二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- カービィ達がクトゥルフ神話TRPGをするようです。
- 日時: 2012/11/30 18:53
- 名前: グレイ ◆Qk0AOa1nlU (ID: jOSKkG.u)
はいどうも、初めましての方は初めまして、グレイです。
今回は久し振りにカービィの小説です、なのにクトゥルフ神話です。おかしいね!
まぁ、それはさておいてですね←
先にざっとご注意です
・今回は【クトゥルフ神話TRPG】小説となります。恐怖を主に楽しむためのTRPGのリプレイノベル風です。
・なのに、カービィキャラ達でなるべく【神話生物たちの怖さを和らげる】という荒い手段を使用します。
・というか、グレイが【クトゥルフTRPGのルールをまだあまり知っていません。】
・ルールを毎回毎回探しながらやってきます、【見つからない場合は独自ルールとなります。】
・本編のTRPGの際、現代日本的な場所でカービィ達はクトゥルフをします。その際には【カービィ達の描写に人に近い描写が多くなります。】擬人化と考えてくださっても良いですし、苦手だという方は原形のままお楽しみください。
・ちなみに、グレイはどちらかというと【ロールプレイング推奨派】です。ダイスは振りますが、ダイスだけでは解決しません。
・【グロ、えぐい表現が多い】かもしれません。ご注意ください。
・あえて、【元にした神話生物の特徴は解説しますが、画像などは絶対に載せません。】調べたい、という方は自己責任でお願いします。
・【文章の修行中なので、描写が下手なときがあると思います。】
シナリオは全力でオリジナルです、元となる神話生物等々は出ますが、ラスボスとかカービィのボスキャラ共です。思いっきりド素人のシナリオです。
なので、全然怖くないかもしれま……むしろ宇宙的恐怖をちゃんと描写できないなどありかねないです。怖いです←
それでも頑張りますので(シナリオ決定2012/11/19)
複雑ファジーの方と掛け持ちして執筆する予定ですので。悪しからず。
ゆっくり気長に眺めてやってください。では。
因みに、作者はとにかくニャルラトテップの化身やら何やらが苦手です、少々トラウマです。ちょっと酷いこと言うかもです(笑)
目次
序章の序章(一気読みなら>>1-4、短いけども)
>>1 >>2 >>3 >>4
1章 始まるのは一体
>>5 >>6 >>7
- Re: カービィ達がクトゥルフ神話TRPGをするようです。 ( No.7 )
- 日時: 2012/11/27 18:14
- 名前: グレイ ◆Qk0AOa1nlU (ID: jOSKkG.u)
- 参照: http://ははは、検索が大変だ。
1章 始まるのは一体何か
【PL】
カービィを呼びに行こうと、玄関に向かっていたエヌゼットにマホロアが声を掛ける。
「そう言えバ……完全に聞きそびれてたんだけどモ、このシナリオのタイトルは何ていうんダイ?」
愛すべき雑魚キャラであるはずのエヌゼットが、一瞬、ほんの一瞬だけどもどこかが歪だと感じられるように、妖艶に微笑んだ。
それは何処かで見たこともあるような気さえもしたような気がする、と思ってしまうほどに。
「【漆黒に染まる者】で御座いまする」
そう言って、家の外に出て行った。
「……アイツ、本当に何者だヨォ……」
「どうかなさいました?」
こんな時でもリボンは若干マイペースであった。
そんなリボンに溜息を吐きつつも、さて、とマホロアはリボンと向かい合う。
「ここで一旦作戦会議ダヨォ」
「え? 良いんですか勝手に?」
「むしろこういうワイワイ会話もTRPGの醍醐味ダヨォ。まぁ、KPはRPを楽しむタイプらしいケド」
「ふぇ−……」
一応納得したのか、ふむふむとリボンは頭を縦に振る。
その反応に満足したのか、マホロアはそのまま話し出す。
「で、取り敢えず話したいのは今後の動きダヨォ」
「んーと、明日は警察に行くんですよね」
「ソウソウ、多分そこで合流できると思うけどネェ。んでもって、色々探索が始まるわけダヨォ」
「?」
「……分かってないのカイ……」
頭にハテナマークを浮かべて、リボンはじーっとマホロアを見詰める。
「分かってる分かってる、説明するカラ。だからそんな目で見ないでくれヨォ……」
惨めな気分になったマホロアだった。
「例えば、色々聞き込みをしたり、さっきの場所をもっと詳しく調べたりしてこの事件の全貌を明らかにするんダヨォ。とは言っても、好きなように動いて良いから結構暗中模索な状態だと思うんだけどネェ……」
「凄いんですねぇ……!」
「最終的には神話生物来るから覚悟しとけヨ。阻止できる場合もあるけどネェ」
すると、ガチャリと扉が開く音がして、カービィとエヌゼットが帰ってきた。
「では、星野さんは今どこに居ますか?」
「家だよ! 良いネタ探してるの!」
「分かりました。では2人はどうします?」
「ジャア、ここを……して、んで………で」
「では! …………で!」
【RP】
駅から歩いて10分くらいのボロボロのアパートにて。すでにもう日は沈み、辺りには真っ暗になっている。
顔面蒼白な遥が、震える指でアパートのインターホンを押した。
ピンポーンと言う少し古い感じのする音が聞こえた後、ドアの向こうからどたどたという慌ただしい音が聞こえてくる。
「はーい、どちら様ですか−?」
がちゃり、と玄関を開けたところに居たのは星野桃太。
星野は遥に背負われた歩夢を見ると、パッと笑顔になった。
「歩夢ちゃん久し振りだね! そちらの方は……?」
「青木遥デス。ちょっと訳があって……歩夢ちゃんは、先程何者かに襲われて足を怪我していまシテ……」
「えぇっ!? 歩夢ちゃん大丈夫!?」
「はい、遥さんが助けてくださったので……」
そう言って、歩夢は微笑んだ。
「本当は家に送ろうとしたんですケド、遠いので……明日、一緒に警察に行こうと思うんですヨォ」
「成る程ね……そういうわけか、勿論大丈夫! 泊まってきな歩夢ちゃん!」
【PL】
「色々とツッコミどころがあるから言わせてネェ。星野は自室の所に泊まらせるつもりなのカイ?」
「え、違うの?」
「……お隣さんが、お友達の帰国子女な女性で現在大学生の安藤澪(あんどう れい)、略してアドさんが居ます」
「そこに泊めてあげてヨォ」
「RPとダイス次第でせう」
【RP】
「あ! でも今、僕の部屋汚いんだ……えへっ」
幼く見える星野だからこそ許される物の、大の大人がえへっ、等やっているのはみていて痛い、と遥は思った。
星野の後ろをよく見てみると、レトルト食品の容器やら、書類やら、スナック系統のゴミが散乱していた。
とてもでは無いが、人を泊められるようになっているとは思えない。
「どうしよう……あ、そうだ」
星野は、アパートの廊下に出てくると右隣の部屋のインターホンを鳴らす。
暫くすると、赤いベレー帽を被った女性、安藤澪が顔を出した。
「あー、星野か……どうしたの?」
「アドー、お願いがあるんだけどもさ」
「お金なら貸さないわよ」
「違うから」
あははー、と乾いた笑いをする星野、何回かそういうこともあったらしい。
そんな星野に冗談冗談、とアドは笑った。
「この子、歩夢ちゃんって言うんだけども僕の親戚でさ、ここの辺りを通って帰るときに襲われたらしくて、足を怪我しちゃって……それで僕の所に来たんだけど、僕ん家今あれじゃん。んで泊められなくって……っていうわけだから、泊めてあげてください!」
「……星野らしいって言うかねー……」
「お願い!! 本当にお願い!!」
土下座する勢いで頭を下げる星野に、慌ててアドはいいよいいよ、と止める。
「同じ女性として良いって事よ! それにしても大丈夫? 歩夢ちゃん……だよね、警察には?」
「あ、明日行きます」
「そっか、じゃあこっちにおいで」
「はい」
- Re: カービィ達がクトゥルフ神話TRPGをするようです。 ( No.9 )
- 日時: 2012/12/01 16:37
- 名前: グレイ ◆Qk0AOa1nlU (ID: jOSKkG.u)
2章 そして動き出す
【PL】
「さて、今回は大我さん和戸さん紫化さん達のターンで御座いまする」
「よっしゃぁぁぁ!」
「頑張るッスよ!」
「………なのサ」
マホロア、リボン、カービィには外に出て貰い、今度はデデデ、ワドルディ、マルクがエヌゼットと向かい合って座っていた。
テンションがMAXな2人に、マルクも満更では無さそうにサイコロを浮かばせて遊んでいる。
「では、シュチュエーションを説明いたしまする。最近、この街ではとある事件が多発しております」
「ふむふむ」
「その事件は通り魔なのですが、まだ亡くなったという方はいないらしいのですが。被害者達は爪か何かで引き裂かれたような傷なのです」
「あ、もうなんかヤバイ気がするッス」
「更に、周りのコンクリートなども鋭い爪のような物で切り裂かれ、えぐれたような痕があり、とにかく不可思議な事件なのです」
面白そうだな! と叫ぶデデデを、いや澄んでる人達は全力で迷惑ッスよ、とツッコミを入れるワドルディ。
その様子を微笑ましそうに笑いながらエヌゼットは説明を続ける。
「今回、3人はその事件の内の1つを調査することになったのです」
「おー……」
「警察に通報があり、現場に行った3人、と言うところから始めまする。あ、資料をお渡ししまする」
「了解なのサ」
【RP】
とある路地裏にて、そこにはいたるところの壁がえぐれており、そしてアスファルトにはまだ新しい血痕が付着していた。
被害者はすでに救急車で病院に搬送されており、路地に入る道はすでに警官によって封鎖されていたが、野次馬が集まっている。
大我、和戸、紫化は血痕の付いた辺りで立っていた。
「……こりゃ酷ぇな」
「そうッスすね……」
「はぁー、ひぃー、ふぅー」
「へーほー?」
「良く乗ってくれるさね、和戸」
「え、あってたんスか!?」
「お前等ちゃんとしろよ」
大我のツッコミが入った。
和戸はすぐに姿勢を正し、現場を見ているが紫化は微妙そうな顔をして血痕の付いたアスファルトを踏みつけ始める。
「いやいや、何やってるんスか紫化さん!? ここ現場ッスよ!? 何現場荒らしてるんッスか!?」
すぐさま和戸が紫化に注意をした。
「蹴って良い? あ、間違えたのさ。踏んで良い?」
「踏んでから言ってたら意味が無いッス。止めてください」
「ちぇ」
「何で残念そうなんスか」
「お前等仕事しろよ」
「フン、僕は元々警察なんかじゃないさね」
【PL】
「因みに、紫化さんは詐欺の容疑で逮捕されています」
「ですよね」
「だよな」
デデデとワドルディの声が重なった。
「オイそこふざけるなよ」
「しかし、警察形が紫化さんの頭脳に目を付けて合法的にアドバイザーとしたのです! どっかで聞いたことある気がしませぬか?」
「止めてくださいッス」
【RP】
「それで、どういう感じなんだ?」
「被害者の方は【黒木 屡亜(くろき るあ)】さん、24歳男性、職業はサラリーマンだそうッス」
「で、状況は?」
「はいッス、被害者と周りの方に依りますと、今日の5時くらいにここを通った被害者が後ろから何者かに背中を切られた、とのことだそうッス。幸い、命に別状は無いそうッスね」
「後ろから……と言うことは犯人の顔を被害者は見てないのさね?」
「そのようッス」
「しっかし何だよコレ、まるで怪物でも通った跡みてぇだよな」
「しかも犯人の手がかりも全然無いッス。今までの通り魔もそうッスけども、もしかしたら怪物が……!?」
「何だよ、怖ぇのか和戸。女っぽいな……」
「オイラは女ッス」
「ハァ!?」
【PL】
デデデとマルクの視線がワドルディの方に集まる。
「……女なのか?」
「はいッス」
「マジなのサ?」
「勿論ッス」
呆然としつつも、気を取り直してロールプレイングは続く。
「とりあえず、目星ロールをするッス!」
「じゃあ僕も」
「了解でせう」
【RP】
《目星ロール:80→83(失敗)》
《目星ロール:90→65(成功)》
紫化が壁の近くをよく見てみると、壁の隅っこに何やら白い布きれのような物が落ちている。
「なんだコレ……布の切れ端……か?」
「みたいッスねぇ……」
更に、その近くにカプセル状の黒い薬のような物も落ちていた。
うーんと考えるような仕草をした後、紫化は近くにいる鑑識に話しかける。
「ねぇ、何か出てこなかったかい?」
「今の所は何も……」
「じゃあコレ、さっき壁の隅の方で見つけたのさ」
紫化が鑑識に手渡すと、再び考えるような仕草をした。
「今日は一旦ここまでにして、一度本部に帰るぞ」
「はいッス」
「…… (何かが……?)」
- Re: カービィ達がクトゥルフ神話TRPGをするようです。 ( No.10 )
- 日時: 2012/12/01 18:53
- 名前: グレイ ◆Qk0AOa1nlU (ID: jOSKkG.u)
- 参照: http://www.kakiko.info/upload_bbs/index.php?mode=image&file=84.png
テステス、歩夢ちゃんです。
私の中の歩夢ちゃんですのでご了承ください。
今後もこんな感じでメンバー達の絵を描いていくことがありまする。
因みに大概人化です、苦手な方ご注意を。
- Re: カービィ達がクトゥルフ神話TRPGをするようです。 ( No.11 )
- 日時: 2012/12/09 18:58
- 名前: グレイ ◆Qk0AOa1nlU (ID: jOSKkG.u)
- 参照: http://息抜きです。
小話《遥、星野の部屋に宿泊の巻》
もう暗いし、泊まっていきなよね! と強制的に遥は星野の部屋に宿泊することになったのだった。
「……お邪魔シマス」
「いらっしゃーい」
玄関で靴を脱ぎ、そろえる遥。そんな遥を見て星野は、え? と間の抜けた声を出した。
遥が怪訝そうな目で見ると、
「いやー、僕いつもほっぽってたからそろえる人居るんだなーって」
非常識というか大雑把で片付けられない大人がここに居る、と遥は強く思う。
溜息を吐いて辺りを見てみると、そこいらにゴミの袋が散乱していたり、箱ごと何かが置かれていたり、人が住める場所なのか? と疑いたくなるような状態になっていた。
しかし、仮にもお客様である遥はつっこめない。お客であるが故に出来ないのである。
そんなこんなで居間らしき場所に着く、ベットやら冷蔵庫やらが置かれているが、やはり物が散乱している。
「……えーと、晩御飯とかハ……」
「あ、大丈夫! 僕の仕事先の先輩にパンお裾分けして貰ったから、一緒に食べよう」
「……はぁ」
そう言って、どこかなー? こっちかなー? と言いながら周りにある物をがさごそとかき分けながら捜索をし始める星野。
整理しとけよそれくらい!! と苛つく遥だったが、抑えてそれを眺めていた。
結果、パンが発掘されたのは30分ごとなった。
「じゃあ寝ようか−」
「ちょっと待ってくださいヨォ。ゴミは何処に捨てれば……」
「そこのゴミ袋の中に適当に突っ込んでおいて良いから」
ニコニコとした笑顔で星野はゴミ袋を差し出す。仕方なく遥はそこにパンの袋のゴミを入れたのだった。
暫くすると、星野は立て掛けてあった布団を適当にざーっと押して一カ所に纏め、スペースが出来たところに敷いた。
強引だろ、と本音が漏れた遥。
そして消灯の時、
「歩夢ちゃん可愛いよね! どうどう?」
「……女は嫌いだヨォ」
何故か女子のような恋愛トークを始めた星野を、華麗にスルーして眠りについた遥だった。
- Re: カービィ達がクトゥルフ神話TRPGをするようです。 ( No.12 )
- 日時: 2013/03/26 13:09
- 名前: ティル (ID: jUXSyEEQ)
はじめまして!ティルと申します!私もクトゥルフ神話見たことがあるんですけど・・・
(ゆっくり妖夢と本当はこわいクトゥルフ神話)
書いていいのか分かりませんが『ゆっくり妖夢と本当はこわいクトゥルフ神話』の配役(勝手に)書いてみます!
ゲームマスター(麻理沙)→エヌゼット 妖夢→リボン ゴロー→マホロア 霊夢→ワドルディ?
かなと。
『ゆっくり妖夢と本当はこわいクトゥルフ神話』知らなかったらごめんなさい!
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