二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 君と僕との記憶〜街森二次小説〜 ( No.2 )
日時: 2010/03/07 15:25
名前: 結里空 ◆315pTzXJFo (ID: Z38QiqU5)

      序章 〜シオン視点〜

ザァァァァ____

 ここは「ライネ村」。住民はたったの10人。非常に小さな村だ。
 観光でお客が来るような施設は無い。小さな村な上にお客が集まるような施設が無いとお金が無く、若者が出て行くイメージが多い。
 だが、この村の食材はとても評判がいい。魚や果物。中ではオレンジが一番の特産物だ。それでお金は儲かっている。
 そして何より、自然が沢山だ。海岸沿いで森に囲まれた村。自然が大好きな若者がここに住んでいる。


 今日は生憎、雨になってしまった。だが、僕はその中散歩をするのが大好きだ。晴れの日に散歩をする事もあるが、雨の日がいい。普段聞こえない音が聞こえるからだ。

Re: 君と僕との記憶〜街森二次小説〜 ( No.3 )
日時: 2010/03/07 15:30
名前: 結里空 ◆315pTzXJFo (ID: Z38QiqU5)

 今日は何時もと違う。風景とか明るさとかじゃ無い。森の雰囲気が違う。何時もなら森が僕を出迎えて優しく包んでくれる。
 何時もと違う雰囲気に僕は嫌な予感がした。森が誰の所へ案内しようとしている。その先にある事に導こうとしている。
 僕は走った。


 その先に着いた時、僕は驚いた。僕と同じ位の年齢で黒のぱっつんロングの女の子がそこに居た。せっかくのノルディクなドレスが雨に濡れ、泥で汚れていた。しかし、ただ居るのでは無い。




         倒れていた。




       To be continued