
「ウィ(Oui)」
すると、向こうから砂煙が立ち上がっている。
「な、なんだ、台風か!?」
真田が驚きながら後ろに下がる。
「嫌、ちがいますです。あれは…。」
—あれは
「禰禰ぇぇぇぇぇえええええええ!!!!!!」
「げ、あれ西箆だろぃ!?」
「とまれ海!arret(止まれ)!!!!」
キキィィィィィィッ!
海はぴったり禰禰の前で止まる。
「終わりよ海。二人でテニス部に入りましょう?」
「おう!え?」
「世話が焼けるわね…。」

Re: テニスの王子様。 ( No.5 )
日時: 2011/07/26 19:30
名前: 儒儒 (ID: c8OCL27Q)

第三話「久しぶりって…分かってる?」


幸村視点


今日は西箆さんと想永さんが入って一日目。
昼ご飯をテニスレギュラーの僕達と食べるようにもなった。
想永さんのあの銀髪…地毛なのかな?
そんな想永さんは電話中。
楽しそうだけど誰とかな?
「うん、成り行きだけれどね。」
『——————』
「出来てないわよ!え、違う学校に入ったのです?」
『——————』
「あね…兄なんだからあの馬鹿を止めてくれません?」
『———あははっ』
「笑いどころじゃ…。え、ああ…。もう平気よ。」
『———————』
「…。今日言うつもりだよ。…うん。え?
ああ、発症したらそのときはそのときよ。心配しないでください」
『むりしちゃだめよっ?!』
「っ…、声がでかいっ。もう切るわよ。うん、じゃあ」
「話は終わったかい?」
「わっ、うん。終わったです。」






——放課後

「これから時間あるか、想永・西箆。」
ブン太がネクタイを締めながら聞く。
「あるけど…。」
「じゃあ、いまから入部祝いやんねぇ?二人のっ」
「おお、いいのう」
部員が出ていく中、俺だけが想永さんにひき止められた。
「二人っきりにしてくれるかしら」
「なっ、禰禰!!まさかゆきm『ばたんっがちゃ』
禰禰ぇぇぇええええ!!!!!!!」


「で、なんだい想永さん」
「久しぶりって…分かってる?」
「え?」
禰禰がにこりと笑った。窓から漏れる夕日の光をバックに。
銀色の髪が夕日の色に染まる。その髪が酷く美しく思えた。
「覚えてない?」


——禰禰視点
主治医が手術後にテニスはもう無理だと
話しているのを聞いてしまった後の事。


私は幸村と同じ病院にいて、隣の部屋(個室)だった。
私の病気は重症筋無力症だった。
病気が進み、筋肉が動かなくなり寝たきりだった。
車いすに乗り、看護師に動かされ移動している所だったが
その看護師に急用ができ、近くの部屋——幸村の病室へ一時置かれた。
けど、幸村はその事に気付いていなかった。
「テニスが出来ないなら…死んだ方が……。」
「…君死ぬの?」
急に声が聞こえたからか、幸村は凄く驚いていた。
車いすに乗っている時は、いつも病状が悪化している時だった。
だから、出ていくことは出来なかったので声をかけた。
「き、君は?」
「話、きいてなかったです?看護師が来るまで待つです」
「え、あ。」
「死ぬなんて二度と言わない事です。
いま生きてるだけでも幸運と思いなさい。」
そう、私は死ぬなんて言葉聴きたくなかったから。
「死は暗くて怖くて冷たい…。」
「ごめんね禰禰ちゃん!幸村くんもごめんね。
今出ていくから。」
「あ、お、俺幸村精市っ」
「精市…くん?」

「どこかで会おうねっ」




——幸村視点

「あの時の…?」
「…。」
にこっ。
彼女は円満の笑みで俺の左手を握る。
「また会ったね、精市くん?」
「っ…。」
彼女が、俺に会いに来た。これは奇跡以上かもしれない



「綺麗だね…禰禰」

Re: テニスの王子様。 ( No.6 )
日時: 2011/07/29 18:05
名前: 儒儒 (ID: c8OCL27Q)

第四話「わかってますぅ!!」

「ありがとう。顔赤いよ」
「うっ!?」
禰禰はあははと笑いだす。
—はめられた?
「別にはめたわけじゃないわ」
キリッ。
そして、また少し笑いだすと鍵をあけて出た。
「禰禰ぇぇぇぇえええええええ!!!!!!」
と飛びかかってくる海をひらりとよけ、幸村の手を引っ張った。
「海!邪魔よ!」
クスリと禰禰は笑いながら言う。





——次の日 部活

「真田って肉をあんなに食べるのね。」
「む、何か悪いのか?」
「そういう訳じゃないけれど」
「想永禰禰!」
「え?」
テニスコートに入ると、いきなり女の子に声をかけられた。
コートに入ってる女の子は、ラケットを禰禰の方に向ける。
—亜羅里 梨香 テニスのライバル…なのかな?
「私と勝負よ!!幸村に許可は取った!」
「!?」
禰禰は首が吹っ飛んでしまいそうなくらいな速さで
幸村の方へ向いた。
「お手並み拝見…かな?」
「言っておくけど、私も貴女と同じでルールにのっとった
選手だから!」
—…るーる?ああ、女子を二人くらいって奴ね
「まぁ、いいけど」


『4-0!!』
「本当に強いんスか?禰禰先輩って。」
4ゲーム取ったのは梨花だった。
柳は首を横にふった。
「分からないな。想永のデータはまだとらせてもらっていない」
と、着替えが終わって通りかかった海が梨香を目を細めてみた。
「また禰禰の悪い癖だ。兄にそっくりだな」
「は?海が禰禰の兄だろ?」
丸井が海に聞く。「ああ」と海が思い出したようなそぶりを見せた。
「俺は従兄妹だ。禰禰には双子の兄がいる。」
「なんと、想永は双子だったのか。」
すると、禰禰が急に真田の方へ向いた。
「真田、技借りますよ」
「む?」
「何余裕ブッこいてんのよ」
禰禰はクスクスと笑いだした。


「私があと2ゲームとれば私の勝ちよ!」
「そうね」
禰禰は余裕な表情で笑う。
スパァンッ!!!
「え?」
『0-15』
「疾きこと風の如し」
禰禰は、梨香の驚いた表情にクスクス笑い出す。
「な…。真田の……?」
「はぁっ!!」
スパァンッ!!
「みきった!!!」
「打ち返したぁッ!」
「よっ」
禰禰は静かにラケットを滑らした。
—徐かなること林の如し…。
「ドロップショット!?」
しかし、ボールは弾まず、そのままネットに向かって転がった。
「零式…だっけ」
禰禰がにこりと笑う。
『0-30』
「くっ…!」




「禰禰は、弱いと思った相手には、絶対に4点とらせ、
最後に追いあげて決める。」
「なんつう悪い癖だ」
ジャッカルが「うわっ」という顔になっている。
「レーザービームっ!!!」
「っ!!」
梨香はそのボールをなんとかとった。
「侵掠すること火の如し!!」
「あっ!」
『ゲーム 想永禰禰 4-6』
「ま、けた…。」
「想永さん」
幸村が禰禰に声をかけた。
そして、幸村が耳元でささやく。
「梨香の聴覚をなくしたね?」
「わかっちゃったかしら。言っておくけど、
神の子をまねたわけじゃないわ。苦宇のを真似たの。」
「くう?」
苦宇くぅ。私の双子の兄よ。」
すると、いきなり真田が詰め寄る。
「な、なに?」
「想永!俺の火と風と林はあの程度では無いぞ!」
「わかってるよ」
「私のレーザービームももっとはやいですよ」
「知ってますぅ」
「零式もあの程度では無い!」
「わかってますぅ!!」
「ぬぉ!!?」
禰禰は、銀色の髪を揺らし、真田にチョップを食らわした
そして、怒りながらラケットをしまう。


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