「あれ? 秋。海風は?」 円堂が秋に聞いた。「円堂! 早くしないと、遅刻になるぞっ!」 キーン、コーン、カーン、コーン……「や、やばいっ!」 円堂らは疾風ダッシュ並みの速さで、教室に向かった。「……ふふっ……。」 海風はそんな円堂たちを見て、楽しそうに笑った。「……修也……ゴメン……。」 最後に海風はそう言った。