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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: イナズマイレブン〜無茶苦茶恋愛妄想小説〜 ( No.229 )
- 日時: 2010/06/15 20:41
- 名前: 慶野 昧 ◆vC28/D3I26 (ID: Ru7e1uoX)
- 参照: http://ameblo.jp/meo1028/entry-10552065928.html
放課後……
円堂らサッカー部は明後日の試合に備えて練習をしていた。
「ん? あそこにいるのって……。」
円堂の視線の先には海風がこちらを見て立っていた。
「よっ! 海風。どうしたんだ?」
「……いや。見学だ。」
「へー。帰宅部宣言したやつが見学か?」
染岡が言ってきたが、海風は完全に無視した。
「これ……。」
そう言って、海風は円堂に紙袋を渡した。
「なんだ? これ。」
「……差し入れ……。」
海風は小さな声で言った。
「じゃあな。」
海風は勝手に話を切り上げた。
「頑張ってね。有くん。」
そう言って、海風は鬼道に笑いかけた。
「……あぁ。」
鬼道は若干顔を赤らめた。
「中身はなんだ?」
「どうせ、ユニフォームを返しに来たんじゃないのか?」
「それにしてもいい匂いがするッス。」
ガサガサ……
「こ、これは……」
円堂は紙袋の中からかわいい薄いピンク色のした箱を取り出した。
「なんだ? これ。」
円堂は箱を開けてみた。中にはクッキーが入っていた。
「旨そう!」
鬼道と豪炎寺以外は一斉に叫んだ。
「食べようぜっ!」
「いっただっきま〜す!」
パクッ。サクサク……。
「う、うめぇ〜!」
そのクッキーの味は絶品だった。まるで、超一流のお店が作ったような味だった。
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