二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 2つの世界〜これぞ、超次元短編集!〜 ( No.6 )
日時: 2009/12/05 19:20
名前: くろーばー (ID: 0i4ZKgtH)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=12354

文化祭編③

ユ♀「おっ!繁盛してるじゃん!!」

秋「ユウリ!今日はどうしたの?」

ユ♀「決まってるじゃん。ここのお好み焼きを
   買ってくの。あと、クレープね」

厨房を出て、店内の様子を見ていた風丸は
報告に戻った。

風「ユウリが来た」

豪「!?」

豪炎寺がザクっと大きな音を立てて
キャベツを切る手を止めた。

風「あ、クレープ販売1分前!
  誰か冷蔵庫から材料を!!」

立「はい!」

なんだか立向居が雑用係みたいになってる。
まあ、そこは置いといて……

『これから雷門焼きが10分間の限定販売を
 します!しかもクレープです!』

夏「円堂くんの放送が入ったわね」

夏未が円堂の放送を聞いてると、何か
焦げたようなにおいがしてきた。

豪「おい、焦げてる焦げてる!!」

夏「えっ?キャァァァ!!ちょっと誰かなんとか
  しなさい!これは理事長の言葉と思って
  もらってけっk」

豪「今それ言ってる場合かっ!」

影「じゃあ、この消火器で……」

豪「それじゃあもっと駄目だろうが!
  消火器もとの場所に戻せぇぇぇ!!」

とうとう豪炎寺が壊れてしまった。


数分後、なんとか無事に事件が解決したが、
クレープの販売が遅れてしまった。

冷静さを取り戻した豪炎寺は夏未の肩を
ポンポンと軽くたたいた。

夏「何よッ」

豪「おまえは宣伝に回れ。危なっかしくて
  しょうがない」

夏「いきなり何言ってるの!?
  あたしが料理下手だから言ってるわけ?」

豪「適材適所という言葉があるのは、
  もちろん知ってるよな?」

豪炎寺が夏未に言いながら、無表情で
キャベツを切っていく。

夏「わ……わかったわよ!行けばいいんでしょ?」

豪(素直じゃないな……せっかく円堂と同じ
  係にしてやったのに)


続く!!