「お兄ちゃんも行くよね!」 春奈は鬼道にキラキラ光線を発射した。もちろん鬼道はそれをよけきれなかった。 「い、いや……オレは……」 「お兄ちゃん!」 「……」 結局、鬼道も行くことになった。 「……。」 (もし……リリが……そいつが……いや、そんなのあり得ない……だが……もし……もし……『サクラ』だったら……)