二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナズマイレブン〜無茶苦茶恋愛妄想小説〜 ( No.238 )
日時: 2010/06/23 17:25
名前: 慶野 昧 ◆vC28/D3I26 (ID: Ru7e1uoX)
参照: http://ameblo.jp/meo1028/entry-10552065928.html

「……。」
「着いたわ。」
 美葭子さんがお金を払っている間に、円堂はタクシーから降りて病室に向かった。


「奈義沙ちゃん!」
 美葭子さんは思いっきりドアを開けた。
 その部屋にはベッドで寝ながら、本を読んでいる海風がいた。
「み、美葭子さん!?」
「奈義沙ちゃん! 大丈夫なの!?」
「ふぇ? あ、はぁ—」
「彼女なら大丈夫だよ。美葭子。」
「健輔さん……。」
 病室に、一人の白衣の男性が入ってきた。
「あの人は、神崎健輔さん。美葭子さんの恋人。」
 海風がこっそり教えてくれた。
「ほ、本当に大丈夫なのか!? 海風。」
「あぁ。ただの貧血さ。な、健輔さん。」
「あぁ。だけど、一歩間違えたら大変なことに—」
「わかってますよ。そのくらい。」