「あ〜〜〜! 朝練に遅れちまうよ!」 守は全速力で引き返した。「あーもうっ、ヤバいよヤバいよ! 遅れちまうよー!」 守は走っていた。 横断歩道で信号が青になるのを待っていた。 周りを見回しても案の定誰も知っている人はいなかった……はずだったが、「ん? あれって……」 視線の先には不良に絡まれている秋と春奈がいた。 〜ここで休憩…〜