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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: イナズマイレブン〜無茶苦茶な妄想小説〜 ( No.146 )
- 日時: 2010/04/30 17:48
- 名前: 海風 奈義沙 (ID: Ru7e1uoX)
「えっ! 転校生!?」
円堂は驚いた。なぜかというのも、転校生といえば各学期の初めに来る……というのが定番だ。だが今は5月の下旬。普通ならこんな時期に転校生は来ない。
「うん。そうなの。しかもね、先生も変わるらしいの。」
「う、うそだろー!」
円堂の声が教室に響き渡った。その時……
「おーい! 転校生のことが知りたいかぁーっ!」
そう言って一人の男子が教室に入ってきた。
「実はだな……今日来る転校生はなんと……」
「なんと……?」
円堂も身を乗り出して続きを聞いた。
「なんと……女子! しかも、チョーチョーチョー美人だった!」
「おぉっ!」
キーン、コーン、カーン、コーン……
ベルが鳴り響いた。
「はーい。みんな、座ってね。」
そう言いながらドアから一人の女性が入ってきた。
みんな無言で席に座った。
「はじめまして。私は今日から、あなたたちの担任を務める……」
女性は言葉を切り、チョークを探し、黒板に大きな文字で、
『森本 秋子』
と書いた。そして、
「森本秋子です。27歳の新人教師です。みんな、よろしくね。」
にこりと笑った先生はとても可愛く、ほとんどの男子が
(ヤベっ……チョーかわいい!)
と思った。
「今日はみんなの知っている通り、転校生がいます。では、早速。海風さぁーん。入っていいわよ。」
ガラガラガラ……
教室前方のドアにクラス全員の視線が集まった。
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