二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: -馬鹿と腹黒と苦労人- 【イナズマイレブン!!】 ( No.9 )
日時: 2010/02/19 17:12
名前: 月光 ◆.rvcC1zt4s (ID: .DwXlVdY)

†+01...日常...


ここは華菊学院中等部。

廊下に中間テストの結果が張り出されていた。

ザワザワと生徒達が騒がしい。

その中の声に耳を傾けてみると、

「すごい…またトップスリーはあの人たちよ…」

「やっぱり篠原さんは不動の1位だな…」

という言葉が聞こえてくる。

そんなざわめきの中、通りかかった3人組。

『あれ、皆おっはよー★』 

『オーッス!』

『あー…眠いわ…』

さきほど噂されていた3人組だった。

生徒達の目が一気に3人へ向く。

それもそのはず、この3人組は…有名校からいくつも推薦が来ているほどの知力の持ち主なんだから。

それでけではなく、運動能力もズバぬけていて、華菊学院で彼等に敵う者は居なかった。

『どうしたの…今日ってなにかあった?』

『何いってるんだ那由…中間テストの結果が出る日だろ?』

『『あぁ。』』

『おい、お前もかよ茅乃。』

『だってまたどうせ3位だよ…2人ともなんでそんなに点数いいのさ!!
  康生なんかオール満点だよ!?ありえない!!』

いや、英語の98点以外すべて満点のお前も充分ありえないだろ、

そう思った生徒が大勢多数いたのを茅乃は知らない。

『授業始まるわ、教室に戻るわよ。』

『そだなー、』

『皆バイバーイ!!』

そう言って3人は教室に戻り、いつも通りの日常を過ごした。


……ここまでは——

この後起こる出来事なんて、誰も予想していなかった。

いや、予想できるはずもなかった。

説明してもとても信じがたい、ありえない話なのだから。