二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: リボ×D灰†:.:*白猫*:.:†書き込み禁止☆博士編 ( No.5 )
日時: 2009/12/18 18:34
名前: ちぃ ◆tr.lpjurGU (ID: kpG4msIT)
参照: 私が存在するから戦争が存在するんじゃない-戦争が存在するから私が存在する--

白猫1匹 [そして動く]


「ああ、やっぱり元気にやっているんだね?」


【ええ・・・一応、と言うところでしょうか。段々ですが雪も真実に近づいているというところでしょうか・・】


「クスクス・・やっぱり雪は変わらないね・・いつでも真実を導き出す。ロボット。高性能のロボットのようだね。何時でも雪は真実を見据えているからね。天才の僕でも雪にはかなわないカモね。」


【雪は我々と変わりは無いですが、人間じみた感情なんてもの必要としませんからね。】


「そうだね。雪に必要なのは破壊。それだけだよ。もうすぐ紅も一緒に雪を回収に行くよ。」


【はい、待ってますよ。












                  博士____】



         ガチャンッ


「博士ぇ・・もういくのぉ・・?」


「ええ、行きますよ?」


「あたしも行くのぉ!!」


「はいはい^^貴方だけでなく皆さんもね・・」


「分かったよ博士。」


「あたしもいってあげても良いわよ?wいい男居るんでしょうね?」


「はいはい、さあ。行きますよ?ジャポーネに・・」


*屋上*


今は昼休み。


紅「ホントおかしいよなw」


月「あははッ!!なにそれ!!」


雪「・・・」


アリス「雪どうしたの?」


雪「・・なんでもない。」


そう、もう





闇は近づいていて。









        ヒュッ!


雪「・・・」


          ガツッ


月「え・・?」


何処からともなく月夜に向かって高速で飛んできたコインは雪の左手に納まっていた。


雪「金貨・・」


でも雪の手からは血がしたたっていて。


     パタッ  パタッ


月「雪!?」


雪「防御の時間が無かっただけ。」


「さすが同士・・ってところかな?」


紅「誰だ・・」


ミ「私はミシェル。博士の作った「アリス」だから君と黒雷紅と魁を回収するよ。」


雪「博士・・」


ミ「そうだよ。迎えに来たんだよ。」


紅「魁と雪がどうするかは知らないが、私は行く気はない。」


ミ「別に同意を求めている訳では無い。強制でも連れていくと言っただけ。」


雪「・・・」


アリス「それ本気?」


雪「おそらく。」


紅「何でわかる?アリスの能力とかか?」


雪「違う。」


月「じゃあなんで・・」


雪「この金貨も何もしなければただの金貨でしかない。けれど高速で飛ばせば破壊力は計り知れないものになる。彼女はそれを実行した。明らかに敵意がある。」


雪の手を見ると抉(えぐ)れていた。


紅「痛々しいが大丈夫なのか?」


雪「問題ない。修復する。」


すると手の傷は跡形もなく消えた。


ミ「今は回収はしない。けれど必ず君を回収しにくるよ。君だって逢いたいんでしょ?」


雪「・・・・」


ミ「ずっと探してたんだから会えばいいのに。」


雪「・・・・。」


ミ「まあいいか。絶対逢いにくるよ。今度は___」


「ちゃんと博士連れてきてくださいねぇ?ああ、出来ればお仲間も一緒に^^」


ミ「・・・魁。」


魁「久しぶりですねぇ。相変わらず年取って無いんですねぇ。」


ミ「あたり前だよ。それより。君は博士のところ行くのかい?」


魁「いや、また今度にしますよ。アリスの王とも呼ぶべき彼にさすがに挨拶くらいはしますから^^」


ミ「逢いたかったんじゃなかったのかい?」


魁「ええ、でも自分から逢いに来ない上から目線嫌いなんですよねぇ^^それにめんどくさいですし、また今度挨拶に行きますって言っておいてください^^」


ミ「そうかい。黒雷紅。白峰雪。キョウダイ。また今度ね。」


紅「待てッ・・!?」


風が服とミシェルは消えていた。


魁「おや?皆さんお茶でもどうです?^^」


月(いつから居たんだろう・・;


雪「以前に会ったことあった。」


魁「ええ、ま、キョウダイですから?と言うより、思いこみ・・ですかねぇ?」


雪「・・・そう。」


闇は着実に近づいて来ていた