二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 鋼の錬金術師 光影の少女 ( No.2 )
- 日時: 2009/12/12 16:18
- 名前: 椿薔薇 (ID: Q3zV8Sch)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=14385
−大雨の降り荒れる夜中0時、田舎には珍しい大きな白い教会。二人の少女がうずくまっていた、一人は右腕から血を流している少女。もう一人は口から血を出していた…二人の少女が見る先には血で赤くそまった棺がおかれていた。棺の中ではは黒い何かがうごめいていた。…大きな雷の音、黒い何かはピタリと止まりそれから動くことはなかった。−
第一話「始まり」
とある田舎行きの列車のなか、ひときわ目立つその兄弟は列車の客の視線を浴びていた。
「こんなド田舎にてがかりなんてあるのか?」
そんな視線をきにすることもなく少年は言った。
少年の名はエドワードエルリック、金髪金眼に真っ赤のコートを着た見るからに背が小さい…(だれが豆粒ドちびかっ!!)こんななりでも国家錬金術師。−鋼の錬金術師−の二つ名を持ち有名である。
「兄さんが片っ端から手がかり集めに行こうっていったんでしょ?」
地図を開きながら大きな鎧の…声は少年は言った。
そんな鎧の彼はアルフォンスエルリック。エドワードの弟だ。とても目立つ大きな鎧にいろんな意味で目立つ国家錬金術師。
この兄弟はある禁忌を犯してしまった…錬金術の禁忌である人体練成を行ったのだ。
練成は失敗、アルフォンスは全てを奪われエドワードは右腕を持っていかれた。だがエドワードはアルフォンスを再度練成し魂だけを戻すことが出来た、それを鎧に定着させた、エドワードはアルフォンスの練成で左足も持っていかれてしまう。
そして今。エドワードはオートメイルをつけている。そして分かるように鎧がアルフォンスだ…彼らは「賢者の石」という石で身体をもとにするため旅をつづけているのだ。
「そうだけどよぉ〜…」
「ここ、マムア村。」
アルフォンス(以降アル)は地図を指差した
「小さい村でありながらここ出身の国家錬金術師は多くいる・・・ってか」
「うん。大佐がそういってたんだし、行ってみる価値はあるって。」
「まぁ、とりあえず片っ端に。だもんな」
兄弟は立ち上がった、この小さなむら「マムア村」に向かう為。
列車から降りると民家が場所ばしょに立っていた。そして見上げると綺麗な白い教会が・・・