二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 幸福と絶望と召喚獣
- 日時: 2012/09/16 20:50
- 名前: akina (ID: E4SfFOIY)
らじめまして。失礼、初めましてakinaです
初めて小説を書くのでグダグダだったり誤字脱字が多かったりします
では、目標の完結まで頑張ります!
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- Re 幸福と絶望と召喚獣 ( No.1 )
- 日時: 2012/09/16 21:01
- 名前: akina (ID: E4SfFOIY)
いつから私は幸せを嫌ったのだろう。そして、絶望しか見なくなったのだろう
あの日、あの時。いや、こうなることが決まってたのかもしれない
結局、私は独り。家族を失い、信頼できる友もいない。私ができるのはただ、この淀んだ心が朽ちるのを待つだけなのだろう
少なくとも昔ならそう思っていた。でも今は違う。彼が私を救ってくれたから
今から話す物語は私が彼と出会い、今に至るまでの話
- Re 幸福と絶望と召喚獣 ( No.2 )
- 日時: 2012/09/17 04:51
- 名前: akina (ID: E4SfFOIY)
結局私はまた新しい学年を迎えた。死にたくても何かやり残したのだろうか。もしくは死にたくなかったのだろうか。フフッ、私はすべてを捨てたのにこんなことを考えられるとは。こんな私にも神は生きろというのか
「ーーーし!時橋!」
「なんですか朝から大声だして。中学の体育祭の応援団長ですか貴方は」
「今まで名前を呼んでも反応しなかったから呼んだだけだ」
「それは失礼しました。で、なぜ此処におられるのですか」
「ああ、そうだったな。ほれ振り分け試験の結果だ」
振り分け試験の結果。見ずとも自分のクラスは分かりきっているのだが
「ま、総合が800とるように仕向けたからFクラスは確定ですけど」
「お前ならAクラス、いや主席は間違いなく取れたのだが」
「私はまじめすぎるとこは苦手でしてね。それにAクラスは色々と面倒だからですよ」
ふと、顔を上げると時計が目に入り、後数分でHRが始まることに気づく
「では時間なので私は自分のクラスにいきます」
何かを言った西村先生に背を向け私、時橋百合は教室へと歩いた
- Re 幸福と絶望と召喚獣 ( No.3 )
- 日時: 2012/09/17 12:04
- 名前: akina (ID: E4SfFOIY)
「ほほう、教室にしては脆すぎだな。訴えてやろうか?まあいいか。とりあえず中に入るとしよう」
『早く座れ!この蛆虫やrー済まない明久と間違えた』
この対応は初めてだな。教師ではないことは分かる。制服を着て教壇に立つあたりFクラス代表と見ていいだろう
「気にするな。別になれている。っとそうだ、代表と思うが席は決まっているのか?」
「いや、決まってない」
席すら決まってないとは・・・この扱いは大好きな方だ。バカにはバカの扱いがある、ということか
「おまえ、不気味だぞ・・・」
「それは失礼。どうやら私はこのクラスが好きなようだ。と、済まないな。考えるとつい没頭してしまう。それとさっきは教えてくれてありがたい」
代表は変な奴が来たなとでも見るように私を見た後、再び教室を見渡した。さて、私は空いている席に座るとしよう
『すみません、遅れちゃいました♪』
『早く座れ!この蛆虫野郎!』
直後、入ってきた男子生徒にそんなことを言う。この男が明久と言うのか。確か、観察処分者だったな。時々働かされる姿を目にする
『ちょっと通してもらえますか?』
担任らしき先生が入り、代表と明久?が席についた
- Re 幸福と絶望と召喚獣 ( No.4 )
- 日時: 2012/09/17 13:02
- 名前: akina (ID: E4SfFOIY)
「えー、おはようございます。二年F組担任の福原慎です。よろしくお願いします。設備についてですが、ここに必要なものは入れておきますので自分で直してください。もしなければ自分で調達してください」
福原先生はFクラスの担当が多いのだろうか。起こるであろう事の対応が真っ先にできているようだ。私は苦手だな、このタイプの人間は
「では自己紹介から始めましょうか。そうですね、廊下側の人からお願いします」
そう言い、廊下側の人が立ちこちらを向く。姿は顔を見れば女だが、服装は男の制服。どっちなのだろうか
「木下秀吉じゃ。演劇部に所属しておる」
口調は神・・・いや、昔の大名が使ってるような感じだ。つまり、木下は性別は男だが女として見られることが多いためあえてあの口調で言っているということだな
「ーーという訳じゃ。よろしく頼むぞい」
そして座る。周りの男子(代表以外)は正座でちゃぶ台に頭をつけている。いったいどんな想像をしたのだろうか
「・・・土屋康太」
次に立ったのは鼻血を少し垂らした男子。しっかり気を配ってないといるのかすら分からなくなりそうな奴だな
- Re: 幸福と絶望と召喚獣 ( No.5 )
- 日時: 2012/09/17 14:18
- 名前: akina (ID: E4SfFOIY)
だが土屋は写真を撮っては売ると聞いたことがある。そのときには、影の薄さが役にたっているようだ
「一一一です。海外育ちで、日本語は会話できるけど読み書きは苦手です」
いつの間にか、かなり自己紹介が進んだようだ。またもや考えごとをしているのだな私は。だがこのクラスに女子とは…帰国子女ならそれも仕方ないだろう
「あ、でも英語は苦手です。外ちがドイツだったので。趣味はーーー」
そういえばさっき、曰本語は読み書きが苦手といったが、流暢に話してるのを聞く限りその気になればAクラス並の学力がつくのではないのだろうか
「趣味は吉井明久を殴ることです♪」
前言撤回。こんなどうでもいいことをしている限り、頭がよくなるとは思えない。吉井の気持ちを考えてほしいものだ。私にとっては吉井の気持ちなど、どうでもいいが
「ーーーです。よろしく」
前の人が終わったようだ。さて私は何を言おうか
「時橋百合だ。個人的には試召戦争はやりたくない。やるというのなら私をのけてやってくれ。では一年間よろしくたのむ」
とりあえず自分の言いたいことは言えたから座る。クラスの2/3は耳で聞いた奴がいたが残りの、特に代表は何か疑っているような目でこちらを見ていた
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