二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: アリスと魔法と魔物と ( No.1 )
日時: 2010/01/02 10:27
名前: チャミー (ID: 4PXLzKd2)

第1話「アリス学園の蜜柑と魔導士のナツと勇者のエイト」


*「うわぁぁぁ!!!!」
*「きゃ———ッッ!!!」
*「おい!! ハッピー、羽!!」
*「グレイは嫌」


どさっ!!


ここはアリス学園。
この学園に、3人と猫1匹が降ってきました。
辺りには、学園の生徒がたくさん集まっています。


*「いてて……」
*「ここどこ〜!?」
*「ハッピーてめぇ……!!」
*「あい! なんのことやら。猫の記憶力はしょぼいもので」


蜜柑「なになになに?? 何があったん??」
蛍「蜜柑うるさい」

学園の生徒は、学園の外からやってきた人たちに興味津々。


ナツ「腹減ったー」
ルーシィ「ナツ、うるさい。それより、ここどこよ!?」
ハッピー「あい、確か敵の魔法に巻き込まれて、空から降ってきたんだよ」

グレイ「おい、ナツ。なんとかしろ」
ナツ「ああ!? てめぇがなんとかしろよ」
グレイ「んだと、コラ!」
ナツ「やんのか!?」
グレイ「やってやらぁ」
ルーシィ「うるさい」

ナツとグレイがケンカをし始めると、金髪の男の人が近づいてきた。

鳴海先生「えっと、おりあえず来てくれるかな?」

ナツ「美味いもん食わせてくれんのか!!?」
ハッピー「ないない」

目をキラキラと輝かせているナツに、ハッピーは冷たく言い放った。

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ナツたちは、取り調べを受けていた。
アリス学園の周りには、監視の人がいて中には入れないはず。
空から入ろうとすると、ビリリチバリア的なものがあって入れないはず。
ナツたちは、とても怪しまれていた。


鳴海(先生略)「君たちはどこから——」
ナツ「フェアリーテイルだッッ!!!!!」
鳴海「フェアリー?? ……まぁいっか。じゃ、君たちは——」
ハッピー「あい! オイラはハッピー。この桜色の頭のがナツ、金髪のルーシィ、で、残ったのがグレイです」
グレイ「残ったのってなんだよ」


その様子を、初等部の面々が覗いていた。


蜜柑「なんやの、あの人ら」
蛍「フェアリーテイルって何のことかしら??」
ルカ「それより、どうやって入ってきたんだろう……?」
棗「…………(興味なし)」


蜜柑たちが扉の向こうでひそひそ話していると、ナツが扉のほうを、じっと見つめている。

蜜柑「なー蛍。あの赤い髪の人うちらに気づいてるんやないの?」
蛍「さぁ?」
蜜柑「なーなー、気づかれたらいやんのやないの? ……ルカぴょーん!!」
ルカ「え!? なんでオレに振るの!? じゃあ、棗——」
棗「…………(シカト)」


ナツ「……なぁ、ルーシィ」
ルーシィ「何よ!? ていうかナツ、話聞いてる?」
ナツ「いや、なんか、声しなかったか?」
グレイ「しねぇよ」
ナツ「いや、した。声は3人だったけどにおいは4人いるぞ」
ルーシィ「学校なんだから人くらいいるわよ」

鳴海「じゃあ、君たちは——」


*「大変だ——!! また人が降ってきたぞー!!」


窓の外で、誰かが叫んでいた。
今日は変な日だなーと考えている蜜柑たちに対し、先生たちは今日はおかしな日だなーと考えているのであった。



*「いやいやいや、僕は怪しいものじゃないんですよ?あの、ホラ、ただ呪文唱えたら失敗して……。僕はエイトっていうんですよ。だから、ね、放してってば!!」


エイトと名乗る男は、学校の教師にずるずると引きずられてっいた。



続く