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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: *+改×24+* ●テニスの王子様 and テニスのお姫様○ ( No.689 )
- 日時: 2010/04/18 21:47
- 名前: うっさー ◆8.9xsVkhDE (ID: HnQQx7lG)
- 参照: ギンハナハ、ソンナ、アリス、シラナイ!!
*+第二百四話+*
「ありすー!! りんね、の具合どう??」
銀花は唖李栖の元に行く。
「ぎん、か。………、立海」
唖李栖は相手の名前を呼ぶと、小さく呟いた。
「え?? 何か、言った??」
銀花は不思議そうに唖李栖を見る。
「ううん、なんでもない。それより」
唖李栖はそっと銀花の右目の下を触った。
「泣きそうな顔してる。立海に会ったから??」
唖李栖が悲しそうに言えば、銀花は左右に振る。
「ち、ちが「違くないよ。僕じゃ、頼りない…??」」
銀花の言ってる途中で、唖李栖はすかさず言う。
「唖李栖が、頼りない、わけないじゃん。馬鹿」
銀花が言うと、唖李栖はニコッと笑った。
「だよね。僕が頼りないわけない」
唖李栖が平然に言えば、銀花は少し驚いて。
「あれ?? 知らない?? 僕って一応、自信家なんだよね」
唖李栖が言うと、銀花はクスッと笑った。
「やっと、笑ってくれた。僕、銀花の笑ってる顔好きだよ」
ニコニコと唖李栖も笑う。
「あのね、そういうコトばっかり言ってるから…」
銀花はそこで話を止める。
「言ってるから…??」
唖李栖が聞けば、「な、なんでもないッ!!」と銀花は頬を赤らめた。
「そう?? それよりさ「ありすー!! 試合しようぜ!!」」
現れたのは、桃城・菊丸・越前の3人組。
「駄目ですよ。でも、そっちの試合も気になりますね」
唖李栖ばクスッと笑うと、銀花に「じゃぁ、僕は行くね」と言った。
『ありすっ!! 何であんなコト言うの?! 何で、何で…』
彼女は大声で僕に向かって言うんだ。
『そんなありすなんか、銀花は知らない!!』
何で、泣いてるの?? 銀花。
『そんなコト言う唖李栖なんかッ!! 大嫌いだ!!!』
僕の一番、嫌いな言葉。
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