二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- ナルト—ーイタチの後継者ーーー
- 日時: 2012/05/27 16:39
- 名前: 黎 (ID: N7iL3p2q)
こんにちは。黎です。つまらないですが、読んでくれるとうれしいです。出来れば、読んだコメントもほしいので、気軽にコメントしてください。後、わからなかったら質問によるコメントもokです。すぐに受け答えします。なかなか更新できませんがよろしくお願いします。
- Re: ナルト—ーイタチの後継者ーーー ( No.26 )
- 日時: 2012/07/04 19:42
- 名前: 黎 (ID: N7iL3p2q)
「イタチさん。・・イタチさん。」
ボーっとしているイタチに呼びかける鬼鮫。
「…!なんだ…鬼鮫・・・。」
「はあ・・・。」
思わずため息をついた鬼鮫。
イタチがこうなっている理由はわかっている。
きっとほむらだ。
「・・・はやくノルマを終わらせましょう。イタチさん。」
「ああ・・・。」
スクッとイタチは立ち上がる。
(それにしてもほむらさんは大丈夫だろうか…。生きた気配がしませんでしたが…。)
イタチをそっちのけでふと、思う鬼鮫。
ーーー先生。ずっと私と生きてくれますか!?ーーーーー
イタチの脳裏に数年前のほむらのあどけない言葉が頭に響く。
「…それは答えられないな…。」
ボソッとつぶやいたイタチに目を向ける鬼鮫。
「イタチさん?」
「なんでもない。行くぞ。」
イタチは悲しそうに、皮肉でも言うように笑っていた。
「ホムラダイジョウブカナ?」
「大丈夫だったらあんなことになってない。」
ちらりとゼツがほむらを見る。
ほむらの目には光はない。
「ストーカーのような眼でほむらをみるのはやめなさい。」
ゼツを遠い目でみるのは小南である。
「ダッテ・・・。」
「見てるこっちが気持ち悪いわ。しばらくあっちに行ってなさい。」
「仕方ない。いくぞ。」
「チエ・・・。」
ズズズ…、とゼツは地面に潜り込んでいった。
そっと小南はほむらの座り込んでいるベッドに座った。
そして、
「ほむら。ごめんね。でも、私たちはあなたのことを裏切らないから・・・。」
ギュッと壊れ物を扱うかのようにほむらを抱きしめた。
「・・・・・。」
ほむらは何も言わない。
「じゃあ。ほむら。また来るからね・・・。」
そう言って、小南は部屋から出て行った。
「手前…。のこのこと帰ってきたんだな…?」
「さ、サソリの旦那だってこんな感じだったぜ!うん!」
「俺はこんなに恥さらしてねえよ。」
取っ組み合いになりそうに様子で口論を続けるのはデイダラとサソリ。
「なさけねえ・・・。」
スクッとサソリが立ち上がる。
「どこに行くんだよ?旦那?」
「あ?どこでもいいだろうが。」
そしてずんずん歩いて行った。
「素直じゃねえなあ・・・。うん・・・。」
自分も言えないことをつぶやくデイダラ。
焦りと傲慢に満ちたサソリの背中をデイダラは見送った。
追伸
最近ドロドロしてしまう内容でごめんなさい!
ほむらの挫折編はもう少しだけ続きます!
- Re: ナルト—ーイタチの後継者ーーー ( No.27 )
- 日時: 2012/07/08 16:03
- 名前: 黎 (ID: N7iL3p2q)
「私・・・いつまでこんなこと・・・。」
ほむらはハアと小さくため息をついた。
頭ではわかってる。
今の現状を変えられないことを。
わかっているが体が言うことを聞かない。
「ずっと・・皆さんに迷惑をかけたまま・・・。」
ガタアアアアアアアアン!!!
「!」
暁のメンバーは手荒なものがたくさんいるが、これでもか、というほど強くほむらの部屋のドアを開けられた。
「あ・・あの・・・。」
ほむらの顔は若干青ざめた。なぜならサソリがとてつもなく恐ろしい鬼の形相でほむらをにらみつけていたからだ。
「来い!!」
ガッと乱暴にサソリはほむらの腕をつかむと、どこかへ連れて行こうとする。
「や、やめてください!」
ほむらサソリの手を振りほどこうとするが、逆にもっと強く、そして乱暴に腕を引っ張った。
「うるせえ。てめえがいつまでもうじうじしてるからだろうが!」
いつもは冷静なサソリの口調が荒れているためビクッと反射的にほむらの肩が震えた。
しかし、ほむらが予想外の行動に出た。
「もう、ほっといてください!!どうせ…私は暁のメンバーじゃないんです!」
まさか、この俺に反抗するなんて。
「…いいから黙っとけ。」
そうサソリは言うと、ひょいっとほむらを持ち上げた。
「ひゃあっ!」
ほむらは驚いて、はなしてくださいと言っていたが、サソリはそれを無視してどこかへ歩いて行った。
「ここ・・・。」
「おまえ4日ぐらい外に出てねえだろ。」
サソリに連れてこられたところはアジトの外だった。
「やっぱり私・・・。」
帰ろうとするほむらをサソリががっと抱きしめる形で止めていた。
「へ…!あ、あの…!」
ほむらは顔が赤くなっていた。
「…泣いてもいいんだぞ・・・。」
「サソリさん…?何を…?」
ギュウと抱きしめる力が大きくなっていく。
「ここならだれも見てねえ・・よ・・。」
サソリの言葉が終わる前のほむらの肩は震えていた。
おそらく泣いているのだろう。
「うっ…。やっぱりっ…私・・・。」
「・・・・・・・。」
サソリは黙ってほむらの様子を抱きしめながら眺めていた。
「くそおっ!サソリの旦那にいいとことられたぜ!うん!ってオイラ何言ってんだ!うん!」
「情けない男の図だ。」
「ソウダネ。」
2人の様子を見る男とポップコーンを食べている食虫植物1人。
『後あの2人で殺してやる・…!』
そんな2人の声が聞こえていたらしいサソリ。
ギュウとほむらを抱きしめる手を強めながらもそうなことを思っていたサソリであった。
- Re: ナルト—ーイタチの後継者ーーー ( No.28 )
- 日時: 2012/07/13 20:23
- 名前: 黎 (ID: N7iL3p2q)
ほむらが立ち直ってはや3日。
「もう、どうなるかと思いましたね。」
鬼鮫がほむらをテレビ鑑賞しているような眼で見ると、イタチにぎろっと睨まれた。
「怖いですねえ…。写輪眼もだしていないのに・・・・あ。」
「・・・なんだ。」
途中で言葉を濁らせた鬼鮫をイタチはちらりと一瞥する。
「そういえば私はあまりほむらさんの能力を見たことがないと思いましてね。あの子は全性質の術を使えることだけは知っていますが…。ほむらさんはどのような力をお持ちで?」
「…あいつは少し特殊だからな。」
率直に述べるとイタチはほむらのところへ向かっていった。
「…気になりますね・・・。」
鬼鮫は2人を疑問に満ちた目で見つめた。
「・・・ほむら。」
しゃがみこんで川の魚を見つめているほむらにイタチは近づいた。
「はい?」
ほむらはくるっとイタチのほうを振り向く。
(…良かった。いつものほむらだ。)
ホッと安心しているイタチにほむらは首をかしげた。
「あの…先生何か?」
微笑んでいるほむらにイタチはハッと我に返って、冷静を装った。
「…これから任務だ。行くぞ。…前のことがあるが・・・。」
前のこと、でほむらはフルフルと首を振った。
「大丈夫です。どんな組織でも皆さんは私のこと仲間だって言ってくれたので…。ダイジョウブです!」
満足そうにほむらは笑った。
「・・・そうか。」
そんなほむらを見てイタチはうれしそうだった。
「ほむらさんは強いですからね。」
鬼鮫が付け加えるように言った。
「…はい!」
「…ところで今日のノルマだが・・・。」
「イタチさん。たしか・・・。」
「ああ。」
「え?」
状況がいまいちつかめていないほむらをじっとイタチは見てつぶやいた。
「今回のノルマは6尾の捜索だ。」
- Re: ナルト—ーイタチの後継者ーーー ( No.29 )
- 日時: 2012/07/31 16:13
- 名前: 黎 (ID: lBubOowT)
「えーと。今年のナルトの映画—the road to ninja-に暁全員復活ということなので急きょこの番外編を書くことにしました。なので、あとは適当に話しててください。今回は番外編なので若干キャラが崩れてしまってもいいです。それではよろしくお願いします。by黎」
と、ほむらは3枚の紙を読み終える。
「って!伝言かよ!」
飛段が突っ込む。
「てゆーか、黎の奴先週のジャンプの読み切り版のラスト読んでからこの番外編書くこと決めたらしいぜ・・・。うん・・。」
「それと、最近書くネタがなくなったからだろ。これは時間稼ぎだろ。」
デイダラとサソリが密談って…おい!人の事情暴露すんな!
こっちだって必死なんだぞ!
「ナルトが別の世界行ったときの皆さんのキャラが変わってるみたいですよ?」
ほむらがジャンプを読みながら答える。
「じゃあ、暁の性格も変わっているのか?」
イタチが冷静に答える。
「smを見てる限り、変わってないと思いますよ?」
「飛段のそのバカな性格が少しでもかわるといいんだがな・・・。」
と、角都がほむらの頭をたたきながら飛段を見下すようにつぶやいた。
「んだとお!?そりゃあどういうことだ!角都!」
「そのままのいみだ。」
ギャーギャーと2人はけんかを始めてしまった。
「先生が変わったら・・・か。」
「ほむら—。この問題わかんなーい。」
「ほむら—。カラスつかまえたー。」
・・・・・・・・・・・・・・
「どうしてもバカになっちゃう…!」
「どうした?ほむら。」
「いいえ。なんでも・・・。」
うなだれてしまったほむら。
後半へ続く!
- Re: ナルト—ーイタチの後継者ーーー ( No.30 )
- 日時: 2012/08/11 19:37
- 名前: 黎 (ID: jX/c7tjl)
今日ナルトの映画見たんだ!
暁すっごくかっこよくて面白かった!!
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