二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 戦国BASARA、リレー小説「総大将は女子高生!」 ( No.102 )
- 日時: 2010/06/13 20:59
- 名前: るりぃ (ID: IGAMlEcf)
第十六話〜牢獄の四日目〜
牢獄生活、4日目の事。
佐「彩葉ちゃん、旦那が来たよ。」
佐助(って呼べって言われた。)がそんなことを言って来たので、鼻息を荒くして詰め寄った。
彩「何だと、佐助お前この野郎!衆道の気があるなんて予想してなかったよ!!相手は少年か!爺さんか!貫通済みか!?」
すると佐助は
佐「止めて彩葉ちゃん!俺様そんな気全くないから!あと女の子なんだから貫通とか言わないで!」
と言って叫んだ、何だ、違うのか、残念…
憎しみは消えてませんが、まあこんな感じにお話出来る位には大丈夫になりました。
好きキャラだったという贔屓があるからかね…多分。
別に一週間一人で牢屋にブチ込まれて話相手が佐助だけだったから情に流された訳じゃ、ないんだからぁぁぁああああ!
幸「…佐助。お主、この娘に随分気を許しているようだな」
彩「………わお、佐助。
旦那ってアンタのご主人様の事だったのかよ止めてくれよ。
アタシこの人が怒鳴ってきた時にトラウマが生まれそうになった位にビビッたんだから。
っていうかもう恐い。
失禁する。
っていうか失禁したい。」
アタシが真顔でまくし立てると佐助は
佐「しちゃ駄目でしょ!彩葉ちゃんアンタ本当に女の子なの?!」
と、オカン発言をしてきたので、笑顔で親指を立てて、こういった。
彩「股間に大砲は隠し持ってないよ。」
佐「止めてぇえええ!女の子の口からそんな言葉が出るなんて俺様明日から何を信じればいいの?!」
あらヤダ、佐助ったら綺麗にツッコミ入れるな。
よしよしバサラ世界のツッコミ総大将は佐助で決定だわな。
真田幸村はジッとアタシを見てる。
見られてる…!使用数が上位に食い込んでる真田幸村がこっち見てる…!嬉しい!でも恐い!
幸「……お館様から聞いた。
貴様があの雪山にあった様々な罠を仕掛けた者であると。
更にお館様を打ち負かした相手であると。」
真田幸村は怒りに燃えた目でアタシを見据え、そういった。
…………ヤベエ、絶対敵視されてる。
だってアタシの事『貴殿』じゃなくて『貴様』扱いだよ。
夢小説で散々見て呼ばれてぇえええ!と思ってた『貴殿』じゃない。
お前扱い!どんだけ!どんだけアンタ根に持ってんだよ!信玄公なんて負けた時スッキリした顔してたぞ!
もしかしてこれバサラキャラに嫌われるトリップ中!?
おおおぃぃいいいどうすんだこの状況ぉぉおおお!!
恐いよどうすんの少しは助けろよ佐助!
佐「ん、……アハー、ゴメン俺様ってば旦那の忍びだから無理」
視線で訴えてみれば、気付いた佐助。
でも無駄に良い笑顔で断るんじゃねーよこのオレンジヤロォォォォォオオオオオオオオオ!
アタシは心の中でそう叫んでから目の前の危機の打開策を考えた。
つづく…