二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: ポケモン†未来への鍵†[#02うp] ( No.85 )
日時: 2010/01/07 12:26
名前: 月音 ◆K7F//gj7Ps (ID: ixDFu4/i)
参照: ユウト目線

#03 出発前夜

ついに、明日は出発の日だ、そう思うと中々眠れない・・・。俺は布団の中でそう思っていた

そして、俺はもし真実を知って、平常心で居られるか。それが不安で仕方なかった
もし、平常心を保てなかったら、俺はワタルやヤナギのようになってしまうのだろうか・・・、自分の事しか考えられなくなってしまうのだろうか・・・

そう思うと、不安で胸がはちきれそうな気持ちが襲ってくる

「・・・俺、正直怖い・・・」
「レン、レンッ(ユウト、寝れないのか?」

布団から顔を出して、呟いたら、レンが起きてた
他の皆は寝てたけど

「レン・・・。悪ぃな、起しちゃったか?」

そう聞いたら、首を横に振った
「レン、レン?(如何する? 今日は空が綺麗だ)」
「空? ————————あ」

俺は、窓の向こうに広がっている、夜空を見て、感嘆をあげてた

満天の星空。とはこの事だろう、藍色の空に無数の星達が瞬いていて、満月が顔を出していた

「・・・ちょいと、外行くか、レン、サン」

俺は、ベットから降りて、既に起きてたサンとレンを誘って外に出た




「—————なんだ、来てたのか」

「うん、ルナが妙に元気だったから」

俺は、海の方に行ったら、ユウナとルナとピルが居た
俺は、ユウナの隣に腰をかけた

「・・・寝れなかったのか?」
「いや。・・・ってたら嘘になるかなぁ・・・」
「そっか・・・。まぁ、当たり前か・・・」

今までの巻き込まれ事件とは違う、自らの意思で事件に挑むんだから・・・な

「巻き込まれ事件って・・・。酷くない? 最終的に私達が決めて挑んだんだから・・・」

俺の考えがわかったのか、苦笑いで見てた
まさか、ポケモンだけじゃなくて人の声も・・・?

「いや、普通判るよ。ずっと一緒なんだもん。てか、それってチャーレムじゃん」
「いや、ナツメさんだ」
「アンタ、ナツメさん好きだねー・・・」
「エスパーの使い手だぞ? すげえだろ!」

ユウナは、「そうですねー」って言った。・・・ナツメさんは、元ロケット団幹部で、カントーのジムリで、エスパー使いの凄い人(髪の長さとか胸の無さとか)

「フィッ(今、不謹慎な事考えてたでしょう」
「ブラッ・・・(確かにねー・・・」
「アンタ、やっぱ変態だわ」
「う・・・。うるせー・・・。あれ? レンとピルは?」

俺は話を変えようと、さっきから居ない二匹の事聞いてみた

「告白・・・かなぁ? ね、ルナ」
「ブラ、ブラ・・・(でも、ピルは・・・」
「・・・そうね。レン、どんとまいんど」

そーいや、ピルは筋金入りの鈍感なんだっけ・・・
レン、ごめんな




次の日、レンはかなり落ち込んでいた


続く