二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 戦国BASARA、リレー小説〜飛び入り参加可!〜 ( No.10 )
日時: 2010/03/29 16:08
名前: ターフ ◆lrnC2c/ESk (ID: 3c0JYUg8)
参照: http://名前変えたよ★(元はトコ)

るりぃ>じゃあ僕は参話を。

まっこ>うん、また来てね。

第参話〜武田の若虎〜
彩葉と燕はすぐさま歩き始める。
彩「…燕?」
スタスタと早足で行ってしまう燕に話しかけるが返事が返ってこない。
理由は今日の朝の出来事。
燕は彩葉を見られずに赤い顔になりながら歩く。
俺は……何を………!!———。
クールである燕でも初めてである為、朝の出来事を思い出すたびに赤くなる。
彩葉はそれに気付かないまま無言で付いて行った。
そこに……———。
?「お団子が食べたいでござる、佐助ぇ!!」
?「ちょ…!旦那、甘味はまた後でって言ったでしょ!?」
後ろ髪を束ねてあり、紅の如く赤い武装をしている男とその保護者(?)に見える迷彩柄でため息をつけている男がいた。
燕「…?」
彩「どうしたの、燕?」
燕「……いや、何も」
その二人の声のうちどちらかの声を聞いたような気がした。
男の前を通り過ぎようとしたら……———。
?「あ!あの二人って…!」
迷彩柄の男はすぐさま昨日の事を思い出し、甲賀手裏剣を二人の元へ投げた。
燕は反射で気付いて撃ち落す。
燕「……行き成り攻撃するとは、な」
彩葉も何かを察知し日本刀を持って構えた。
?「…あんたらは昨日、見させてもらったからな」
彩「…見させてもらった?」
?「昨日、二人の戦いを見ていたからね。…凄い戦いだったけど」
苦笑して昨日の事を言う。
燕と彩葉は何を言っているのか気付いて、さらに構えた。
?「佐助、何をしているのだ?」
佐「真田の旦那、昨日言ってた二人だよ」
真田の旦那と言われた男は、二人を見て少し驚くがキッと睨みつける。
幸「某は、真田源次郎幸村!そなたたちの事は、昨日聞いたがやはりお館様の天下を獲る気でござったな!!」
燕「……何の事だ?」
知らない事を言われ、燕はさっぱり分からないように言ったが、どうやら聞いてくれないようだ。
幸「天覇絶槍!真田幸村、参る!!」
幸村という男は、二人の間をすぐさま詰めた。

つづく…。