二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 【ポケ】旅立ちの日【BW】
- 日時: 2012/06/09 17:15
- 名前: 桜咲 紅葉 (ID: uwZWw1uD)
- 参照: http://www.kaki-kaki.com/bbs_m/index.html
はい、皆様初めましてorこんにちは!
桜咲紅葉です!
現在BWをクリアするために頑張っています!
と言うわけで(どういうわけで?)、BWの小説を書いていきたいと思います
では物語を書いていきます♪
キャラ設定>>1
☆ストーリー☆
第1章:雨ノ日ノ出会イ>>2
☆感謝すべきお客様☆
Page:1 2
- Re: 【ポケ】旅立ちの日【BW】 ( No.2 )
- 日時: 2012/06/09 17:17
- 名前: 桜咲 紅葉 (ID: uwZWw1uD)
- 参照: 私には有り得ないセリフの少なさ。医者っぽい部分あるけど気にしない
第1章:雨ノ日ノ出会イ
目が覚めると外は一面雨だった。
窓の外はどこを見ても雨で、この世界が水だけの世界になったようだった。そう思っても良いほど雨はきつく、そしてたくさん降っていたのだ。今日はせっかくの旅路の始まりの日だと言うのに、なぜこんなにも大雨なのだろうか。
いつもはここ、カノコタウンは雨はあまり降らない。だが何故か今日、有り得ないと言いたくなるほどの大粒の雨が降っている。
こういう日は何かが起こる。今までの勘と知恵がそう言っている。だが自分は旅にでなければいけない。何故なら、幼馴染の二人と約束をしたからだ。
彼らは自分より早く旅に出ていて、すでに一つ目のバッジをゲットしているらしい。自分も旅にでるのがずっと楽しみだった。だが生憎、今日は大雨だ。やはり旅に出れなさそうだ。
でも、出たいんだ。
一刻も早く彼らに追いついて、共に旅をしたい。そう思いながらショウは窓の外を眺めていた。その時、急に腹の虫がなった。
そう言えば、まだ朝の5時だった。
起きたのは今から一時間ほど前、起きてからずっと窓の外を眺めていた。母さんや姉さんを起こすのも悪いし、ちょっと買いに行ってこよう。そう思い、愛用のバッグに財布とタオルを入れて、外に出た。
そう言えば、今の時間はどこの店も開いていなかった。仕方なく彼は家に戻ろうとしたが、良い場所があるのを思い出した。その場所に向かい、歩いていた。
歩いていて、不思議に思う事がある。
いつもならこの時間帯でも人が数人はいるのに、今は誰一人いない。もしかしたら自分は一人だけ別世界に迷ってしまったのでは…そう考えてしまうほど、雨の日はとても憂鬱だった。
その時突然、自分の腕に付けていたライブキャスターがなった。まだ買って貰ったばかりで、やり方がわからない。どうすればいいのか考えているうちに、電話は切れてしまった。
少し、雨宿りでもして、確認しよう
そう考え、近くの建物の屋根の下へ向かった
電話は間違い電話だった。見知らぬ人が出ていて、相手が間違えた事に気付いてくれたらしい。
それにしても、雨は先ほどより強くなっている。母さんや姉さんを起こして作って貰った方が良かったのでは…そう思い、傘を差して家に戻ろうとする。だがそう簡単には帰れなかった。
雨が四方から降り、風は強くなり、しまいには傘が壊れそうにもなった。だがあと少しで家だ。頑張れば食事にありつける。そう前向きに考え、家に向かって歩いた。
家まであと百メートルほど。やっと帰れる。
だが、道端に行きしなには無かった物があった。黒くて大きな物、自分より少し小さい。近づくにつれ、それは少女だとわかった。
「だ、大丈夫ですか!」
少女を抱きかかえ、声をかけても返事はない。脈を計ると正常だ。生きてはいる。
よく見ると、半袖の黒いワンピースだ。こんな大雨の中、半袖を着る人なんていない。しかも、傘を差していた様には見えない。実際、傘は辺りに見当たらなかった。
「しっかり!」
「…ぅ…」
気がついたようだ。ゆっくり少女は目を開けた。
「大丈夫?」
「は…い」
よく見ると少女の瞳はとても綺麗な赤色だった。だが自分はその目を怖いと感じた。感情の無さそうな目だが、心の奥底に怒りと悲しみが混ざり合っている様に見えたからだ。もちろん実際は違った
「キミはどこから?」
「わか…ら…ない」
わからない?どうして…
その言葉を聞いて自分は少し戸惑った。こんな時間に、しかもこんな天気の日に、どこから来たのかわからないなんておかしい。だが一つだけわからない理由がわかったような気がする。
記憶喪失…
記憶喪失とは、過去や自分の周りの記憶を思い出せないことだ。原因は、脳への外傷や精神的ショック、極度のストレスやトラウマにぶつかった時など。
耐える事の出来ない心理的な事から、受け入れがたい情報や感情を、意識的な思考から切り離す、で発症する場合もある。
きっと彼女はそのどちらかだろう。
「怪我は?」
「してない…と思う」
雨が降っていた事を忘れていた。自分の傘は先ほど放り投げてしまい、壊れてしまった。
「と、とにかくどこか屋根のある所に…!キミも!」
「うん…」
二人は近くにあった屋根の下に向かった。
「はい、タオル」
バッグから取り出したタオルを少女に渡す。
「…」
「あ、ほら、濡れてるから」
「ありがと…」
彼女は本当に記憶喪失なのだろうか。確かめるため、少し質問を考える。
「ねぇ」
彼女が話しかけてきた。
「どうしたの?」
「名前…」
そう言えば名前を言っていなかった。でも彼女の名前、知らないし…見ず知らずの人に名前って答えて良いのだろうか…
「えと…僕はショウ。よろしく。」
「私…ハヅキ…」
その名前を言うと、彼女は静かに倒れた。その時自分は倒れた事に動揺して忘れてしまったが、彼女の名前を聞いた時、何か懐かしい感じがした。
それは雨の日の出会いだった。
- Re: 【ポケ】旅立ちの日【BW】 ( No.3 )
- 日時: 2012/06/09 19:03
- 名前: おんぷ (ID: GwEzIpz/)
初めまして!おんぷです。
このスレのコメ第一号!です。
私、ポケモンは大好きなので、ぜひぜひお友達になってください!
それと、BWシーズン2がやるって知ってますか?
あ、忘れてましたけど、予備&タメでよろしくです!
- Re: 【ポケ】旅立ちの日【BW】 ( No.4 )
- 日時: 2012/06/09 22:04
- 名前: 桜咲紅葉 (ID: iFTmHP4V)
はじめまして、桜咲紅葉です。
と、友達ですか!?嬉しいです!
私も気軽に紅葉と呼んでください
シーズン2は知ってます、見ますから
タメOKなら私も
他の小説も読んでもらえれば嬉しいです!
- Re: 【ポケ】旅立ちの日【BW】 ( No.5 )
- 日時: 2012/06/10 02:28
- 名前: おんぷ (ID: GwEzIpz/)
なら見に行くよ☆私、三つ書いてるから〜。
あ、コメディ・ライト二つと映像一つ。
ヒカリ・ポッチャマ・メロエッタ・シロナが〜。
メロエッタは除いちゃうけど、久しぶりにヒカリが・・・。
きたーーーーー!!!!!って感じですよ、はい
早く見たいよー&読みたいよー><
- Re: 【ポケ】旅立ちの日【BW】 ( No.6 )
- 日時: 2012/08/01 14:53
- 名前: 桜咲紅葉 (ID: phd3C.MK)
- 参照: http://id52.fm-p.jp/487/pokesupe0317/
第二章 姉ト母
家に帰ると姉が物凄い顔で待っていた
「ショウ?どこ行ってたの?」
この人に逆らってはいけない、自分はいつものようにそう判断した。なぜなら、いつも逆らうと、ポケモンのわざで攻撃してくるからだ
もっとも、ポケモンで攻撃してるときより、素手で攻撃してる方が怖いのが僕の姉
と、それよりこの子をユリカに頼もう
「ユ、ユリカ。この子、近くで倒れてたから」
「りょーかい」
ユリカはハヅキを連れて行き、部屋にこもりだした
外を見るとさっきまで降っていた雨がやんでいた
これで旅が出来るな
下から声が聞こえた
「ショウ君、朝ご飯の準備手伝ってくれないかしらー?」
「母さん、今行くよ」
トントントンと、階段を下りると焦げ臭い匂いがした
もちろんキッチンの方から
これは我が家の朝恒例の事件
「母さん、何やってるのさ」
「ごめんねショウ君、お母さんまた焦がしちゃった」
「今日は何?」
「えっと、ベーコン」
母さんは物凄く不器用で、家事が苦手だ
だからいつも僕がやってる
そのおかげで色々身についた
裁縫とか料理とか洗濯のやり方とかね
すると後ろのレンジで何かが爆発した
「………母さん?何を温めたの?」
「卵、だったかしらね」
卵!?
「母さん!卵は温めたらダメだよ!」
「え?そうなの?」
「卵は爆発するんだよ……」
知らなかったわー、と母さんはレンジを見ている
何で挑戦するんだろう
それがわからないんだよね
不思議だなぁ、本当に
「ショウー?あの子、物凄く人見知りなんだけど」
「え?」
仕方ない、旅に連れて行って家に戻してあげようか
Page:1 2
この掲示板は過去ログ化されています。