二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- パンドラハーツ
- 日時: 2012/07/31 14:36
- 名前: 紫苑 (ID: NcSaRT87)
パンドラハーツなんてしらねぇよ!てかたも是非是非よろしくお願いします。
ーーー
目が覚めると、オズは真っ暗な闇の中にいた。
(アリスが電気消したのかな…)
そう思ってスタンドに手を伸ばすも、指は虚しく空を切るだけ。
オズは起き上がり、きょろきょろと辺りを見回した。
なにもない。いや、正確に言えばなにも見えない。
(ここ、どこだ…?)
ベッドの横のいすに座っていた筈のギルバートも居らず、オズはさらに困惑した。
「アリスー、ギルー」
2人を呼んでみても、返事はない。
「ブレイク!シャロンちゃん!」
隣の部屋に居たはずの2人も呼んでみるが…やはり返事はない。
自分の声が、虚しくこだまするだけ。
- パンドラハーツ ( No.8 )
- 日時: 2012/08/04 22:47
- 名前: 紫苑 (ID: lft5yP9K)
ーオズサイドー
…なんだ…ここ…
なんだか体がふわふわして…気持ちいい…
なんだろ…この感じ…
ゆらゆら揺れてる…
「う…」
目覚めたオズは、すぐには状況をつかめなかった。
目を開けたはずなのに辺りは暗いし、手を動かそうとしても動かない。
しかし、しばらくして、オズは確信した。
(オレ今、誰かに拘束されてる…!)
目隠しされていて、手足、いや、体中の拘束。
あまり闘いには慣れていないオズは戸惑った。
- パンドラハーツ ( No.9 )
- 日時: 2012/08/05 12:32
- 名前: 紫苑 (ID: Ua2lkkaA)
(うわどうしよこの状態…オレなんも武器持ってないし、アリスだって呼び出せないし…あ、これピンチってやつ?)
考えながら、とりあえずオズは頭を動かそうとした。
上下左右、どの方向にも動く。
しかも、オズがかなり大きく動かしてみても、周りからの反応は全くない。
(ただ拘束されてるだけってか…楽な状態かも)
次にオズは、足を動かそうとした。
ーーが、足首から先が動いても、足首から上は動かない。
(手も足も動かない…くっそ〜、やばいなぁ…)
チッと軽くしたうちをした瞬間、誰かの手がオズの口をふさいだ。
- パンドラハーツ ( No.10 )
- 日時: 2012/08/05 13:08
- 名前: 紫苑 (ID: 39hp4mYj)
「んっ!?」
「大人しくしておけ、オズ=ベザリウス」
低い男性の声。
一瞬オズはギルバートかと錯覚したが、すぐにその男の指をかんだ。
「っ!!…調子に乗るな!この生きた亡霊が!」
いらだった声を上げる誰か。どうやらこいつは、オズがアヴィスから帰ってきたことが内密にされてるという事実を知っているらしい。
「大人しくするかよバーカ。オレはアリスたちを見つけにいかなきゃならないんだ」
- パンドラハーツ ( No.11 )
- 日時: 2012/08/05 15:03
- 名前: 紫苑 (ID: I.ldn6xN)
オズは言いながら腕と足に力を込めた。すると。
バツン!
何かがはちきれる音が響き、オズの拘束は解けた。
「オレみたいな非力な子供でも解けるような安易な拘束しとくなんて…バカみたいだね」
相手を挑発させるような言葉をわざと言いながら、オズは目隠しのひもを解いた。
この、簡単に解ける結び方。オズが子供だからと油断していたのだろうか。
「なぁなぁ、あんたらオレのこと見下して…」
はぁっとため息をついて男を見上げたオズは、思わず息をのんだ。
- Re: パンドラハーツ ( No.12 )
- 日時: 2012/08/05 15:20
- 名前: 秘密箱 (ID: RHpGihsX)
初めまして、秘密箱と申します。
パンドラハーツ大好きです!題名見たとき嬉しくて飛び上がりました!私もブレイクは大好きですよ!
これからの展開が楽しみです。誰が拘束していたのか、アリスと共にいるオズは誰なのか。
更新がんばってください!
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