二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 【REBORN!】&【BLEACH】コメください!! ( No.1 )
日時: 2010/01/24 00:44
名前: 風梨(カゼナシ)+2 (ID: sZYVBtdn)

第一話 BLEACH

 キーンコーン カーンコーン………

「よーっし!じゃあみんな、気をつけて帰れよ〜!」

越智先の言葉で今日の授業が終わった。



 「イ〜〜〜〜〜チ〜〜〜〜〜ゴォ〜〜〜〜!!!!!!」

啓吾が一護をめがけて走ってくる。

 「な〜な〜、一護!今日は土曜で授業は午前で終わりじゃん!!
これから遊びに行こーぜ!!!」

 そのそばで水色が耳を塞いでいった。

 「あんまりテンション高いと、かえって引きますよ。浅野さん」

 「ちょっと、水色!敬語はやめ〜!!一護〜助けてって……わ〜!!」

 啓吾が一護のほうを振り向くと、一護はそこにいなかった。

 「水色!一護が冷たいんだけど!!」

 「いつものことじゃん。あんまりうるさいと置いてくよ〜」

 「水色まで!!」

廊下にはいつまでも啓吾のギャーギャーと叫ぶ声が響いた(笑)


………そのころ一護は屋上に向かっていた。

 「ルキア〜、何してんだよ?」

 一護は屋上のフェンスに寄りかかって、伝令神機をいじくっていたルキアに声をかけた。

 「ん?一護か」

 「おう、どうしたんだよ?授業を抜け出したきり戻ってこねーじゃねえか」

 「いや……実はな、恋次が現世に来たらしい」

 「らしいって、今どこにいるんだよ」

 一護の問いにルキアが呆れた声で、
 
 「迷子になった」

と答えた。

 「えぇ!……どうすんだよ?」

 「心配するな、場所は掴めている。ん?」

二人が会話をしている時に、

((ゴァオオオオオオオオオオオ!!!!

 と、不気味な声が響いた。

「ちぃ、こんな時に虚かよ」

ブツブツ言いながら、一護が代行証で死神化しようとした。
 
 しかし、ルキアがそれを遮った。

「ダメだ!こいつを使え」

「また、義魂丸かよ」

「ごちゃごちゃ言うな。早く飲め」

へいへいっと面倒くさそうに従った。

「私はコンと先に並森に行ってるぞ」

「本当に並森に恋次がいんだろうな?」

「なんだと〜!一護、ネェさんを疑うのか!」

一護の体に入ったコンと言い合ってるうちに、虚の気配が強くなった。

「早く行け!コンも一護から離れろ!」

「分かったよ!」

 死神装束の一護がコンを振り払うと、斬月に手をかけて虚のもとへ急いだ。